12月5日日曜日に東京ドームで行われた首都大学野球連盟創立40周年記念プロアマ交流戦を友人に誘われて観戦してきました。会場となった東京ドームは内外野すべて自由席で入場料は1000円。バックネット裏も自由に座れるため、内野側1階席は6〜7割程度の入りでした。以外に入ったなという印象があります。
首都大学リーグは1部リーグが東海大、日体大、城西大、筑波大、帝京大、独協大の6校、2部リーグが武蔵大、東京経済大、大東文化大、明星大、成城大、玉川大、明治学院大の7校で構成されています。今回の交流戦は現役生の選抜チームとプロ野球選手のOBチームによる対戦で、プロ側のコーチもすべてOBです。世間では大学選抜の原貢全東海大監督と、OB側の原辰徳全読売監督の親子対決が話題になったようですが、はっきりいってそれはどうでもいいです。
OBチームに野手が9人しかおらず、どちらかといえば地味なメンバーなのですが、それでもプロのすごさを存分に味わうことができました。特に小田嶋や相川のパワーや平野や岡上の美技にはしびれた。スタメンは以下のとおりです。
プロ選抜 大学選抜
3鞘師 C 3落合(東海)
5丸山 S 6大西(日体)
9佐藤真 S 4村山(東海)
7小田嶋 YB 7大松(東海)
2里崎 M 3遠藤(城西)
8相川 合併 5松山(帝京)
6佐竹 楽天 8吉崎(大東)
4岡上 C 2後藤(東経)
1佐藤充 D D伊藤(独協)
P小笠原(日体)
試合は6回終了まで1対1の同点。投手戦となります。注目の大松は一安打で交代。遠めに見てもムキムキです。そしてなぜか目立ったのが熱烈な丸山ファン。たった一人で「かっとばせかっとばせまーるやま!」と大音声、チアガールなんて目じゃありません。しかもだんだん人数増えてるし。そのおかげか丸山は快打を連発、来期はぜひ1軍での活躍が見たいです。
ただプロ側は人数が足りない。野手9人じゃ代打も出せません。しかし、いたのです。プロ側の人数不足を補う隠しゲストが。
一人目はまずこの人。3回、投手佐藤充の代打で登場した横浜ユニフォームのおっさんは、なんと市川でした。市川といえば当然アレ。そう、ハーフスイング逃れのあれです。珍プレーで見たことありませんか?止めたバットをバトンのようにくるくると回すパフォーマンスです。久々に披露したバット芸に観客席からは歓声が上がります。実は生で見るのは初めてでした。ちょっと感動。
隠しゲストはこれで終わりません。小田嶋の満塁弾、相川の2ラン、丸山のタイムリーなどで大差がつくと8回裏からは読売の背番号123番が登板。そう、元横浜の森中です。引退したとはいえまだまだ130キロ台のストレートを投げられるのですから、復活できないわけじゃないと思います。さらに9回表には注目のビックゲスト原辰徳前監督が打席に登場。見事テキサスヒットで出塁すると、代走には元中日の石井。ごめんなさい。石井ってどんな選手だか知らないです。
大詰めの9回裏、マウンドには広島の80番、UFO投法の山内が上がります。その山内がどうもピリッとしない投球を続ける中、私はある異変に気づきました。園川とロッテ川井がキャッチボールをしているのですが、どうも園川が本気っぽいような。もしや…。
予感は的中します。山内1点を失い2死1,3塁のピンチを迎えたところで、それは起こりました。
ピッチャー山内に代わって園川。ああ、こんなことがあっていいのでしょうか。ロッテの左のエースといえば荘勝雄…じゃなかった、13失点完投負けの園川です。あの園川様です。当然スタンドからは地鳴りのような園川コールが!
起きませんでした。
「園川ー」と叫んだのは自分一人。何故だ!やはり大トリにも格ってものがあるのか。いやいやそんな馬鹿な。煩悶する私をよそに園川様は打者一人を空振り三振(ボールだったけど)に討ち取り試合終了。9対5でOB選抜が勝利しました。プロアマ交流戦は面白いですね。プロの技量のすごさがよくわかるし、意外な掘り出しもの選手にも出会えるし、また機会があればこういう試合も観戦してみようと思います。
試合の結果は次の通り。
交流試合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
プロ選抜 0 0 0 0 1 0 6 1 1 9
首都選抜 1 0 0 0 0 0 0 3 1 5
なお、この試合で出場した選手はこのようになっています。
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首都大学リーグは1部リーグが東海大、日体大、城西大、筑波大、帝京大、独協大の6校、2部リーグが武蔵大、東京経済大、大東文化大、明星大、成城大、玉川大、明治学院大の7校で構成されています。今回の交流戦は現役生の選抜チームとプロ野球選手のOBチームによる対戦で、プロ側のコーチもすべてOBです。世間では大学選抜の原貢全東海大監督と、OB側の原辰徳全読売監督の親子対決が話題になったようですが、はっきりいってそれはどうでもいいです。
OBチームに野手が9人しかおらず、どちらかといえば地味なメンバーなのですが、それでもプロのすごさを存分に味わうことができました。特に小田嶋や相川のパワーや平野や岡上の美技にはしびれた。スタメンは以下のとおりです。
プロ選抜 大学選抜
3鞘師 C 3落合(東海)
5丸山 S 6大西(日体)
9佐藤真 S 4村山(東海)
7小田嶋 YB 7大松(東海)
2里崎 M 3遠藤(城西)
8相川 合併 5松山(帝京)
6佐竹 楽天 8吉崎(大東)
4岡上 C 2後藤(東経)
1佐藤充 D D伊藤(独協)
P小笠原(日体)
試合は6回終了まで1対1の同点。投手戦となります。注目の大松は一安打で交代。遠めに見てもムキムキです。そしてなぜか目立ったのが熱烈な丸山ファン。たった一人で「かっとばせかっとばせまーるやま!」と大音声、チアガールなんて目じゃありません。しかもだんだん人数増えてるし。そのおかげか丸山は快打を連発、来期はぜひ1軍での活躍が見たいです。
ただプロ側は人数が足りない。野手9人じゃ代打も出せません。しかし、いたのです。プロ側の人数不足を補う隠しゲストが。
一人目はまずこの人。3回、投手佐藤充の代打で登場した横浜ユニフォームのおっさんは、なんと市川でした。市川といえば当然アレ。そう、ハーフスイング逃れのあれです。珍プレーで見たことありませんか?止めたバットをバトンのようにくるくると回すパフォーマンスです。久々に披露したバット芸に観客席からは歓声が上がります。実は生で見るのは初めてでした。ちょっと感動。
隠しゲストはこれで終わりません。小田嶋の満塁弾、相川の2ラン、丸山のタイムリーなどで大差がつくと8回裏からは読売の背番号123番が登板。そう、元横浜の森中です。引退したとはいえまだまだ130キロ台のストレートを投げられるのですから、復活できないわけじゃないと思います。さらに9回表には注目のビックゲスト原辰徳前監督が打席に登場。見事テキサスヒットで出塁すると、代走には元中日の石井。ごめんなさい。石井ってどんな選手だか知らないです。
大詰めの9回裏、マウンドには広島の80番、UFO投法の山内が上がります。その山内がどうもピリッとしない投球を続ける中、私はある異変に気づきました。園川とロッテ川井がキャッチボールをしているのですが、どうも園川が本気っぽいような。もしや…。
予感は的中します。山内1点を失い2死1,3塁のピンチを迎えたところで、それは起こりました。
園 川 降 臨
ピッチャー山内に代わって園川。ああ、こんなことがあっていいのでしょうか。ロッテの左のエースといえば荘勝雄…じゃなかった、13失点完投負けの園川です。あの園川様です。当然スタンドからは地鳴りのような園川コールが!
起きませんでした。
「園川ー」と叫んだのは自分一人。何故だ!やはり大トリにも格ってものがあるのか。いやいやそんな馬鹿な。煩悶する私をよそに園川様は打者一人を空振り三振(ボールだったけど)に討ち取り試合終了。9対5でOB選抜が勝利しました。プロアマ交流戦は面白いですね。プロの技量のすごさがよくわかるし、意外な掘り出しもの選手にも出会えるし、また機会があればこういう試合も観戦してみようと思います。
試合の結果は次の通り。
交流試合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
プロ選抜 0 0 0 0 1 0 6 1 1 9
首都選抜 1 0 0 0 0 0 0 3 1 5
なお、この試合で出場した選手はこのようになっています。
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〜プロ選抜〜
打者
3鞘師(東海・広島)→D→9
5丸山(武蔵・ヤクルト)
9佐藤真(東海・ヤクルト)→D
7小田嶋(東海・横浜)
2里崎(帝京・ロッテ)
8相川(東海・合併)
6佐竹(東海・楽天)→3→6
4岡上(東海・広島)→6 →H原(東海・元読売)→R長谷川(東海・元大洋→現巨人スカウト)→3石井(東海・中日)
1佐藤(日体・中日)→H市川(東海・元大洋)→R山本(帝京・巨人)→1久保(東海・巨人)→4平野(東海・合併)
投手
佐藤 充(右上:中・日体大OB) max145
久保 裕也(右上:巨・東海大OB) 145
小林 正人(左上:中・東海大OB) 133
森中 聖雄(左上:巨・東海大OB) 131
山内 泰幸(右上:広・日体大OB) 130
園川 一美(左上:ロ・日体大OB) 119
〜大学選抜〜
9落合(東海)→9大野(成城)
6大西(日体)→6小野(筑波)
4村山(東海)→4谷本(帝京)
7大松(東海)→7長畑(日体)
3遠藤(城西)→3石井(日体)
5松山(帝京)→5市川(城西)
8吉崎(大東)→8尾形(筑波)
2後藤(東経)→2菊地(東海)
D伊藤(獨協)→HD小林(東経)
投手
小笠原ユキオ(左上:日体大1日章学園) max134
渡辺 裕之(右上:東海大2東海大相模) 134
石川 剛(左上:城西大4山形中央) 134
谷野 大樹(右斜:筑波大4岡山城東) 136
上園 啓史(右上:武蔵大2東福岡) 138
下野 輝章(右上:日体大3東福岡) 136
古澤 翔(右上:城西大2甲府商) 137
辻原 司(右上:帝京大4金光大阪) 134
柏尾 諭(左上:明学大3山手学院) 126
榎本 亮太(右上:東経大4埼玉栄) 128
打者
3鞘師(東海・広島)→D→9
5丸山(武蔵・ヤクルト)
9佐藤真(東海・ヤクルト)→D
7小田嶋(東海・横浜)
2里崎(帝京・ロッテ)
8相川(東海・合併)
6佐竹(東海・楽天)→3→6
4岡上(東海・広島)→6 →H原(東海・元読売)→R長谷川(東海・元大洋→現巨人スカウト)→3石井(東海・中日)
1佐藤(日体・中日)→H市川(東海・元大洋)→R山本(帝京・巨人)→1久保(東海・巨人)→4平野(東海・合併)
投手
佐藤 充(右上:中・日体大OB) max145
久保 裕也(右上:巨・東海大OB) 145
小林 正人(左上:中・東海大OB) 133
森中 聖雄(左上:巨・東海大OB) 131
山内 泰幸(右上:広・日体大OB) 130
園川 一美(左上:ロ・日体大OB) 119
〜大学選抜〜
9落合(東海)→9大野(成城)
6大西(日体)→6小野(筑波)
4村山(東海)→4谷本(帝京)
7大松(東海)→7長畑(日体)
3遠藤(城西)→3石井(日体)
5松山(帝京)→5市川(城西)
8吉崎(大東)→8尾形(筑波)
2後藤(東経)→2菊地(東海)
D伊藤(獨協)→HD小林(東経)
投手
小笠原ユキオ(左上:日体大1日章学園) max134
渡辺 裕之(右上:東海大2東海大相模) 134
石川 剛(左上:城西大4山形中央) 134
谷野 大樹(右斜:筑波大4岡山城東) 136
上園 啓史(右上:武蔵大2東福岡) 138
下野 輝章(右上:日体大3東福岡) 136
古澤 翔(右上:城西大2甲府商) 137
辻原 司(右上:帝京大4金光大阪) 134
柏尾 諭(左上:明学大3山手学院) 126
榎本 亮太(右上:東経大4埼玉栄) 128




プロ選抜のMAX球速が投手交代のたびに目に見えて落ちていくという、野球のセオリーをまったく無視した展開にしびれそうです。
園川さんが、とどめを刺したんですね。
折れ線ブラフにしたら、最後の最後でドーンと落ちてます。