いよいよ後半戦スタート。ライオンズ2連戦で弾みをつけ、週末の首位決戦に臨みたいところです。
マリーンズは塀内、パスクチを抹消し、かわりにベニー、垣内を昇格させました。
やっとベニーが戻ってきましたよ。ベニーの穴は大きかった。ベニーの活躍次第で得点力は大分改善されるはずです。垣内は・・・、一心不乱の帳尻を。できないと今年限りかもしれませんからマジ頼みます。

試合は雨で30分遅れて開始。マリーンズ小野とライオンズ河原の投げ合いで進みます。小野は2回、和田のソロで1点を失いますがそれ以外は危なげなく抑え込み7回1失点。シュートとスライダーを生かし5安打8三振と素晴らしいピッチングを披露しました。
対する河原も粘りのピッチング。2回にはベニー、テレンコのヒットで2死1、2塁のチャンスを作りますがサブロー凡退で無得点。4回にはベニーのヒットと里崎の四球でまたもで2死1、2塁のチャンスを作りますが今度はテレンコがセカンドゴロ。チャンスは作るんですが得点を奪えません。

相変わらずつながらない打線ですが5回、ヒットで出塁した今江を1塁において1番小坂がライト前にぽとりと落とすヒットを放ちます。風で押し戻された打球はライトのかなり手前で急ブレーキ。その間に今江が3塁に進みました。
続くバッターは前の打席併殺の堀。しかしここは粘ります。カウント2-1から小坂が盗塁を決めると高めに甘く入ったボールを叩きます。打球はレフト線へ。ファウルか、フェアか、フェアなら同点だ!打球はライン上でバウンド、ぎりぎり入りフェアです。今江に続き小坂もホームイン。堀が見事タイムリーツーベースを放ち逆転に成功しました。さらに3番福浦もライト線にタイムリーを放ち3対1。残念ながら次のベニーが三振ゲッツーに倒れビッグイニングとはなりませんでしたが、今日の小野なら2点あれば充分です。結局河原はこの回で降板。好投していたものの、堀への1球に泣きました。

2番手で登板したのは三井。防御率6点台ですから炎上が期待されましたがこれがまた素晴らしいピッチングでした。特に6回のテレンコなどは打てる気配がなかった。2球見逃してあっさり追い込まれるとキャッチャーが返球してから怒りのフルスイング。そして1球ファールのあと豪快に空振り三振。バットにヘルメットにバッティンググローブまで投げ捨てて天を仰ぐテレンコ。相当フラストレーションがたまっています。立ち尽くすテレンコを横目に悠々とベンチに戻る三井は続く7階も三者凡退に抑えなんと2回打者6人無安打4三振とマリーンズの行け行けムードを完全に消してしまいます。これで三井の対マリーンズの防御率は1.42。トータルでは5.57なのにこの鴎キラーぶりはなんでしょう。きっと初様を出さないからこうなったのです。石川県民の期待に答え、代打初様を降臨させるべきでしたね。スタンドの「ボールくださーい」の大合唱の中、「メガネー、メガネー!」と叫んでいた声を私は聞き逃しませんでしたよ。

三井に抑えられたマリーンズは逃げ切り体制。8回からは薮田を投入です。しかし先頭の大島のフライを小坂捕球体勢に入るも落下点を行き過ぎて落球してしまいます。記録はヒット。相当風に流されました。嫌なムードが漂いますが続く赤田がセカンドゴロ。堀が軽快なバックトスで2塁に送りゲッツーに仕留めます。結局この回無得点。8回裏は正津に三者凡退で最終回となりました。

マウンドはコバスコ。今日はどうでしょう。
150km/h台の速球を立て続けに投げ込みますが、なにやらボール先行。ややスコのようですね。
先頭のカブレラ、何とか追い込んで7球目は内野フライ。討ち取ったか、に見えました。
しかし、西岡落球!なんてこった。これも相当風に流されたようです。一度一塁線に向かって走り、あわてて急カーブして前進したものの間に合いませんでした。これは西岡を責められません。ファーストのフランコが動かなければ普通にファーストフライで捕球できる位置に落ちたのですが、当のテレンコがなぜかファールグラウンドに猛ダッシュしてたため惑わされたようです。ヒットとなりましたが、数字には残らないテレンコ守備です。

続く和田は討ち取って1アウトとしますが、続く石井義人に三遊間を抜けようかというゴロを打たれます。ここで小坂ダイビングキャッチを敢行!見事捕球に成功しますがなんとセカンド悪送球。ボールがライトを点々とする間にカブレラホームインで一点差。打った石井も3塁まで進み一打同点の大ピンチとなってしまいました。

調子が悪くないのにこの劇場。コバスコには劇場の神様が憑いているのでしょうか。1死三塁で打者高木浩。外野に飛べば同点です。ここは三振しかない!なのになんでボール球を2球も放るのか。しっかりしてくれ!お願いだから。

そして3球目。鋭い打球音が球場にこだまします。無情にも打球はセンターへ。どうやら浅めのセンターフライですが、センターは肩を壊した大塚です。打球が飛んだ瞬間、おそらく誰もが延長を覚悟したでしょう。

しかし、大塚は諦めませんでした。捕球直前で助走体勢に入ると、そのまま渾身のバックホーム。中継に入った西岡がマウンドで前でワンバウンドした送球をすばやく拾い、振り向きざまホームに返球します。タイミングは微妙ですが、里崎の好ブロックが勝りました。石井本塁タッチアウトで見事試合終了。小野に6月1日以来の勝ち星がつきました。
これは見事なプレーです。諦めなかった大塚はもちろん、すばやくカットに入り、しかもランナーのすぐ近くに好返球を決めた西岡、そして里崎の好ブロック。石井の足が遅かったのも幸いしました。ライン一杯に落ちた逆転タイムリーといい、どうやら少しずつツキが戻ってきたようです。呼び戻したのは紛れもなく小野の好投ですね。それぐらいテンポの良い素晴らしいピッチングでした。

明日はいよいよ加藤康介が帰ってきます。イースタンで完全試合を達成しながら出番に恵まれなかった康介。しかし相手は松坂です。復帰初戦が酷な舞台となってしまいました。ですが、もしここで勝てればマリーンズは波に乗れる。そんな気がします。勝利を引き寄せる粘り強いピッチングを期待しましょう。

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