9月にはあるまじきマリーンズの大敗。ずるずると自滅していく様をはらわたが煮えくり返る思いで見つめていたのは、どうやらファンだけではなかったようです。
井上純。
マリーンズにテスト入団した2003年。前半戦出遅れながら、後半戦で鬼神のようにヒットを量産し3番打者として君臨した男。怒涛の帳尻でチームを最下位から4位まで引き上げたその活躍は堀やサブローと共に帳尻四天王と並び称されたものです。
9月のマリーンズは最強のはずなのに、この体たらくはいったいなんだ。途中出場した井上純はその怒りをバットに込めました。
堀よ、サブローよ、フランコよ、福浦よ思い出せ。自分達が何者なのか。そして自分達が9月に何をすべきなのか。
井上純が放った帳尻ソロアーチは勝敗に何の影響もありませんでした。
しかし、その一撃はマリーンズの帳尻戦士達の魂を確かに揺さぶったのです。
そう、俺達秋の最強マリーンズ。相手にとって勝ちたい試合?なら負かしたる。
そして日曜日。台風の通過が予想されながら、初芝結界の発動により試合開始直前にぴたりと雨の上がったフルキャスト宮城スタジアムで、我々は怒涛の帳尻旋風に遭遇することになりました。20安打で11点。逆転されようが突き放されようが関係なし。追いすがる楽天を振り切って見事勝利を飾りました。
先発は10勝目を狙う岩隈と加藤康介。どう見てもマリーンズにとって不利な対戦です。しかし、そんな不安を振り払うかのように初回サブローが先制ツーラン。このまま行ってくれるかと思ったんですが康介がピリッとしません。鷹野と酒井のソロで追いつかれ、さらに4回から登板した小宮山と神田も打たれて2対4と逆転されてしまいます。5回連打で1点を返すものの5回裏に山崎のホームランで再び2点差。負けゲームの気配が漂い始めます。しかし、帳尻戦士達の逆襲はここから始まります。7回裏にサブローのタイムリーで1点差、さらに里崎のタイムリーで同点に追いつくと、8回にはフランコとスンヨプのタイムリーで一挙4点。8回裏にロペスのホームランなどで9対8と1点差に詰め寄られますが、9回表に小山の暴投と福浦の犠牲フライで2点を追加、11対8としほぼ勝負を決めました。最終回に登板したコバスコが2死1、3塁のピンチを招きますがこんなもの劇場でも何でもありません。大島をきっちりショートゴロに仕留めて試合終了。なんだかんだでランナーを出していますが今日はスライダーが切れていましたしワンバウンドもありませんでした。なによりピンチの場面で映し出されたコバスコの顔が平然としているので逆に勝利を確信したぐらいです。
いやー危ない試合でしたが終わってみれば帳尻大爆発ですね。小坂4安打、堀が代打で安打、福浦が3安打1打点、フランコが4安打4打点。3試合連続のスタメンとなった初芝様も初回ヒットを放っています。やっぱりこの時期頼れるのは人智を超えた帳尻パワー。3試合連続の初芝様スタメンといい純昇格といい垣内昇格といいついにボビーが帳尻パワーの威力を認めたとしか思えません。いいことです。プレーオフを勝ち抜くには帳尻パワーが不可欠ですからね。ただ残念のは3回の初芝様。二死満塁のチャンスで凡退していますが、あれも「らしい」といえばらしいです。
そして中盤をきっちり抑えた小野が10勝目。これで渡辺俊、小林宏、清水、セラフィニ、 久保に続き10勝投手が6人となりました。プロ野球史上3度目の快挙です。 中継ぎとしての小野の安定した投球は本当に頼りになりますね。ただ、安定しているのが小野一人では心配です。高木はそれなりに投げてくれていますけども、藤田と薮田が失点してますし、今日だって同点の場面で小宮山、神田と捨て試合のような継投をせざるを得ませんでした。ヤマケンが抜けた穴の大きさが分かります。早く戻ってきて欲しいです。
試合終了後のセレモニーではマリーンズファンから始まったタオコールが球場全体に広がっていました。しかし田尾監督が涙ぐみながら歓声に応える中、球団から田尾監督の解任が発表。残念ながら田尾監督は今季限りとなってしまいました。そしてもう一つ残念なことに、ホークスが勝ったことにより同率首位の可能性が完全に消え、マリーンズの2位が確定しました。残り2試合。何とか1勝してアドバンテージ回避を頼みます。
ニッカン式スコア
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井上純。
マリーンズにテスト入団した2003年。前半戦出遅れながら、後半戦で鬼神のようにヒットを量産し3番打者として君臨した男。怒涛の帳尻でチームを最下位から4位まで引き上げたその活躍は堀やサブローと共に帳尻四天王と並び称されたものです。
9月のマリーンズは最強のはずなのに、この体たらくはいったいなんだ。途中出場した井上純はその怒りをバットに込めました。
堀よ、サブローよ、フランコよ、福浦よ思い出せ。自分達が何者なのか。そして自分達が9月に何をすべきなのか。
井上純が放った帳尻ソロアーチは勝敗に何の影響もありませんでした。
しかし、その一撃はマリーンズの帳尻戦士達の魂を確かに揺さぶったのです。
そう、俺達秋の最強マリーンズ。相手にとって勝ちたい試合?なら負かしたる。
そして日曜日。台風の通過が予想されながら、初芝結界の発動により試合開始直前にぴたりと雨の上がったフルキャスト宮城スタジアムで、我々は怒涛の帳尻旋風に遭遇することになりました。20安打で11点。逆転されようが突き放されようが関係なし。追いすがる楽天を振り切って見事勝利を飾りました。
先発は10勝目を狙う岩隈と加藤康介。どう見てもマリーンズにとって不利な対戦です。しかし、そんな不安を振り払うかのように初回サブローが先制ツーラン。このまま行ってくれるかと思ったんですが康介がピリッとしません。鷹野と酒井のソロで追いつかれ、さらに4回から登板した小宮山と神田も打たれて2対4と逆転されてしまいます。5回連打で1点を返すものの5回裏に山崎のホームランで再び2点差。負けゲームの気配が漂い始めます。しかし、帳尻戦士達の逆襲はここから始まります。7回裏にサブローのタイムリーで1点差、さらに里崎のタイムリーで同点に追いつくと、8回にはフランコとスンヨプのタイムリーで一挙4点。8回裏にロペスのホームランなどで9対8と1点差に詰め寄られますが、9回表に小山の暴投と福浦の犠牲フライで2点を追加、11対8としほぼ勝負を決めました。最終回に登板したコバスコが2死1、3塁のピンチを招きますがこんなもの劇場でも何でもありません。大島をきっちりショートゴロに仕留めて試合終了。なんだかんだでランナーを出していますが今日はスライダーが切れていましたしワンバウンドもありませんでした。なによりピンチの場面で映し出されたコバスコの顔が平然としているので逆に勝利を確信したぐらいです。
いやー危ない試合でしたが終わってみれば帳尻大爆発ですね。小坂4安打、堀が代打で安打、福浦が3安打1打点、フランコが4安打4打点。3試合連続のスタメンとなった初芝様も初回ヒットを放っています。やっぱりこの時期頼れるのは人智を超えた帳尻パワー。3試合連続の初芝様スタメンといい純昇格といい垣内昇格といいついにボビーが帳尻パワーの威力を認めたとしか思えません。いいことです。プレーオフを勝ち抜くには帳尻パワーが不可欠ですからね。ただ残念のは3回の初芝様。二死満塁のチャンスで凡退していますが、あれも「らしい」といえばらしいです。
そして中盤をきっちり抑えた小野が10勝目。これで渡辺俊、小林宏、清水、セラフィニ、 久保に続き10勝投手が6人となりました。プロ野球史上3度目の快挙です。 中継ぎとしての小野の安定した投球は本当に頼りになりますね。ただ、安定しているのが小野一人では心配です。高木はそれなりに投げてくれていますけども、藤田と薮田が失点してますし、今日だって同点の場面で小宮山、神田と捨て試合のような継投をせざるを得ませんでした。ヤマケンが抜けた穴の大きさが分かります。早く戻ってきて欲しいです。
試合終了後のセレモニーではマリーンズファンから始まったタオコールが球場全体に広がっていました。しかし田尾監督が涙ぐみながら歓声に応える中、球団から田尾監督の解任が発表。残念ながら田尾監督は今季限りとなってしまいました。そしてもう一つ残念なことに、ホークスが勝ったことにより同率首位の可能性が完全に消え、マリーンズの2位が確定しました。残り2試合。何とか1勝してアドバンテージ回避を頼みます。
ニッカン式スコア
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球場に「田尾コール」が響かせる事が出来たと思ってます。
シャイな仙台人だけでは一致団結してなんでとても出来なかったと思いますし。
マリサポは本当にタフでカッコいいですね。
有難うございました。