
近づいてきました。
いくら手を伸ばしても届かなかった栄光が、確実に近づいてきました。
プレーオフ第1ステージ第2戦。我らがマリーンズは磐石の守りと粘り強い攻撃で西武を撃破。
2連勝という最高のかたちでプレーオフ第2ステージ進出を決めました。
残念ながら天気は雨。しかし試合の開催、そしてマリーンズの勝利を信じ、点呼開始時刻の9時前には大勢のファンが押しかけました。
そしてファンの願いが通じたか開場後に初芝結界が発動。見事試合前には雨が止み、無事試合が始まります。
先発はコバヒロと西口。
コバヒロはスライダーやフォークが落ちまくり西武のバッターをを次々と打ち取っていきます。
そして今日も守備が素晴らしい。まず初回には小坂が難しい三遊間のゴロを当たり前のようにさばいてチェンジ。一見普通のプレーですが普通のショートにはまず取れません。これには今日スタメンを外れた西岡もびっくり。ベンチで「すげえ!」と叫びながら驚いている姿がビジョンに映し出されていました。また今日は今江が素晴らしかった、外野に抜けようかという打球を再三の好捕すれば、ボテボテの進塁打となりそうなゴロを打たれてもあわてて捕らずにファールになるのを待つなど落ち着いたプレーを見せました。そうかと思えばファウルフライを転びながら捕球するなど初芝神の後継者ぶりもしっかりアピールしていました。さらに福浦もライン上に転がった送りバントをじっくり見極めファールにしていました。あわてて捕球していればピンチが広がっただけにこれもまた好プレーです。
打っては初回。今日西岡に代わってスタメン1番の小坂がいきなりスリーベースで出塁すると、2番堀がきっちり犠牲フライを打ち上げ先制。これで一気に楽になりました。今日は西口の調子も良くその後は0行進が続きます。しかし6回、1アウトからサブローがヒットで出塁し、バッターは昨日のヒーローフランコ。ここまで2打席凡退中のテレンコはこの打席もセカンドゴロ。ここまでは予想できました。しかしマリーンズの勢いを象徴するのはここからです。ゲッツーかと思いきやあらかじめサブローがスタートを切っていたためセカンドはセーフ。そして2死2塁となって6番ベニーがツースリーと追い込まれてからしぶとくセンター前ヒット、自動スタートをきっていたサブローが一気に生還して待望の追加点が入ります。さらに7番スンヨプが追い込まれてからセンターの左へ流し打つという普段ならありえないようなバッティングでチャンスを広げ、今江のタイムリーで3点目。今日のコバヒロの出来ならほぼ勝利を決定付けたようなものです。スンヨプにあんな技有りのヒットが打てるとは思いませんでした。これで流し打ちをマスターしてもらえれば来年はさらに期待できそうです。
7回。マリーンズのラッキーセブン。スタジアム全体でWe Love Marinesを大合唱、白い風船がいっせいに上がりました。そして大型ビジョンに川崎時代のロッテオリオンズ応援団の旗が大写しにされると、スタンドからは「おおーっ」と大歓声。ジーンと来ましたね。31年分のつながれてきた思いが、すこしづづ近づいているのです。スタンドはますます盛り上がってきました。
7回終わって3対0。コバヒロの前になすすべなく凡退を重ねたライオンズが意地を見せたのは8回。おかわり中村がソロアーチをマリーンズファンで埋まるライトに叩き込み1点を返します。なおも野田に打たれて2死1塁としたところでコバヒロは降板。7回2/3を投げて4安打9奪三振1失点という堂々たるピッチングでした。代わって出てきたのは藤田。代打後藤をきっちり三振に斬って取りチャンスを作らせません。西武の「ひょっとしたらいけるかも」というムードを完全につぶした藤田もまた、今日の隠れたヒーローでしょう。
そして9回。盛り上がるマリーンズファンの大歓声を背に受けてコバマサ登場。今日という今日は頼みます!
投球練習のさなか、応援団が内野応援席までやってきました。試合終了後に各自持参した紙ふぶきをまいてほしいとのこと。まだ作ってないので古新聞を破き始めました。どうせスコるから終了までには間に合うだろう、と思っていたら・・・。
佐藤友 ショートゴロ
おや?
貝塚 ファーストゴロ
あれあれ?打たれないぞ。これは急がなくては。
そして最終打者。和田 ショートゴロ。
来た!歓喜の瞬間。紙ふぶきをまき、周りのファンとハイタッチをかわし、勝利の雄たけびをあげました。
いったいどうなっているんでしょう。三者凡退です。確かに最近になってよくなってきたと思ったら三者凡退なんて。
でも「たまには仕事しないとね」なんて言わないでいつも仕事してください。まず福岡、そして甲子園では頼みます。
というわけでプレーオフ第一ステージを制したマリーンズは、福岡でホークスと激突します。正直この2連戦では内野守備の差がずいぶん出たような気がします。昨日だって中島が球を握りなおさずにきちんとアウトにしていれば負けていた可能性もありますからね。小坂、西岡、そして福浦。見事です。そして打線。昨日今日と粘りを見せました。西武とのマリン最終戦ではずいぶんあっさりした攻撃でフライを量産していましたが、今日はその反省を見事に生かしてくれました。
勝って本当に良かったです。ですがまだ、これで終わりではありません。マリーンズは栄光への道をまだ踏み出したばかりです。これから第二ステージが、日本シリーズが待っています。プレーオフの開始前、ボビーは選手たちに言いました。
「初芝を、引退を発表してからもっとも長くプレーした選手にしてあげようじゃないか!」
そうです。初芝伝説はまだ終わらないのです。初様の胴上げという最高のフィナーレに向かって、ファンも選手も監督も突き進むのみ。
いざ!福岡へ。
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この二人がテレビ番組で特集されるとは、時代は変わったものです・・・。