海浜幕張に日本シリーズ用のポスターが掲示されています。
「応援よろしくお願いします」という紋切り型ではなく、ファンの魂に訴えかける素晴らしい文章です。


新しい歴史は千葉から始まる

「プロ野球崩壊の年」と言われた。それでも、僕らには熱い風が吹いていた。
千葉マリンスタジアム年間観客動員数、過去最高。
新しい歴史は、ここ千葉から始まる。


僕たちは日本で一番幸福な野球選手だ

ひしめくスタンド。地鳴りの歓声。最高のチームメイト。頼もしいスタッフ。
美しいグランド。そして最高のライバル。
僕たちはいま、日本でいちばん幸福な野球選手だ。


数年前は遠い夢だった

数年前は、遠い夢だった。
今年の春、希望のある夢になった。
夏、それは手の届く夢に変わり、今、夢から現実に変わろうとしている。
絶対に逃がしてたまるか。


チャンピオンフラッグを掲げてみせる

肌寒い日も、陽射しの照りつける夏も、小雨の降る夜も、つむじ風の日も、スタジアムに通ってくれたあなたのために。
でっかいチャンピオンフラッグを、きっと、マリンにかかげてみせる。


あなた達こそ、僕たちの誇りだ

「俺たちの誇り」 あなたたちは僕らを、そう歌う。
ファインプレーには熱く、つまらぬミスには厳しく、鼓舞しつづけてくれる。
あなたたちこそ、僕たちの誇りだ。
ともに、美酒に酔おう。


最後に一つ、お願いがある。

最後にひとつ、お願いがある。
あと4勝、ありったけの声援で僕たちを支えてくれ。
ノドを潰す覚悟で、スタジアムに来てくれ。
すべてのプレーを、僕たちと一緒に戦ってくれ。


日本シリーズ


どんなに弱くても応援し続けた、俺達の誇り千葉ロッテマリーンズ。
勝てなかった。チームが消滅しかけた。それでも、ファンは信じ続けました。
長い年月を経て、やっとチャンスを掴んだのです。

今年こそ、マリーンズに栄光を。
初芝様に、最初で最後の栄冠を。
初芝様に、最後の胴上げを。