
国内は制した。次はアジアだ。
千葉ロッテマリーンズこと初芝JAPAN。韓国代表三星ライオンズ、台湾代表興農ブルズ、そして中国代表チャイナスターズが東京ドームに集結。今日から4日間行われるアジアシリーズで東亜一の栄誉を争います。
その記念すべき一日目。我らが初芝JAPANは韓国代表三星ライオンズを6対2で下し見事初戦を飾りました。明日の興農ベアーズに勝てば決勝進出決定です。
事前の告知不足もなんのその。今日の東京ドームは平日にもかかわらず27,305人もの観客で埋まりました。ライトもレフトもマリーンズファンでいっぱいです。自分が到着した6時30分ごろの時点ですでに外野は満席で、内野2階席に回りました。2階もかなり埋まっていましたし、平日のハム戦より混んでいたと思います。またなぜかライト中央の最前列に虎の着ぐるみに身を包んだ阪神ファンが陣取ってました。
一方の三星ライオンズ応援団は内野席に集結。マスコットありチアガールありとにぎやかです。チアガールがみんなロングヘアなのは何かそういう伝統があるんでしょうか。
さて、試合です。
初芝JAPANはスンヨプがファーストに回った関係で指名打者に橋本を入れる本気オーダー。
早速初回から立ち上がり不安定な三星先発のバルガスを攻めます。この人元中日です。先頭西岡がいきなり三塁打を放つと、今江、サブローのタイムリー、スンヨプの犠牲フライで一挙3点。さらに4回には橋本がライトにソロアーチ、5回にはワイルドピッチと犠牲フライで2点を追加し6対0と初芝JAPANが大量リードを奪います。
しかし5回以降コバヒロが打たれだします。6回には2点を失いますが7回から小野にスイッチ。三星に行きかけた流れを止めます。このあとは藤田、薮田、コバマサとシーズンさながらの継投で三星打線を封じ込め6対2で勝利。コバマサはワイルドピッチ1回のみで三者凡退。別人です。
今日は打撃と投手に問題はありませんでしたが、守備面ではほころびが少々。
西岡がショートゴロをはじいてエラーにしたほか、ベニーが送球にもたついたりボールをこぼしたりカバーが遅かったりとテレンコテレンコしていました。まったく打てませんでしたしこの寒さじゃ動けないんでしょう。ハワイで冬眠させてあげたほうがいいような気がします。竹原が代打で出てきましたけど、鋭い打球を飛ばしていましたしそろそろヒットが出そうですよ。
三星は6回以降中継ぎ投手を5人つぎ込んでマリーンズを0点に抑えたのですが追いつくことができません。ヒットでランナーは出すのですが、うまく進められなかったり、肝心なところで併殺打が飛び出したりとうまくつなげなかった様子。ただバルガス以外の投手は良かったです。特に右のサイドスローのピッチャーとソックスが初芝スタイルな投手が良かったと思います。みんな変化球を丁寧に投げ込んでくる印象を受けました。
初芝スタイルといえば三星の1番サードのチョ・ドンチャンも見事なまでにソックスをたくし上げていました。シュアなバッティングをするし、足は速いし、守備もいいです。チャンスで6−4−3のゲッツーを放ってしまうあたりもHATSUSHIBAを感じさせます。まだ若いし将来が楽しみなバッターですね。
それにしてもこの時期に野球が見られるってなんてすばらしいんでしょう。明日も楽しみです。
それでは、今日の様子を写真でどうぞ。
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ライト側。マリーンズファンでいっぱい・・・、なのですが黄色い人たちがいます。

レフト側、こちらもマリーンズファンで埋まっています。

ライトの阪神ファン。虎の着ぐるみですね。

マー君とリーンちゃん。それにエムスプラッシュが来てました。

三星応援団。

応援団長とチアガール。団長踊りがうまいです。

初芝スタイル。このサードのチョ・ドンチャンはなかなか守備がうまいです。
気になって夜も眠れません。
初様との競演も見たかったなぁ。