決勝スコア

4日間にわたって行われたアジアシリーズもいよいよ決勝戦を残すのみ。
我らの初芝JAPANがアジアナンバー1の座をかけて三星ライオンズと対戦します。

最後の大一番とあって東京ドームは凄い人でした。8時前にライト入場口の25番ゲートに並んだのですが、ライトに入れず隣の1階内野自由席へ。どうやら昼過ぎにはレフト側も満席となったらしく、開場前には2階席の入口にも長蛇の列ができてました。マリーンズの試合でこれだけの人が押し寄せるなんて、ほんの数年前には考えられないことでした。白く染まった外野席を見ていると感慨深いものがあります。

開会セレモニーと、張本氏による始球式を終え、いよいよ試合開始です。
マリーンズの先発は渡辺俊介。初回、先頭のパク・ハンイにセンターオーバーのツーベースヒットを打たれてしまいます。ここでセカンド塀内のベースカバーが遅れ、あわてて1塁スンヨプがカバーに走っていました。いきなりのピンチですが続くカン・ドンウのバントがピッチャー前に転がりサードフォースアウト、その後は3番ヤン・ジョンヒョクにセンター前に打たれて2死2、3塁とされるものの、5番キム・デイクをサードゴロに打ち取り何とか無失点で切り抜けました。

対する三星ライオンズの先発はエース、ペ・ヨンス。いきなり西岡がセンターオーバーのツーベースを放ちます。今日のペ・ヨンスは立ち上がり制球に苦しみ今江死球、サブローフォアボールで1死満塁。ここでフランコがきっちり犠牲フライを放ち先制成功!さらにベニーフォアボールで2死満塁となりますが、橋本はセンターフライに倒れチェンジ。コントロールが定まらないうちに畳み掛けたいところだったんですが、残念ながら1点どまりとなりました。スンヨプに打って欲しかったのですが、ちょっと力みすぎです。今日ノーヒット。なんで3番に入れたのかよく分かりません。

2回は両チーム無得点。しかしセカンド塀内がファースト悪送球をやらかしています。守備の乱れがちょっと心配です。
試合が動き出したのは3回です。三星が4番キム・ハンスのライト前タイムリーヒットで同点、追いつかれてしまいました。しかしその直後の3回裏、今江のヒットとフランコのライト線を破るツーベースヒットなどで2死2、3塁のチャンス。ここでアジアシリーズ絶好調のベニーがレフト前に2点タイムリーを放ち3対1。勝ち越しに成功しました。

4回。サードの守備が今江から渡辺正人に代わります。3回のフランコのツーベースの時にホームに突っ込まなかったのを見ておかしいと思ったのですが案の定どこか痛めていたようです。ただデットボールの後遺症ではなく、初回の守備で足を痛めていたらしいですね。
その渡辺正人。明らかに緊張していたようでサードゴロをお手玉しヒットにしてしまいます。しかし正人の緊張をほぐしたのはボビー、「楽しんでプレーしなさい」と声をかけられリラックスした正人は2死1塁で迎えた打席で見事ホームラン。渡辺正人は西岡に盗塁ストップのサインが出ていたのを見てストレートを狙い打ったとのこと。もともと正人はただの守備の人ではなく、2003年に160打席で7本のホームランを打っていることが示すように一発もあるのです。それを踏まえてストレートを狙い打たせたボビー采配はさすがとしか言いようがありません。とにかくこれで5対1、点差は4点となりました。

5回からは両チーム0行進が続きます。三星は5回からアン・ジマン、カン・ヨンシク、クォン・オジュン、オ・スンファンと小刻みな継投でマリーンズに追加点を許しません。やはりこのチームの投手はいいです。特にクォン・オジュンとオ・スンファンは韓国で「KOパンチ」と呼ばれるそれこそリーグを代表する抑え投手なんだそうですね。マリーンズはサイドスローから剛球を投げ込むクォンの前に三者連続三振。ちょっと打てそうにありませんでした。

マリーンズの俊介は6回で降板。今日の俊介は序盤調子があまり良くないことに加え、審判が普段ならストライクであろう低目と外角を取らないため、かなり苦しいピッチングでした。また三星側は試合開始前に打撃投手がアンダーで投げていましたし、試合中もコンパクトなスイングでセンターから右を抜く打撃を徹底していました。6回を投げ8安打と言う数字がいかに三星が俊介を研究してきたかを示していると思います。
しかしマリーンズにはこの人たちがいる。7回は藤田、8回は薮田が三星を0点に押さえ、ついに最終回を迎えます。マウンドは当然この人。幕張の防波堤、小林雅英です。今年1年を締めくくるべく、満を持してマウンドに向かいます。

4点差。
勝てば優勝。
先発は渡辺俊介。

なんか見たことがあるぞこのシチュエーション。

先頭のチン・カブヨンこそ三振に打ち取りますが、次のパク・ソミンの打球をサードの渡辺正人が後逸しレフト前ヒット。しかも中継が乱れて1死2塁。さらに1番パク・ハンイがセンター前にタイムリーを放ち2塁ランナー帰って1点を返されます。これで5対2。

始まったー!燃え納め!

しかも続く2番キム・ジョンフンの放ったセカンドゴロは2塁ベース手前でバウンドが変わり内野安打。1死1、2塁、大ピンチです。3番ヤン・ジュンヒョクはなんとか三振に打ち取りますが、4番キムハンスにやられた!またもセンターに打球が抜けタイムリーヒット。5対3、なおも2死1、2塁。一打同点、ホームランなら逆転ですよ。最後だからって劇場にも程がある。もう勘弁してください。
盛り上がる三星応援団。三星ベンチは総立ち。マリーンズ大ピンチの場面で迎えるは5番、キム・デイク。フルカウントまでもつれますが、なんとか三振にしとめ試合終了。マリーンズがアジアシリーズを制し初代アジアチャンプの称号を手に入れました。MVPはベニー。シーズン終盤はあまり活躍できませんでしたが、来年に向けて最良の終わり方ができましたね。
そしてコバスコ。もうこの人には参りました。試合終了時の瞬間最高視聴率は28.3%にまで達したとか。最後までチャンネルを変えさせない盛り上げっぷりはさすがアジアの劇場王。多くの皆さんにスコッぷりを楽しんでいただけたようでなによりですが、来年が怖いです。

とにかくこれでマリーンズは全日程を終了。今年は本当にマリーンズの年でした。交流戦王者、パリーグ制覇、日本一、イースタンリーグ優勝、ファーム選手権優勝、そしてアジア王者。なんとマリーンズが6冠を制したのであります。シーズン前に誰がこの結果を予想したでしょう。それにまさかマリーンズの胴上げを3回もこの目で見られるとは思いませんでした。このチームのファンでよかった。本当にありがとうございました。

最後に、今日の模様を写真でご覧ください。優勝の瞬間は別エントリでどうぞ。

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マスコット勢ぞろい
マスコット勢ぞろい。

三星ベンチに挨拶するマー君たち
三星ベンチに挨拶をするマー君とリーンちゃん。

追いかけっこ
追いかけっこ。

白く染まった外野席

1塁側二階席

3塁側2階席

マリーンズファンで埋まる2階席

1塁側2階席
マリーンズの試合でこんなに東京ドームが埋まるなんて。感無量です。

タオルを掲げる01

タオルを掲げる02

レフトでは黄色いタオルが混じる

2階でもタオルを掲げる
タオルを掲げる。

三星応援団01

三星応援団02

三星応援団03
三星応援団。

韓国のHATSUSHIBAが走る
韓国のHATSUSHIBA走る!