このほど発表された２００５年日経ＭＪヒット商品番付に、今年３１年ぶりの日本一を決めたマリーンズが選ばれています。
横綱のiPod、大関のクールビズ、株式ネット取引口座、関脇の愛知（空港・地球博、ＨＤＤレコーダー、液晶テレビ、無敗の三冠馬ディープインパクト、小結のセキリティ便、震災時帰宅支援マップに続き、前頭として堂々のランクインです。「バレンタイン監督の采配、ファンの応援に注目」というコメントがついてますね。他にものどごし＜生＞、ヨガ、スチームオーブン、レクサス、消臭スプレー、ＬＯＨＡＳなどが前頭としてランキングされてます。

正直知らないのもありますよ。スチームオーブンって何ですか？ロハスって誰ですか？どこかの新外国人ですか？右打ちですか？レフトは守れますか？また帰宅支援マップやセキュリティ便より下っていうのもよく分からないのですが、それでもマリーンズがかなりのムーブメントを巻き起こしたのは間違いありません。野球にあまり関心のない人にも千葉ロッテマリーンズの名が認知されたのは非常に大きいですね。今まで不人気パリーグの片隅で誰にも注目されずにひっそりと消化試合やってたわけですから、これはもう大躍進です。ファンの数は確実に増えるでしょう。来年は今年の快進撃で獲得したファンをどうやって繋ぎ止めるかが課題になります。９８年に横浜が優勝した時は横浜ファンが激増して、それこそみんなして「権藤権藤雨権藤」なんて言ってたのに、ちょっと弱くなると潮が引くようにいなくなってしまいました。マリーンズは同じ轍を踏まないで欲しい。マリーンズの強さ、ではなくマリーンズそのものに魅力を感じるファンを増やしていって欲しいと思います。
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