初芝監督インタビュー

ちょっと古い話で恐縮ですが、昨年末福岡で「NPB12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP」が行われました。プロ野球12球団が小学5、6年生を中心にジュニアチームを編成して、トーナメント戦を行う傍ら、各球団OB選手とアマチュア指導者とが協力し、監督、コーチとして指導するというものです。我らがマリーンズジュニアチームの監督は誰あろう、このお方だったんです。

いまや全国区のファンタジスタ。初芝 清GOD!

先日深夜に放送されていたスカパーの再放送を見たのですが、本当に初芝監督が采配を振るってますよ。
塁に出たら盗塁仕掛けるし、手堅くバントで点をとりに行くし、チャンスで6−4−3がデフォだったご本人のプレイスタイルからはかけ離れています。緻密で、大胆で、えげつない。


・・・名監督じゃないですか。

ああ聞こえてきますよ黄金時代の足音が。ロッテなのにどうしましょう。

残念ながらマリーンズジュニアチームは決勝でスワローズジュニアに負けてしまいましたけど、同点で迎えた最終回。一打サヨナラ負けの場面で相手のバッターランナーがラインの内側を走ったんじゃないかと抗議してみたり、サヨナラ犠牲フライを打たれて負けた直後もタッチアップが早かったんじゃないかとアピールしてみたりと初様の勝負師としての一面を遺憾なく発揮していました。

そして面白かったのはこのシーン。一打サヨナラ負けのピンチのところでアナと解説の若菜がこんなやり取りをするんです。

アナ:「初芝監督といえば、相手の優勝がかかった試合では神がかり的な活躍をして胴上げを阻止してしまうということで、胴上げクラッシャーと呼ばれているそうですね」
若菜:「そうなんですよ。コーチとして何度も戦いましたが、本当に彼には泣かされました」

だからJスポーツには絶対に初芝教信者がいるって!
スカパーとはいえ公共の電波で「胴上げクラッシャー」なんてセリフが聴けるは思いませんでした。やっぱ初様は最高です。神です。ゴッドです。



とにかくこれで初芝様に監督の資質があることは立証されました。近年プロ野球における知将といえば西武の森監督やヤクルトの野村監督がいるわけですが、この二人と初芝様は「眼鏡をかけており、太っている」という共通項がすでにあるのです。その上采配もすばらしいとなれば100%間違いなく名監督の仲間入りですね。初芝様の監督兼GODの就任、そして初芝マリンズの誕生を心待ちにしたいと思います。

ベンチで采配を振るう初芝監督兼GOD
ベンチで采配を振るう初芝監督兼GOD

審判に抗議する初芝監督兼GOD
審判に抗議する初芝監督兼GOD