２５日に行われた高卒ドラフト、マリーンズは３人を指名しました。注目の駒大苫小牧の田中は楽天、鷺宮の増渕はヤクルト、愛工大名電の堂上は中日、ＰＬの前田は広島が交渉権を獲得しています。
それでは、我らがマリーンズは一体誰を指名したのでしょう。


まず１巡目に八重山商工の大嶺裕太投手を指名。ソフトバンクとの競合となりましたが、見事バレンタイン監督が当たりくじを引き当てました。


おやおや？
なにやら西の方から「ロッテ空気読め」の大合唱が聞こえてきますねぇ。
ありがとう。マリーンズにとっては最高の誉め言葉ですよ！

事前の報道ではソフトバンクと相思相愛で、ソフトバンクの単独指名で決まりと思われていたようです。
それだけソフトバンクが強固に囲い込んでいたということでしょうか。噂じゃソフトバンク以外には指名の挨拶はおろか練習の見学すらさせなかったというし。大嶺本人よりも八重山商工の伊志嶺監督の方が拒絶反応を示しているという現状も裏に何があるのかと邪推したくなりますね。
そういえばかつてバレンタイン監督はドラフトでの裏金について批判的な発言をしたことがあります。今回の強行指名もそうしたドラフトの悪習に一石を投じるという意味があったのかもしれません。

それはともかく、１軍で投げたければホークスよりマリーンズの方が絶対良いです。主力がほとんど３０代ですし、高卒投手の育成にも実績があります。挨拶無しでの強行指名というハンデがありますが、こちらの球団はホークスの手の内を知り尽くした瀬戸山氏が代表なんです。元ダイエーの球団代表とメジャーの監督、それに初芝ＧＯＤの菩薩のようなご威光を持ってすれば大嶺が入団を決意するのも時間の問題でしょう。待ってます！

２巡目は横浜高校の佐藤賢治外野手を指名。なんでも俊足巧打らしいですよ。これは期待大です。守備はあまりうまくないとのことですがＰ様Ｆ様以上なら問題なし。外野守備に対するファンの耐性は１２球団１です。それよりも若手外野手が入ってくれる方が重要ですよ。今季は１軍外野手の最年少がパスクチ、という悲惨な状況が長く続きましたから、しっかり育成してマリンの外野を担って欲しいです。当面の目標は別府羽室台出身の馬好きブロガーや隔年帳尻戦士を抜き去ることですね。入団にも前向きらしいし、何より横浜高校の先輩の成瀬がいますので入団は間違いないでしょう。


３巡目は札幌日大高の黒滝将人投手を指名。北海道内では３羽ガラスといわれ評価の高い投手らしいです。オーソドックスな右腕ということで、今後の活躍はファームの育成次第ですね。黒滝投手も入団には前向きとの事。お待ちしています。


いやあびっくりしましたよ。事前の報道とはまったく異なる結末ですからね。まさに予想外です。情報統制がうまくいったのでしょう。
まあ、あれですよ。上位いじめは野球だけとは限らない、ってことで。

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