いやー帳尻はロッテの専売特許だと思っていたら、いましたねー。
西武にもメジャー級の帳尻野郎が！
その名もずばり、帳尻ーファー！
名は体を表すとはこのことですよお客さん。
マリーンズが犠牲フライで勝ち越した後の８回に代打で登場した帳尻ーファーは、防御率一桁に向けて絶賛帳尻中の２番手ミラーからそりゃもう見事にスコーンと同点ソロホームランを放ちました。右中間に飛んだ瞬間入ったとわかりましたね。打たれたミラーは次のカブレラを三球三振に仕留めたとは言え、まあ今季でさようならでしょう。山形でリベンジ？ないない。
そして帳尻ーファーは迎えた延長１０回裏にはいきなり帳尻ツーベースを放ちサヨナラのお膳立てをしました。途中までは拙攻合戦だったのが帳尻ーファー一人にやられたようなものです。なぜか代走に起用されたＧＧ佐藤にも驚きましたが、それ以上に１死３塁から満塁策を取った意味がよく分かりません。久保のような突発性炎上癖かつ四球癖のあるピッチャーを起用しながらわざわざ満塁にするのは自殺行為です。８回途中から登板の３番手久保はそれまで良く投げていました。おかわり中村の強い打球のファーストゴロを福浦がはじいてサヨナラエラーという形になりましたが、仮に取っていてもホームで刺せたかどうか。不可解な継投、不可解な采配。負けるべくして負けましたね。
今日の敗因はミラー云々より制球に苦しむ西口を崩せなかったことにつきます。ゲッツー崩れと犠牲フライ二つでようやく３点ですから。青野がうまくバスターエンドランを決めたりと光る打撃はありましたが、肝心なところでタイムリーヒットが出ません。得点圏には何度もランナーを進めたのですから、もうあと３点は取れていたはずです。
収穫は俊介。２回裏に中村のセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットと高木のレフト前タイムリーヒットで２点を奪われますが、それ以外は緩急と高低をうまく使って打者を料理できていたと思います。和田を連続で見逃し三振に仕留めたのには痺れました。７安打されたものの８三振ですからカーブなどの遅い球でストライクを取れるようになってきたのではないでしょうか。今日の出来を忘れないように、オフはしっかり調整に励んでもらいたいものです。
そして混沌とするパリーグ１位争いは、ミラーが帳尻ーファーに被弾した直後、日本ハムがソフトバンクに勝利し１位通過を決めました。おめでとうございます。マリーンズも、パリーグの上位争いをかき回すのではなく、ちゃんと参加できるように、色々建て直しをしないといけませんね。オフの課題は盛りだくさんです。
とは言ってもマリーンズはまだあと１試合残っています。直行が１０勝目を賭けて登板するとのこと。杜の都で有終の美を飾りましょう。
ニッカン式スコア
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最後に今日の写真を。
レフトもかなり入りました
内野席もほぼ満員
青野がバスターを決める
俊介降板
ミラーも見納めか？
伊東監督挨拶
試合後のセレモニー
ロッテのここ数試合は去年からの意地を見せ付けられた気がします。それにしても平日なのにロッテファンはたくさん来てくれるといつも思う。
後、あなたのブログを読んでたのでミラー投手がコールされた時はもしかしたらという気持ちはありました。でも、夏場限定のリーファー選手が打つとは正直言うと思わなかったが。
それと、今日ミラー投手へのスコアーボードの表示間違いに気付きましたか？
これからも楽しいブログお待ちしてます。