パリーグに激震が走りました。

ソフトBベテラン吉田修らに戦力外通告 (ニッカン)

ソフトバンクが大道典嘉外野手、岡本劼能投手、吉田修司投手、宮地克彦外野手、定岡卓摩内野手の5選手に戦力外通告を行ったのです。

確かに今年の大道は良くありません。しかしそれでもPOで3番指名打者に起用されるなど、右の代打の切り札としてまだまだ戦力となれるはず。突然の発表を受け、ホークスファンの中には球団に対し抗議するという動きもあるようです。

去年のプレーオフを思い出します。
福岡での3戦目。4点リードで迎えた9回裏、局面を変えたのは大道のピッチャーゴロ内野安打だったんですよね。あのライン際への絶妙な打球がコバマサを焦らせ、結果悪送球となった。そして大道のあの一打が例の悪夢、「コバマサナイト」につながっていくわけです。左殺しといわれていますが、このような重要な局面で、大道以上に怖いバッターはいませんでした。

それにしても、もったいない。
大道といえば数少ない南海戦士の生き残りで、ホークスの象徴ですよ。我らが初芝様に対抗できるのは漢・大道しかいないと去年まで言われていたはずです。大道あってのホークスですよ。大道のいないホークスなんてトンカツの無いカツカレーです。それはカレーであってもカツカレーでは絶対無い。それをあっさり切るとはいったいどういう了見か。


ソフトB大道が戦力外に「驚いた」 (ニッカン)

「プレーオフにも出て、それなりにチームに貢献したと思っていたので、驚いた。現役19年は中途半端だし、もう1年、何とか頑張りたい」

これが戦力外通告を受けた大道の言葉です。
今までの多大な功績に報いる意味で、あと1年だけでも契約を結べなかったのでしょうか。
大道の言葉から察するに、来年に引退を打診すれば意外とすんなり受けたような気がするんですよ。
そうすれば、ホークス一筋20年の選手を盛大な引退セレモニーで送り出せたと思うのです。
球団を支えた功労者に対する扱いとしてはひどすぎますね。このようなやり方はファン離れを招きかねません。

大道が来年どこのチームのユニフォームを着るのかは分かりませんが、パリーグファンとしてはホークスのユニフォームのまま引退して欲しかったです。

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