横浜までマスターズリーグを見に行こうと電車に乗ったら中止になってしまいましたよ。せっかく神が拝めると思ったのに。

さて、補強戦線もそろそろ中盤戦。マリーンズ関連では二つのニュースが出ています。

ロッテ FA戦線からの撤退示唆 (スポニチ)

やっぱりロッテとFAはもともと縁が薄かったのです。阪神から仲田功児、じゃなかった仲田幸司をFAで獲得したのに誰も覚えていないし、ファンだってFAで誰を獲るかよりも人的補償で誰が獲られるかを心配していたぐらいですから。

そういえばかつてダイエーの村松が2003年にFA宣言した際、ロッテの分際で獲得に名乗りを上げていますね。ダイエーが3年3億6千万、日ハムが4年5億+出来高、オリックスが4年4億+出来高という破格の条件提示をしてるのに、ロッテだけが単年1億円を提示してファンを仰天させたものです。いくらなんでもそれじゃ条件低すぎだろ、というわけで数日後ロッテから村松に電話をかけました。
「やっぱり3年3億の複数年契約にするよ」
しかしそれでも4球団中最低の条件であることには変わりなく、順当にオリックスへの移籍が決まりました。本人が「天然芝の球場でやりたい」と発言するものだからどうせ来ないだろうと思っていたのでしょう。ロッテにとってFAなんてそんなものです。

それと今年はマリーンズの補強ポイントにマッチする選手がいませんでした。小笠原はファーストかサードですし、岡島も安定した成績を残せるかわかりません。強打の外野手が出てくるなら獲得に乗り出しても良かったんですけどね。礒部の成績じゃ微妙ですし、そもそもFA宣言しないだろうと思っていました。

やっぱり自前が一番です。補完するならトライアウトで再雇用。
ベテランマンセー!


もう一つは外国人補強ネタ。

ロッテが台湾17勝左腕獲り (報知)

ロッテが台湾のLa New ベアーズの左腕、呉偲佑(ウ・スヨ)投手(24)の獲得を目指していると言うもの。
左ですよ左。しかもまだ若い。ロッテなら台湾出身の荘コーチがいますし受け入れ態勢はばっちりでしょう。
とりあえず今日の夜、アジアシリーズのサムスン戦で登板するようですので見てみたいと思います。

そしてこの記事の注目は本文よりもむしろ写真。題名は「ベイスターズ球場を訪れた斎藤隆」とあります。

ん?


どうしてロッテという球団はこの手のネタに事欠かないのでしょう。
ロッテと「相思相愛」なドラフト候補が現れてもロッテが「人気球団」と報道されるようになっても

「巨人はロッテより弱い」
「ロッテだろ?普通に投げれば大丈夫」
「ロッテだけはどうしても嫌」

上記の言葉に代表される「ロッテ臭」は今だ健在です。球団の営業サイドはこうしたロッテ臭を消そうと躍起になっているようですがね。
無理ですよ。ロッテだし。

そして、このロッテ臭を苦にしない、むしろ2003年の9月以降に勝率7割以上を叩き出した怒涛の大帳尻を見てチーム愛を高めてしまうようなファン気質は、他球団のそれと比べても独特の物があるように思います。少なくとも北海道のファイターズファンが持つ底抜けの明るさとは別のものですね。それよりも東京時代からのハムファンのメンタリティと近いでしょうか。確か熱烈なハムファンの伊集院光がハム優勝を喜ぶ反面、「俺が好きだったファイターズじゃなくなってしまった」と複雑な思いを吐露していたのをラジオで聞きました。

だいたい弱小不人気球団のファンになる時点で充分ひねくれています。「熱いマリサポ」なんて言葉でひとくくりにされますが、強いマリーンズを見てファンになった人たちと弱いからこそファンになったひねくれ者達じゃ志向も気質もまったく違うのです。営業サイドはこのギャップを把握していないのかもしれません。だから「ロッテ26スタジアム」改名騒動や、AKB48ファンフェス出演未遂事件など、球団の狙いとファンの反応にズレが出てしまうのでしょう。ロッテ臭という言葉はそれ自体ネガティブな意味を持つ一方で、ファンにとってはポジティブなものでもあります。今後球団がどのような方向に進むのかわかりませんが、ステレオタイプの人気球団を目指すのではなく、こうしたロッテの良さを残しつつ営業改革を進めて欲しいものです。

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