さる12月24日、新入団が決まった台湾出身の呉偲佑(ウ・スヨ)投手の会見がマリンスタジアムで行われました。

【呉偲佑投手の会見内容】

マリンスタジアムに始めて来て、設備も非常に完備されていて素晴らしいと思いました。

球種はストレート、この前のアジアシリーズでは142キロ出ていました。その他、変化球はスライダー、チェンジアップ、スプリットフィンガーファーストボール、カットボールです。タイプ的には緩急をうまく使って打ち取っていくタイプだと思います。日本の投手で言うと、ホークスの和田投手に似ている言われます。もちろん、三振も一杯奪いたいけど、日本のプレーヤーがまだ分からないから、これから慣れていって研究していきたい。
目標は1軍で、最低7勝はしたいかな・・・。最高は、12勝ぐらいできれば嬉しいです。
ニックネームは僕の名前の読みが、台湾の数字の読み方の「5・4・6」と似ているからそう言われていました。背番号46も、そこから、球団にお願いしました。

バレンタイン監督は、台湾での会見の時に会いましたが、本当にフレンドリーというか、気さくな感じです。今は日本語を勉強中です。早く、日本の文化にも、言葉にも慣れて活躍出来れる様に頑張ります。」

マリーンズ公式より引用)

どうも通訳さんの日本語訳をそのまま書き起こしたような文章ですが、控えめながらも決意と自信を感じさせますね。「7勝から12勝」という数字に性格が現れています。また、ニッカンの記事では日本の女性とは交際しないで野球に専念すると宣言しています。

ロッテ新加入の呉「禁欲」の誓い (ニッカン)

いいですねー。
思わず期待したくなります。先発左腕は成瀬しかいないし、康介は微妙だし、藤田はおじさんだし、浅間、柳田、古谷、川崎、木興は未知数。信頼できる左腕は阪急戦士の高木さんしかいないわけです。今の陣容なら先発でも中継ぎでも一軍定着は充分狙えますよ。できれば日本で長く活躍できる投手になって欲しいものです。

しかし、日本で長く活躍したければ、やはりまず必要なのは日本のことをよく知って、日本に溶け込むことです。おそらく台湾出身の荘コーチが色々と教え込むことになるのでしょうが、やはり日本人から教わった方が良いと思うのです。そこで当ブログでは、呉偲佑(ウ・スヨ)が日本で成功するためにも、荘コーチ以外にもう一人、教育係を雇うことを提案します。

できればロッテをよく知る人物で、荘コーチと面識があり、若手育成にも定評があって、できるだけ暇そうな人物がいいですね。それとお父さんのような包容力のある人物がいいです。

私、一人だけ心当たりがあるんです。なんとこの方はロッテで5年間監督をしたこともあるそうなんですよ。
それでは、早速登場していただきましょう!


♪連敗は 億千万の 胸騒ぎ
 ベテラン大好き エカゾチック
 エカゾチイーックー ジャパーン!

 ジャパァーン!


(*´エカ`)


 ウーウーウーウーウウウウー おーじさんラブ! おーじさんラブ!

そうなんです。
エカですよエカ。エカがいるじゃないですか。
ベテラン偏重と言われますが、福浦を育て、コバヒロを育て、コバマサを抑えに抜擢するなど若い選手を見る目も実は確かなのです。
それになんと言っても山本エカ氏ならロッテイズムを骨の髄まで知り尽くしています。これは心強いです。
ふんどしの締め方から帳尻のかまし方まで、まずはニッポン男児の何たるかを叩き込んでもらいましょう。
そして次はロッテの投手に必要な心構えを説いてもらうのです。

援護がなくても絶望しない芯の強さと、
外野手がタイムリーエラーをかましても怒らない心の広さ。

この二つの境地に達したとき、呉偲佑(ウ・スヨ)は本当の意味でロッテの投手となるのです。
球団幹部の皆様には山本前監督の特命コーチ任命をぜひ検討して欲しいですね。

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