先日お伝えした初芝様自由契約のニュース。引退後1年もたってから何故?と思っていたら、こういうことだったんですね。

初芝清氏、千葉「かずさマジック」のコーチに就任 (サンスポ)

これはびっくりです。今は解説者である初芝様が来年1月から社会人野球のコーチに就任するとのこと。これからコーチ経験を積んで、いずれはマリーンズのコーチへ、そして監督へ。初芝伝説はまだまだ終わらないのです。

「かずさマジック」は君津市に本拠を置くチームで、かつての新日鐵君津です。サンスポによると、プロ野球OBのコーチを探していた「かずさマジック」が同じ千葉県に本拠を置くマリーンズに話を持ちかけたようですね。初芝様自身も東芝府中時代に補強選手として都市対抗の出場経験がありますし、おそらく同じ社会人野球出身ということで、コーチへの就任依頼をすんなり快諾されたのではないかと思われます。プロ野球のOBが社会人野球のコーチになるケースはよくあるんです。かつての名外野手で現在日ハムのコーチをしている平野謙は一時住友金属鹿島のコーチをしていました。

2003年に企業チームから市民球団の「かずさマジック」となってからチームの成績はあまりぱっとしないようです。しかし前身の新日鐵君津は社会人野球の名門。夏の都市対抗野球に何度も出場していました。出場する度に君津から東京ドームのある水道橋まで臨時列車が走ったものです。たしか応援歌は「しんにってーつしんにってーつしんにってーつ ニッポンスチール ゴー!ゴー!ゴー!」というものでしたっけ?どこかで聞いたことがありますよ。

それにOBの顔ぶれも豪華。松中に下柳に森慎二、かつて西武で代打の切り札として活躍した森博幸、そしてなんといっても球界を代表するサブマリン、渡辺俊介も新日鐵君津の出身なのです。

今回の初芝様へのコーチ就任劇には名門復活を目指すかずさマジックの熱い思いを感じますね。果たして初芝効果で都市対抗出場の夢は叶うのか。もし叶えば東京ドームで初芝様の雄姿を再び拝むことができます。ぜひとも飛躍を期待したいものです。

さてさて、初芝様がコーチに就任されるとあってはもう「かずさマジック」を応援しに行くしかありません。
練習場所は君津市内の新日鐵君津球場。新日鐵の工場のすぐそばです。駅からは相当離れていますのでバスの利用が無難ですね。
地図はこちらです。


■ 君津駅からバス

君津駅北口より「君津市内循環B」に乗車。「大和田A4棟前」下車。バス約10分、徒歩約3分。

バス停から少し戻ると球場への入口に続く道路があるようですね。本数はだいたい1時間に1本です。注意していただきたいのは間違って「君津市内循環A」に乗らないこと。Bなら10分でつくところを大回りして30分かかります。バスの前面に「B回り」という表示があるか確かめてから乗りましょう。
時刻表はこちらです。

■ 東京駅から高速バス

東京駅八重洲口〜木更津駅〜君津製鐵所 時刻表はこちら(京成公式)
浜松町・東京駅八重洲口〜君津駅〜君津製鐵所〜青堀駅 時刻表はこちら(京成公式)

2路線ありますが、どちらも東京駅から新日鐵の君津製鐵所まで1時間30分程度です。君津製鐵所から球場までは歩いて10分ちょっとかかります。

アクセス方法はざっとこんな感じです。
さあ来年の千葉は君津が暑いですよ。君津で、東京ドームで、社会人野球に初芝旋風が吹き荒れます。要チェックです!

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