ただいまキャンプ真っ盛り。
にもかかわらずスポーツニュースを見てもロッテの話題が出てきません。
そりゃそうですよね。1チームだけ海外でやっているんですから。人気チームならいざ知らず、ロッテごときのためにわざわざ取材クルーなど出せるか、というマスコミの声なき声が聞こえてきます。あ、NHKは行ってるんでしたっけ。

というわけで、たまには他球団の話題をピックアップしてみましょう。

西武カブが消息不明、開幕2軍も (ニッカン)


カブレラの来日が遅れているという話。なんでも調整がうまくいってないらしいです。西武ファン以外にとってはむしろ良いニュースでしょう。
しかしです。カブレラがいなくても、西武にはヤツがいます。
去年の西武ドーム最終戦でまばゆいばかりの輝きを放った男。
その名も帳尻ーファー
去年終盤の活躍は残留を賭けた帳尻だったかもしれませんが、今年は計画的な帳尻が可能です。

帳尻野郎の存在は意外と大事なんですよ。
一昨年、帳尻の神様に2度もデットボールをぶちかましたせいで優勝を逃したチームがありました。監督が868本打っているあのチームです。
帳尻を笑う者は帳尻に泣くのです。そういう意味で、西武の打のキーマンは帳尻ーファーでしょう。



オリックスが元巨人・ローズの入団テスト (報知)


元近鉄のタフィ・ローズがオリックスの入団テストを受けるそうです。一昨年讀賣を退団後シンシナティ・レッズとマイナー契約を結ぶもメジャー昇格かなわず。そのまま引退したと思われていました。長期間日本でプレーしたため外国人登録ではなくなるのが強みですが、逆に言えばメリットはそれだけですね。今年で38歳ですし、活躍できるかどうかとなると・・・、ちょっと厳しいと思います。前例もありますし。

前例。某チームの黒歴史。
かつて横浜の日本一に貢献した某外人が万年Bクラスのチームにやってくる!
優勝請負人の登場にチームもファンも沸きました。調子に乗って弁当まで作りました。
しかし、2年のブランクは予想以上に大きく、その外国人選手は春季キャンプが終わらないうちに「野球に対する情熱と野球に関するすべてのものがなくなった」との言葉を残し帰国。弁当だけが残ったのでした。

あれ?奇遇ですね。その外国人選手と読みk



ノリ中日育成枠、背番号は200番台 (ニッカン)


中日が中村紀を育成枠で獲得するそうです。「今回の入団テストは、中日とオリックスの両球団同士の話し合いで決まった」、「オリックスも昨年まで主砲を務めた中村の新しい所属先が決まらない状況に心を痛め、各球団への打診を続けていた」と記事にありますが、文字通りに受け取れませんね。なんと言ってもオリックスですから。

個人的にはもう一度メジャーに挑戦して、宮内らを見返して欲しかったです。

ノリに米大リーグ・ツインズが興味 (デイリー)


こういう記事もありましたが、もう中日で決まりなんでしょう。
中日ファンの中には歓迎しないという声もあるようですが、ノリはオリックスに入っちゃいけない選手でした。環境が変わればかつての輝きをとりもどせるかもしれません。少なくとも力はまだあると思います。

「これで皆、オレが引退すると思っているのかな? サッカーは世界中でやっているんだぜ」

中村紀には三浦知良のこの言葉を贈りたいですね。まずは野球をできる環境に身を置くことが第一ですよ。チームを追い出されてそれで終わりじゃないんです。今こそ初心に帰り、ただひたすら野球に打ち込んで欲しいと思います。

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