スコア

いよいよ開幕戦。
今日からマリーンズの長い長いシーズンが始まります。マリンスタジアムには3万人を超すファンが集結し、試合開始前から熱気に溢れていました。
相手は昨年の王者日本ハムファイターズ。先発はダルビッシュ。厳しい相手ですが、負けるわけにはいきません。試合の行方は開幕投手を務める清水直行のピッチングにかかってきます。


まずは試合前に開幕セレモニーが行われました。
ドラえもんやドラミちゃんがマリンに来場し、子供たちとともにチームへのメッセージが書かれた幕を贈呈。ドラミちゃんの声を務める千秋が「自分は千葉出身なのでロッテには前から興味があった」と挨拶したシーンでは「お前阪神ファンだろ」、「旦那のところに帰れ」という声があがっていました。

続いてはMスプラッシュの開幕ダンス。Mスプラッシュに子供版ができてました。
始球式はかつての名選手にしてロッテの監督を務めたこともある山内一弘氏。バッター役のヒルマン監督とキャッチャー役のバレンタイン監督が始球式終了後日本球界の大先輩に対し深々と頭を下げておりました。また今日は開幕戦と言うこともありはるばる北海道からB・Bが来場。開始前から様々なパフォーマンスを繰り出すなど気合充分でした。

セレモニーが終わるとズレータがベンチを飛び出しライトすタンドに向けダッシュ。なんとライトのファンに挨拶に行ったのです。ファン思いのいいヤツです。もちろんライトのファンは大歓声で応えていました。

試合開始が近づいてきました。バレンタイン監督が自らスターティングメンバーを読み上げると、スタジアムを埋め尽くすファンがミニフラッグを振って応えます。そしてマリーンズの選手たちが守備につく場面では球場全体で「俺たちの誇り」を大合唱。あらかじめファンに配布された黒と白の紙を掲げると、スタジアム中が黒と白にはっきりと色分けされました。スタンドが一体となったマスゲームによるパフォーマンスです。ライトスタンドには黒と白の人波の中に「All Hands to The Flag!」の文字が浮かび上がります。壮観でした。感動です。


さあ、試合開始。

1回表。
マリーンズの先発清水直行はいきなり森本、田中賢を連続三振。続く稲葉もショートフライに打ち取って3者凡退と最上のスタートを切ります。球速はそれほど出ていませんでしたが変化球、特にカットボールのキレが良かったようです。ただあまりにも調子が良すぎたためどうにも「落とし穴の予感」を感じました。

ファイターズの先発はダルビッシュ。これがまたとんでもないボールを投げてきます。高めのストレートで詰まらせる。スライダーは切れまくる。インコースを差し込ませてバットをへし折る。ダルビッシュは今日だけで3本のバットをへし折りました。3回にはサブローがレフト後方にヒット性の打球を飛ばしますが坪井が背走してナイスキャッチ。良い打球はこれぐらいで、正直まったく打てる気配が無かったです。4回に福浦のヒットが飛び出してようやく完全試合を免れた、といった感じでしたね。

ついで2回表。
直行は先頭セギノールに1、2塁間を抜かれるものの、木元を三振、続く怖い怖い高橋信をセカンドゴロに打ち取ります。しかしこのなんでもないゴロをなんと根元が後逸。ゲッツーでチェンジのはずが1死1,3塁になってしまいました。幸いこのピンチは直行が踏ん張りグリーン、坪井の連続三振で切り抜けますが、どうにも嫌な予感がしてきました。

続く3回表。
先頭金子がショート後方に打ち上げ、西岡と交錯しながらサブローがナイスキャッチ。1死となります。1死から森本に3塁線を破られて1死2塁となり、続く田中賢には1,2塁間を破るタイムリーヒットを打たれてしまいます。大松ホームに送球するも間に合わず1対0。しかも打った田中には2塁まで進まれました。かなり無謀なバックホームだっただけに2塁に還しておくべきでしたね。
その後稲葉センターフライで2アウトまでこぎつけますが、4番セギノールは四球、木元には打ち取った打球ながらもレフトベニーの前にポトリと落とされランナー生還。2対0とされます。レフトはベニー。正直ちゃんと走って前進していれば捕れた打球なんですが・・・。
この回はグリーンをショートゴロに抑えてなんとか2失点で切り抜けたものの、ダルビッシュの出来からすれば重い重い2点です。

4回表は直行立ち直り三者凡退。5回表は田中賢にレフト前ヒットを打たれますが、里崎がワンバウンドのボールを捕球し2塁に送球。田中賢の盗塁を刺すというスーパープレーもあり無失点に抑えました。あまり目立ちませんが、里崎のこのプレーはなかなかできることじゃないですよ。超ファインプレーです。

ところが6回表。また試合が動きます。
先頭木元を空振り三振、続く高橋信二が放ったセカンドゴロを根元追いつけずセンター前ヒットとなり1死1塁。高橋はすぐさま盗塁を決め、その後グリーン三振で2死2塁となります。このピンチにバッターは坪井。坪井の打球は平凡なレフトライナーだったのですが、なんとベニーがバンザイ。グラブに当てながらはじいてしまいランナー生還。これで3対0です。なぜかヒットと表示されていましたがどうみてもベニーのエラーですね。気落ちした直行は続く金子にもタイムリーを打たれ4対0。ここでマウンドを降りました。今日の直行は6回途中までに8個の三振を奪うなどまあまあのピッチングだったのですが、味方の守備に足を引っ張られましたね。タイムリーを打たれたのは甘い球ですが、今日はちょっとかわいそうでした。結局この回は替わった川崎が田中賢介を抑えてチェンジ。試合はもう決まったかに思われました。


6回裏。
4点差。マウンドには手のつけようが無いほどの好投を続けるダルビッシュ。早くも諦めムードのファンも出てきた。そんな状況下でもまだ選手たちは勝利を諦めていませんでした。まず先頭の今江はファールで10球粘りセンター前ヒット。この姿勢が流れを徐々に引き寄せます。根元倒れて1死となりますが、西岡の叩きつけるようなピッチャーゴロはダルビッシュのグラブをはじき内野安打。ベニー倒れて2死となった後、福浦には勝負を避けるかのような四球で満塁。マリーンズ同点のチャンスがやってきました。

満塁です。しかも2アウト。
去年のロッテならここでどうなっていたか。まちがいなく凡退です。満塁で点など入るわけありません。ましてや同点なんて・・・。
しかし、打席にはズレータがいます。今日の第一打席では予告ホームランのようなパフォーマンスで球場を沸かせましたがセカンドゴロ。第2打席は三振。まだヒットがありません。それでもズレータなら、ズレータならひょっとしたら。スタンドのボルテージが上がっていきます。ハムのベンチからは投手コーチが飛び出しダルビッシュに一言二言声をかけ、内野手がマウンドに集まります。少々時間を置いて、マウンドのダルビッシュがズレータに第一球を投じた刹那。

ドカン!!!!!!!


打った瞬間ホームランと分かる打球。場外まで飛んだかと思いました。バックスクリーン横に飛び込む同点満塁ホームラン。ズレータ。恐ろしい男。こいつにはロッテの常識が通用しない。とんでもない男がマリンに来てくれたものです。狂喜するスタンドをよそに里崎があっさり三振しこの回は同点どまりとなりますが、負け試合をひっくり返したも同然のズレータのホームランはまさに奇跡といってよいでしょう。

ホームランの余韻が冷めやらない7回表。急に雨が降って来ました。大松がライトフライを落下点に入りながら落球するというアメイジングPでピンチを招きますが、川崎が粘りのピッチングで2死2ストライクまでもっていきます。ここで審判団は雨足が強まったとして試合を中断。そのまま雨天コールドとなり、4対4の引き分けのまま試合終了となりました。

スコアは引き分けですが、これは勝ちに等しいでしょう。このまま続けていれば勝てたかもしれませんが、中断時の打席には高橋信二がいましたし、仮に勝ち越したとしてもハム戦で炎上しまくりのアイツが最終回に出てきます。大松のポロリでせっかくの流れがハムに行きかけてましたから、私は引き分けでも充分だと思っています。

今日はとにかくズレータの一発で救われました。直行にも責められる点はあるでしょうが、それ以上に守備がひどかった。根元、大松、ベニー。彼らがまともに守っていれば4点までは取られなかったでしょう。守備は試合に出ないと上達しませんから、大松と根元に関しては試合をこなして上手くなってもらうしかありません。西岡や今江だって出てきた当時はそれほどうまくありませんでしたし、何事も経験です。問題はベニー。打撃に精彩を欠いた上に、守備がやばいです。しかもPさまと違って面白くない。動きが鈍く明らかに衰えを感じます。こりゃありますね。ズレフトが。

ズレフトといえば、ズレータの新パフォーマンスは、「パナマウンガー、幕張ファイヤー!」なんだそうです。
マリンではよく花火が上がりますから、その印象で決めたんだとか。

しかし、ファイヤーね。

幕張ファイヤー

不吉だ!不吉すぎる!

明日はコバヒロとグリンの先発ですから今日よりは打てるでしょう。もし勝ったまま最終回を迎えれば俺たちのSUKOことコバスコが降臨するわけですが、どうか「最終回に幕張ファイヤー!」なんてことにならないようお願いします。

ニッカン式スコア
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写真をアップしました。30枚ありますが、開幕ということでご容赦ください。壮観だったマスゲームの写真もあります。

球場一面に貼り出された横断幕
球場一面に貼り出された横断幕

ドラえもんとドラみちゃん
ドラえもんとドラみちゃん

千秋
阪神ファンな人

開幕セレモニー
開幕セレモニー

開幕セレモニー2
開幕セレモニー

ミニフラッグがはためく
ミニフラッグがはためく

両マスコットによる花束贈呈
両マスコットによる花束贈呈

始球式1
始球式

始球式2
始球式

始球式3
始球式。両監督が深々とお辞儀。

試合開始前 ライトのファンに挨拶をするズレータ
試合開始前 ライトのファンに挨拶をするズレータ

田中賢介と西岡
田中賢介と西岡

これを考えたヤツは天才
これを考えたヤツは天才

ライトに浮かび上がるAll Hands to The Flagの文字
ライトに浮かび上がるAll Hands to The Flagの文字

内野も壮観
内野も壮観

名手坪井は初芝スタイル
名手坪井は初芝スタイル

今日は応援団長がマイクで指示出してました
今日はコールリーダーがマイクで指示出してました

直行は好投するも味方の守備に泣く
直行は好投するも味方の守備に泣く

ダルビッシュに打つ手なし・・・と思われたが!
好投ダルビッシュに打つ手なし・・・と思われたが!

ズレータの第一打席。予告ホームランのようなパフォーマンス
ズレータの第一打席。予告ホームランのようなパフォーマンス

クールとB・Bのアクロバット対決

クールとB・Bのアクロバット対決2

クールとB・Bのアクロバット対決3

クールとB・Bのアクロバット対決4

クールとB・Bのアクロバット対決5
クールとB・Bのアクロバット対決

直行降板 スコアボードを振り返る直行
直行降板 スコアボードを振り返る直行

直行から川崎にスイッチ
直行から川崎にスイッチ

ズレータのグランドスラム来たー!
ズレータのグランドスラム来たー!

新パフォーマンス
新パフォーマンス

雨中のパフォーマンス マーくんがホームに滑り込む
雨中のパフォーマンス マーくんがホームに滑り込む