
負ける日こそ 飲みに行く!
今日は全席1500円とビール半額に釣られて平日なのに満員となるビアスタジアム。しかし予告先発はマリーンズが吉井、イーグルスが岩隈でした。
マリーンズファンの方ならある程度の覚悟をして観に行ったと思いますが、その辺の事情を知らない客、特に7回裏の「We love Marines」の歌が始まると同時に風船を飛ばしちゃうような客にとってはどのように映ったのでしょう。
それにしても、いくら「値下げした日は勝てない」ジンクスがあるとはいえ、満員の客が見込める日の先発に吉井をぶつけるとは・・・。バレンタイン監督はドS、それでも観に行った客はどMです。もしかして、吉井先発は監督による球団へのメッセージ?
試合は予想通り吉井が炎上。4回途中で6失点KOとなりました。球が死んでいます。あれじゃ先発は無理です。仏の顔も3度まで。先発の機会はさすがにもうないはずです。先発にこだわらず、自分の生きる道を探してほしいですね。
あくまで先発にこだわるのであれば・・・
試合は2番手小宮山も2失点。マリーンズ打線は切れはあっても制球が怪しい岩隈の前に抑えられてしまいます。5回裏が終わって8-0、どうみても負け試合です。お客さんが帰りだしました。
それでも、こんな試合に限って追いつかない程度の反撃を見せるのがロッテです。
6回裏、サブローの死球、オーティズのセンター前ヒット、ベニーの四球で無死満塁。里崎が空振り三振に倒れたものの、大松のセカンドゴロ、今江の走者一掃2点タイムリーで8-3、5点差とします。
さらに7回裏にも岩隈から代わった渡邉を攻めて2死満塁のチャンスを作ります。ここで里崎がレフトオーバーの2点タイムリーを放ち8-5。どうしたことか、今日は満塁でポンポン点が入ります。中盤で3点差まで詰め寄り、ちょっとだけ希望が出てきました。酔っ払いが増えたスタンドからはヤケクソ気味の大声援が木霊します。
しかし、8回表に調整登板した薮田が誤算でした。簡単に2アウトを取ってから連打を許し2死1,2塁とされると、リックのタイムリーと福浦のタイムリーエラーで3失点。せっかく反撃したのにまたも点差を広げられてしまいます。2死からの失点はいただけません。今年の薮田は詰めの甘さが目立ちます。かつてのチキンハートがよみがえってしまったのでしょうか。
11-5。絶望的な点差です。8回が終わって時点で多くの客が席を立ってしまい、空席が目立ってきました。ところが、今日の試合の見せ場はまだあったのです。
9回表に登板したコバマサがまるで守護神であるかのような安定した投球で三者凡退に仕留めると、9回裏に再び打線が爆発します。
先頭福浦が久々のヒットで出塁すると、サブローが見事な帳尻ツーランホームランを放ち11-7、4点差に詰め寄ります。イーグルスは投手を永井から小山に替えますが、続くオーティズが代わり端の初球を叩きます。フェンス直撃のツーベースヒット!ベニーが四球を選び無死1、2塁。もりあがってきました。
しかし、里崎は追い込まれて見逃し三振。ボール球のように見えましたが・・・。里崎はヘルメットやバットをグラウンドに叩きつけて悔しさをあらわにします。続く大松、今江も倒れて残念ながらここで試合終了。形の上では粘りの反撃を見せた、ということになりますが、まあ、完敗ですね。
今日は審判のストライクゾーンがおかしかったです。酔っ払っていたのでしょう。礒部も怪訝な顔をしていましたし、西岡がファールを空振りと取られて栄村球審に詰め寄るシーンがありました。
話題は変わりますが、この3連戦のマッチカードプログラムの表紙はオーティズです。獲得の経緯なんかも出てましたね。守備は無難だし打撃もいいし優良外人ですよ。止めたバットでライト前!まさにドミニカのイチローです。台湾のイチローじゃありません。応援歌もかなり浸透してきました。6回に応援歌が流れた時、ファーストのホセ・フェルナンデスがライトスタンドを指差しながらランナーのサブローに何か言っていましたね。「あれは昔の俺の応援歌だろ?」と言っていたのでしょうか。
それと注目はクロスワードパズル。横の鍵の8番です。
2006年のWBCにマリーンズから出場したメンバーは清水直、小林宏、渡辺俊、薮田、藤田、里崎、西岡、今江、あと一人は?
このブログをお読みの皆さんなら即答できますよね?
あいつですよあいつ。そう、あいつ。
分からなかった人は猛省しましょう。
ニッカン式スコア
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それでは今日の写真です。

判定に不服そうな西岡

吉井

ライト

レフト

3塁側
1塁側>

これはひどい

メタボリック犬

ビール売り場

アパホテル

ホセとベニー

9回、空席が目立つ




コチラはドームでイースタンを見てきました。
夏休みでお子さんいっぱいでしたよ。