11月9日付でマット・ワトソンが解雇となりました。
ワトソンは広報を通じこんなコメントを残しています。
「私、そして家族は球団、そして熱狂的なロッテファンの皆様に感謝しています。今年はチームになかなか貢献することは出来ませんでしたが、日本で野球をやることが出来たことはとてもいい経験になりました。千葉で過ごした2年間は私たち家族にとって、とても意義のある素晴らしい思い出となりました。皆さん、本当にありがとうございます。そして千葉ロッテマリーンズが来年、優勝を出来ることを心から願っています」
いい人です。しかし、人が良くても成績が良くなければ生き残れないのがこの世界。残念ながら2年目となる今シーズンは期待を大きく裏切ってしまいました。
去年のデビューは鮮烈でしたよ。
6月2日の尾道での広島戦でいきなりホームランを打ってしまうのですから。
しかもその後6月10日の讀賣戦でサヨナラヒットを放つ大活躍。翌日のサンスポは「ワトソン君が解決打!ロッテ劇的サヨナラ、交流戦勝ち越し」とベタな見出しをつけました。
そして7月15日の西武戦でもサヨナラヒットを放ち、長打力は無いものの勝負強いバッターとして評価されるようになりました。
2006年の成績は64試合に出場し打率.274、5本塁打、20打点です。
翌2007年。
ワトソンの応援歌ができました。
♪Let's go Watty you are the best clutch hitter
日本の野球になれたワトソンなら3割打てるかもしれない!
ズレータ、ベニーのバックアップとしてベストクラッチヒッターのワトソンが活躍すれば今年は行ける!
開幕こそ2軍スタートでしたが福浦の怪我による離脱で4月3日に1軍に昇格。ベストクラッチヒッターとしてマリーンズの勝利に貢献してくれるはずでした。
しかし、今年のワトソンは打てる気配がほとんどありません。勝負所でまったく打てず、成績も低迷。5月17日に2軍落ちしてしまいます。
ズレータの長期離脱により6月19日に再昇格しますがやっぱり打てません。ファンからはワトソンの起用について疑問の声が多く上がりました。
私もあまりの体たらくに、「you are the unclutch hitter」とか、「Are you the best clutch hitter?」など、応援歌を勝手に変えて歌ったこともあります。
結局ワトソンは結果を残せぬまま8月1日に抹消。ズレータがシーズン終盤に再び離脱したため、10月1日付で3度目の昇格を果たすものの、昇格後はシーズン、CS含め無安打に終わりました。
インコースが打てませんし、1年目は良かった選球眼があまり発揮されなかった印象がありますね。
今年は51試合で打率.203ですから解雇も止むなしでしょう。守備がまずいのも災いしました。
考えてみれば、去年の外野って・・・
こんなのや、
こんなのばっかりだったんですよね。
そりゃBクラスにもなりますよ。来年は守備の上手い外国人をお願いします。
大松、竹原はもっと守備を鍛えましょう。
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