オッケーイ!

日本代表が台湾代表を降し、北京五輪行きを決めました。
6回裏に陳金峰の逆転ツーランを食らって1-2とされた時はどうなるかと思いましたが、その直後の猛攻が凄かった。

まず先頭の村田が死球で出塁し、稲葉がライト前ヒットで出塁し無死1,2塁となります。
ここで打席には里崎、終盤1点差で負けている場面ですからどう考えても送りバントです。
里崎はサイン通り送りバント。捕球したピッチャーがサードに送球するも、代走の宮本が技ありのスライディングを決めセーフ。
フィルダースチョイスで満塁です。確かに宮本の走塁は上手かったですけど、里崎のバントだって上手く打球を殺していましたよ。
顔に似合わずバントは上手いのです。今日の里崎は調子が上がらないダルビッシュを辛抱強くリードしましたからノーヒットでもオッケーイ!

そして無死満塁です。
いつもなら「サブロー!ゲッツーはやめろ!」と叫ぶシーンです。
ところが、この大事な場面で打席に入った大村三郎選手は見事なスクイズを決めました。オッケーイ!
星野監督の思い切った采配も光りましたね。それに応えた大村三郎選手もすばらしいです。なんでも「スクイズは頭の片隅にあった」そうで、だからこそスクイズのそぶりも見せずに決められたのでしょう。バント下手なうちの4番様とは大違いです。
しかし大村三郎選手は昨日の韓国戦でも同点打を放っています。いい選手ですよね。ロッテに来てくれないかなぁ。

さあ土壇場で同点に追いつきました。イケイケの場面で西岡がきっちりとライトへ逆転タイムリーを放ち3-2。西岡もやってくれます。そしてここまで好投していた先発の陽建福をKOしました。
逆転した日本は猛打爆発。結局7回に一挙6点を奪い、その後も追加点を重ねて10対2で勝利し、見事3連勝で予選突破を飾りました。
なにやらロッテ勢が目立ってしまいましたね。西岡、里崎、成瀬は持ち味を出しました。出番があまり無かったコバヒロも何かを掴んでくれたでしょう。
それとなんと言ってもサブロー。サブローの活躍はすばらしかった。五輪を経験することで一皮向けてくれそうな予感がします。
オールスターに出場しても代走だけで終わってしまった頃が夢のようです。よくやってくれました。

台湾、フィリピン。正々堂々と戦う野球は面白いです。胴上げのように日本と台湾の選手たちがお互いの健闘を讃えあったようですね。6回の逆転ツーランで正直負けを覚悟しましたし、台湾は普通に強かったと思います。

それに比べて韓国はひどかったですね。開始直前にメンバー変更なんてセコ過ぎます。

韓国が先発メンバー変更 紳士協定を無視 野球アジア予選 (産経)
韓国“偽装工作”&執念死球も及ばず (スポニチ)
「あっ、汚い」これが韓流“足”の使い方 (夕刊フジ)
北京五輪野球:先発変更への不満は日本の無知 (朝鮮日報)
IBAF、ルール改正へ=韓国の打順表変更問題で (時事通信)


韓国の金卿文監督
「(国際野球連盟=IBAF=の)ルールは破っていない。いいとは思わないが、今回のルールでは、うそのリストを作ることもできる」

星野監督
「監督会議で紳士協定を結んだ。ルールブックにはないことだが、非常に疑問だ」

いくらなんでも「うそのリストを作ることもできる」なんて言っちゃいかんでしょう。スポーツマンシップという言葉だってあるんだし。
わざと死球をもらいにいき、監督同士の紳士協定すら破るんですから、韓国は紳士じゃありません。
勝ったから良かったようなものの、韓国が絡むと後味の悪くなる試合が多いです。

まあ、終わったことですからもういいですよね。
終わりよければすべてオッケーイ!!


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