京成線の各駅で配布されている広報誌、「京成ライン」に早川のインタビューが掲載されました。
辻とのトレードでマリーンズにやってきた当時はあまり期待されていませんでした。せいぜい足の速い外野の控え程度の印象だったと思います。
しかし、4月11日の北九州で行われたソフトバンク戦で、ズレータへの死球に闘志を燃やした早川が的場にぶちかました炎のタックル、そしてその後の熱ーいガッツポーズで早川は完全にチームの一員となりました。
インタビューで「僕が野球をやるべき場所は、やっぱり地元の千葉だと思う」と力強く語る早川。今年も熱く、激しい活躍を期待しましょう。

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「京成ライン」2008年1月号 プラットホームで会いましょう vol.39

■ とにかく誰にも負けたくない

〜千葉ロッテマリーンズの主力選手として、注目を集める早川選手。そもそも野球を始めたきっかけは?

早川:父親が大学まで野球をやっていて、僕も物心がついた頃には少年野球チームに入っていました。ちなみにそのころはジャイアンツファンで原辰徳さんに憧れていましたね。高校は県立船橋高校に進みました。そう言えば、他校との練習試合でよく京成線を使っていましたよ。

〜その後、立教大学、本田技研、オリックスを経て07年に千葉ロッテマリーンズに入団するわけですが、トレードの話が来たときは、どう思いましたか?

早川:僕を欲しいと言ってもらえたことが何より嬉しかったですね。僕を活かすように使ってくれるという期待が持てたし、出場機会がオリックスより増えるという自信もありました。結果的には規定打席に達することができ、成績も上がりました。ボビー・バレンタイン監督のおかげだと思っています。

〜開幕間もない4月11日のソフトバンク戦、4番のズレータ選手が死球を受け一触即発のムードの中、次の青野選手のセンター前ヒットで、2塁にいた早川選手は一気にホームに突っ込み、キャッチャーを突き飛ばして得点を挙げましたね。そのプレーで“熱い”早川選手が認知されたと思うのですが。

早川:そうですね。その次のマリンスタジアムの西武戦では、移籍して初めての1号ホームランを打ったんです。この辺から、流れが良い方向に変わっていったのが自分でも分かりましたね。

〜バレンタイン監督から、やる気が前面に出る選手と評されている早川選手。スライディングやダイビングキャッチなど熱いプレーが印象的ですが、その熱さの根源は何ですか?

早川:“怒り”じゃないですかね。何に怒っているか分からないですけど(笑)。とにかく、誰にも負けたくないということでしょうね。


■ 期待に応えて結果を出すのみ

〜地元、千葉に戻ったことでどんな変化がありましたか?

早川:マリンスタジアムに友達がよく見に来てくれるようになったんです。だから僕もより結果にこだわる。すると球場に来たことのない友達も来るようになる。それが嬉しくてまた結果を出す。そんな相乗効果が生まれましたね。そう考えると、僕が野球をやるべき場所というのは、やっぱり地元・千葉だと思うんです。マリーンズが必要としてくれる限り、この地で野球をやり続けていくつもりです。

〜そんなマリーンズの本拠地であるマリンスタジアムは早川選手にとってどういう球場ですか?

早川:風が年中吹いていますよね。オリックス時代はこの風が嫌でした。対戦相手の監督が「風に負けた」と言うように、ホームアドバンテージが効く球場です。僕たちは、試合の半分以上をここでやらなければならないので、風によって起こるミラクルを期待しながら、良い意味で開き直ってやっていこうと思います。

〜マリーンズファンの印象はどうでしたか?

早川:毎試合、外野席をいっぱいにして、気持ちのこもった応援をしてくれるので、センターを守っている時も心強いですね。その分、勝敗を分ける大事な場面では、正直プレッシャーに感じることもあります。そんなときだからこそ、自分ひとりだけのプレーじゃない、ファンを含めたマリーンズとしてのプレーなんだと感じられるんですよ。

〜どんな選手になりたいですか?

早川:08年でプロ7年目を迎えるわけですが、これからも年を重ねるごとに技術力をしっかりと磨いていきたいですね。それは“結果を出す”、“数字を残す”うえでなくてはならないもの。進めたいときに進められる。1点取りたいところで取れる。“早川だったらなんとかしてくれる”、そう思われる選手になりたいですね。

〜最後に恒例の質問です。プラットホームで会いたい人は誰ですか?

早川:10月1日に長男が産まれました。たまに妻が長男を抱いて、自宅の前で出迎えてくれるんです。その姿がむちゃくちゃ可愛い。だからその姿のままホームで待っていて欲しいですね。



おまけ

早川は早川でも早川健一郎のプロ初ホームラン動画です。点差からしてエカエカです。