いよいよアメリカでもオープン戦が始まりました。
今年はマリーンズでプレーした選手が何人もアメリカに行っていますからメジャーからも目が離せません。
特に気になるのがアイツです。そう、アイツ。

今年こそメジャーに昇格できるのか。パスクチの戦いはもう始まっているのです。
強豪フィラデルフィア・フィリーズに加入したパスクチは、マイナー契約扱いの招待選手としてスプリングキャンプに参加しています。
田口のニュースの時にちょっと映ったらしいのですが、田口のニュース自体が少ないのでまったく確認できていません。
26日から始まったオープン戦でもなかなか出番に恵まれないようです。
2/28のパイレーツ戦ではようやく途中出場してライトを守っていますが、残念ながら1打数無安打。
次こそはアピールしたいところです。同じく招待選手で元楽天のトレーシーに負けず、何とか昇格を決めてほしいです。


続いては薮田です。

薮田にいきなり洗礼「指なめ」ボール判定 (ニッカン)

1失点という内容よりも、いつもの癖でボールを握った手を口に近づけたのを不正投球扱いされたことにメジャーの厳しさを痛感したようです。これは確かに厳しいですね。不正投球ってのはロージンをべったり塗ってグローブにヤスリを仕込んでばれそうになったら相手の監督に中指をおったてるぐらいじゃないと宣告されないと思ってました。
まあ、薮田のは心配ないでしょう。むしろシーズンが始まる前に分かってよかったと思います。

そしてコバマサ。デビュー戦でいきなりやってくれました。

小林1回無失点 松井稼は出場せず (スポニチ)

俺は「早食い王じゃない方の小林」じゃない!劇場王だ!

29日に行われたアストロズとのオープン戦に5番手で登板したコバマサは挨拶代わりの劇場を披露しました。
いきなりヒット2本と送球エラーで無死満塁のピンチを招くと、その後はサードファールフライ、外野フライ、最後はスライダーで空振り三振を奪い、無失点で切り抜けています。

さすがです。こうでなきゃコバマサじゃありません。
「いいんじゃないですか、僕らしくて」と堂々と言い放ったコバマサに対し、各方面から賞賛の声が上がりました。

Kobayashi debuts to much fanfare (インディアンス公式)

Cleveland Indians chatter: vs. Astros (インディアンス公式)

公式ブログには「イベントフル(波乱万丈)」と書かれ、監督からは「彼の投球は思ったよりハードだった」と言われています。
まさに自作自演、コバマサはアメリカでも絶好調ですね。こんなにも早くコバマサ劇場がアメリカに進出するとは思いませんでした。
「彼のGEKIJOはクロサワのように妥協が無く、キタノのように暴力的で、そしてトラサンのようにお約束だね」
と、クリーブランドっ子のハートをわしづかみにする日も近そうです。

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