全国2万5千人のパスクチファンの皆様こんばんは。
今年のパスクチはフィリーズのキャンプ招待選手として開幕メジャーを目指して頑張っています。

P様


見てくださいこの写真を。帽子に燦然と輝くPの文字。いいです。最高です。おそらくパスクチはこの帽子をかぶりたいばかりにフィリーズに入ったのでしょう。
しかし、パスクチ情報は日本じゃ全然入ってきません。スポーツニュースはやれ中田だイチローだと騒ぐばかり。そんなどこぞのルーキーや後藤利幸に抑えられる程度のバッターなんてどうでもいいんですよ。
パスクチはどうなんですか?メジャー昇格できるんですか?やっぱり今年も駄目なんですか?
まずは数少ない情報源の一つ。フィリーズの公式サイトからパスクチのオープン戦での活躍を追ってみましょう。

2/28 パイレーツ戦 6番ライトで途中出場 1打数無安打 .000
3/2 ヤンキース戦 6番指名打者で先発出場 3打数3三振1四球 .000
3/4 ブレーブス戦 代打で登場も三振 .000
3/5 ブルージェイズ戦 6番ライトで途中出場 1打数1本塁打1打点 .167
3/8 インディアンス戦 4番ファーストで途中出場 1打数1安打1四球 .286

3月5日、6日のブルージェイズ戦ではマシュー・カイル・ワトソンとニアミス。パスクチは5日のみ出場しホームラン、ワトソンは6日の試合のみ出場しノーヒットとお互い片方のみの出場だったため、残念ながら揃い踏みとはなりませんでした。

そして、3月6日には同じくフィリーズに在籍する田口壮の日記に登場しました。

2008年3月6日

試合前に、プレーヤーズミーティング(選手会のミーティング)が行われ、
2時間たっぷりと、契約や薬物問題に関しての話がありました。

終了後、パスクチ(バレンティーノ・パスクチ・外野手・もとロッテ)がやってきて、
「おいソウ、今の全部わかったー?」
「最初の15分は、完璧だった」
「あとは?」
「気力が尽き果てたので、放棄した」
「・・・そうだろうなー。ワトソンなんて、寝てたもん。アメリカ人のくせに」


そうだろうなーって、パスクチも話を聞いてなかったんでしょうか。ほほえましいエピソードです。
もしこのままメジャーに昇格できれば、今後も田口日記にパスクチが登場するはず。期待は否応無しに膨らみました。

しかし、パスクチは8日のオープン戦以降出場していません。おかしいと思ったら・・・

The following players were reassigned to Minor League camp: right-handers Ron Chiavacci and Zack Segovia and left-handers Brian Mazone and Joe Savery; catchers Tuffy Gosewisch and Lou Marson; infielders Jason Donald, Mike Cervenak and Andy Tracy; and outfielder Valentino Pascucci.

何ということでしょう。オープン戦でようやく調子を上げてきた3月9日、パスクチは非情にもマイナー行きを通告されてしまったのです。
落ちた先は3Aインターナショナルリーグのリーハイバレー・アイアンピッグス。去年までのオタワ・リンクスが移転の上チーム名を変更したものです。
パスクチはこれからどうするのでしょう。アイアンピッグスで同じくマイナー行きとなった元楽天・トレーシーと昇格を目指すのか、新天地を求めるのか、もしくは日本復帰・・・。ともあれ、マリンブルーの風は日本唯一のパスクチ応援ブログとしてこれからもP様情報をお伝えしていきます。

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