
1週間ぶりのマリンスタジアムには、やっぱりロッテ野球の花が咲き乱れていました。
ブーゲンビリアの花言葉が「あなたは魅力に満ちている」なら、ロッテ野球の花言葉はなんでしょうね。
さしずめ、「マリンは溜息に満ちている」でしょうか。事実、今日は観戦していて溜息しか出ませんでした。
さて、春の陽気に誘われて球場は満員、と思いきや今日は試合開始直前までライトスタンドに空席がありました。レフトスタンドもスタンドデッキ下部を緩衝地帯として空席にしていましたが、結局センターより2ブロックをのぞきホークス側の応援席となりました。ホークスファンがたくさん来たのは良いとしても、ライトのファンはちょっと少ないですね。
試合はいきなり苦しい展開となりました。
1回表、成瀬は2死ランナー無しから多村にレフト前ヒットを打たれると、続く松中にライトオーバーのタイムリーツーベースヒットを打たれてしまいます。ライトのサブローが全力疾走していれば追いついたはずの打球なのですが・・・。
まずい。非常にまずい。
マリーンズは新人投手を極端に苦手としているのです。一昨年もオリックスの新人平野佳の前に完封負けを喫しました。
いきなり先制を許してしまった以上、もはや今日は大場の完封勝利で決まりか、と私は覚悟を決めました。
しかし、試合は私の予想を上回る展開を見せます。
マリーンズは1回裏。2死ランナーなしから3番西岡がピッチャー前のボッテボテの内野安打で出塁します。続くオーティズの打席で盗塁を仕掛けますも、オーティズの空振りがキャッチャー田上の背中を直撃し守備妨害(正確にはボールデッドで盗塁が認められず)となってしまいます。今日はこれがケチのつき始めでした。
その後大場の素晴らしいピッチングを前にマリーンズのバッターはクルクルクルクル回るばかり。なんと1回のオーティズから3回の早川まで7者連続三振!ひどいものです。
そして5回表。味方打線の扇風機振りにもめげず踏ん張ってきた成瀬が守備の乱れをきっかけに崩れました。
1死ランナー無しから川崎の放った打球は三遊間へのゴロ。これを今江が捕球できません。西岡が回り込んで捕球しますが投げられず内野安打となります。その後仲澤をレフトフライに仕留めて2アウトをとりますが、続く多村に四球を与えてしまいます。
2死1,2塁。ここでまたも松中にやられてしまいます。松中の打球はセカンド根元の横を抜け右中間へ。松中シフトでライン際に寄っていたサブローが追いついたのですが、ボールは無情にもグラブの下を通り抜けていきました。
走者一掃のタイムリーツーベースで3−0。重すぎる点差です。それにしてもまたサブローですよ。それほど球足の速いゴロじゃありませんでしたし、サブローなら充分捕れる打球だったのですが・・・。
何とか反撃したいマリーンズは7回裏。2死からオーティズがショート内野安打で出塁します。実質は川崎のトンネルですからラッキーでした。ここで大松がライトフェンス直撃の弾丸ライナーで続きます。これで2死1,3塁。一発が出れば同点の場面でバッターは里崎を迎えました。
今日の里崎はあわやホームランという大ファールの後三振というのを2回繰り返しています。はたして期待して良いのか悪いのか?
スタンドはようやくめぐってきたチャンスに盛り上がりますが、結果はセカンドフライ。この時点でほぼ勝負ありました。
こうなると観客の興味は別の所に向かいます。
大場の奪三振は7回を終わって15。あと4つでオリックスの野田がマリンで達成した19奪三振の日本記録に並んでしまいます。
そんな大記録を新人に許すのか?なんせ6回まで西岡のピッチャーゴロ内野安打1本に抑えられていた打線です。残り2回で4三振など軽いもの。
ロッテだろ?ええロッテですとも!
そして8回裏。
疲れの見えてきた大場に対し、1死からサブローがレフト線を破るツーベースで出塁します。しかし、続く今江のレフトフライでサブローが3塁を回るオーバーラン。当然戻れずダブルプレーとなってしまいました。
今度は走塁ミスですよ。サブローと3塁コーチの西村は一体何をやっているのか?
結局大場に無四球16奪三振を食らって屈辱の完封負け。最下位転落です。アブレイユの好投だけが救いでした。
大場は90年に野茂が打ち立てた新人記録の17奪三振には一つ及ばず。まあサブローの走塁ミスが無ければやられていたでしょうね。
それでも、今日の大場は素晴らしい記録を樹立しました。なんとスタメン全員から三振を奪ったのです。これはプロ野球史上でたった3人しか達成していない大記録です。
一人目は松坂。04年 4月9日の近鉄戦で達成しています。松坂は2006年5月26日の阪神戦でも達成していますね。
そして2人目は川上です。2005年5月20日のロッテ対中日戦。
そう、8回まであわや完全試合だったのを、スンヨプが空気を読まないソロホームランで阻止してしまったあの試合です。
そんな大記録を再びマリンで見ることになるとは、果たして運がいいのか悪いのか。
確かに大場はとんでもなかったですよ。まるで浮き上がるかのような高目のストレートに、キレのありすぎるスライダー。あれはロッテ打線じゃなくても打てません。
ただ、今日は審判のストライクゾーンが明らかにおかしかった。
ストライクゾーンが高いんですよ。顔の辺りを通過したボールまでストライクになっていました。
8回の橋本なんてあからさまに不満を訴えていましたね。高目のストレートで勝負する大場にとっては最高のアシストです。
まあ、今日は判定にケチをつけるのはやめましょう。審判がストライクという以上はストライクなのですから、それに対応するしかありません。
審判の傾向がわかっているのに無為無策に終わった打撃陣は反省すべきでしょうね。もっとできることがあったはずです。
審判のアシストが無くても大場は勝ったでしょう。しかし、いい気にならないでもらいたい。
2002年4月1日。ホークスのルーキーだった杉内がプロ初登板初勝利を飾りました。この時松坂から「ロッテだろ、普通に投げれば大丈夫」というアドバイスを受けていたのは有名な話です。
鷹のルーキー杉内がプロ初登板初白星…西武・松坂が密かに激励コール (サンスポ)
(エンコードをシフトjisに変更すれば読めます)
ロッテをなめるな!怒るファンをよそに、マリーンズは杉内の前に負けを重ねました。しかし、2年後の2004年に事件が起こります。
杉内、ベンチ殴り両手骨折 (ニッカン)
2回7失点でKOされた杉内が、城島の「利き手はやめろ!ブルガリア!ブルガリア!」という静止も聞かずにベンチを殴打。挙句の果てに両手骨折。これがロッテが仕掛けた恐るべき罠。杉内3年殺しの計です。
だから大場よ。今日は負けてやったが、2010年あたりには気をつけるのだな!
ニッカン式スコア
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それでは今日の写真です。

婦警こなつさん

MCのこなつさんに敬礼!

空いている外野スタンド

クール警部

容疑者確保

成瀬



オーティズのバットが田上を直撃したシーンです。

抗議

里崎あわやホームランの大ファールを放つも

三振

西岡も三振

オーティズの危なっかしい守備

大場




アブレイユ抑えた!




てか、にゅーかま〜(=q=)〜
てか、根元殿なす〜(==)b
てか、アブレイユ殿
…相変わらず危険を孕んだ感じでしたが、今日のピッチングであれば、相手には多大なる脅威でしょうな〜( ̄q ̄)ノ
てか、にゅーかま〜(==。)〜