
5月5日の日曜日。神戸で呉偲佑が奇跡的な好投を続ける一方で、曇天のマリンスタジアムでは浦和マリーンズ対稲城ジャイアンツの2軍戦が行われていました。
ファンクラブ有料会員は無料ということもあり、家族連れを中心に6813人も入りました。意外にライトな客層が多数派だったので驚きです。しかし、試合はそんなライト層にはなかなかきつい展開となりました。
まずマリーンズ先発の木興はストライクがまったく入りません。
2回4四球で1失点。一人相撲です。
一方ジャイアンツの先発は久保。なんで2軍にいるんでしょう。
マリーンズ打線は2番にファーストHISAO、9番にセカンドMASATOという豪華布陣で対抗しますがなかなか打てません。ヒットは出てもお約束の大拙攻。3回裏なんてせっかく佐藤がヒットで出塁したのにMASATOがあっさりショートゴロ併殺ですよ。MASATOは守備を見てもやる気を感じませんし、どうにも首筋が寒いです。
4回表からマリーンズのピッチャーが代わり、2番手にルーキーの植松が出てきました。
荒削りですがストレートにキレがあります。しかし4回表、ヒットと四球でピンチを招き、小田嶋のタイムリーで2点を追加されてしまいます。これで3-1。守備の乱れもあり植松にとっては不運でした。
さあグダグダな展開です。球場内の通路では幕張メッセで開催中の恐竜博のチケットの抽選会が始まり、家族連れがぞろぞろと席を立ち抽選会場に向かいます。しかも雨まで降ってきました。
イニング間にはウイングビジョンでは神戸の試合の途中経過が表示されました。なんと予想外にも呉偲佑が好投、勝っています。球場内からは歓声が上がります。きっと神戸は盛り上がっていることでしょう。今神戸にいる連中は勝ち組なんだろうなと、その時点では思っていました。
試合は5回裏に早坂のタイムリーで1点を返すのがやっと。7回裏から登板の2番手越智にも抑えられます。マリーンズも3番手手嶌が好投。球速を抑えて制球重視の安定したピッチングを披露し、ジャイアンツを無失点に抑えますが、完全に負け試合の様相です。
そしてスコアは3-1のまま、終盤の9回を迎えました。いつのまにやら神戸の試合も逆転負けしています。神戸にいるファンは勝ち組じゃありませんでした。かといってマリンのファンが勝ち組という訳でもありません。
せっかくの休日を無駄に過ごしてしまった。こう考えた家族連れも多かったのでしょう。9回を迎えるまでに帰ってしまったファンもかなりいたように思います。
しかし、グダグダ展開にうんざりして帰ってしまったライトな皆さんは、最終回に起きた奇跡、あるいは喜劇を見逃すことになったのです。
9回表。マウンドには育成枠の小林憲。
完全に勢いだけで投げています。球威あるストレートで追い込むのですが、そこから投げる球がありません。変化球はことごとくボール。おまけに制球難。連打を浴びて2点を失ってしまいます。素材は良さそうなこのピッチャー。どう育てるのか見物ですね。
そして9回裏です。
5-1の4点ビハインドと完全な負け試合でしたが、ジャイアンツ3番手の深沢から金澤のヒット、南のタイムリーヒットで1点を返したあたりからムードが変わります。
するとジャイアンツはピッチャーをオビスポに代えました。オビスポは育成枠の外人で、150キロを越す剛速球を投げ込んできます。
これは!欲しい!
しかし、ストライクが入りません。
佐藤のヒットで無死満塁となり、続くMASATOの打席で暴投。これで5-3。球場全体が正人コールに包まれます。
MASATOは期待に応えて四球を選びまた満塁。打席には早坂が入ります。
すると、大変なことが起こりました。オビスポが投球モーションに入りながらやめてしまったのです。
「ボーク!ボーク!ボーク!」と叫びながらオビスポを指差す早坂。
いやーこれはなかなか見られません。満塁でのボークで1点追加。気づけば5-4で1点差です。結局早坂も四球を選び満塁となったところで、最大の見せ場を迎えたのです。
一打サヨナラの大チャンスで、バッターはHISAO。
オーティズの不振から、今やHISAO待望論が日に日に高まっています。ここで打てば、一軍です。
盛り上がるマリン。私の頭の中にも様々な見出しが駆け巡ります。
「HISAO打った!大阪直行弾!」、「猛打爆発!2軍も1軍もHISAOが救う!」
しかし、結果は空振り三振でした。
ああ、HISAO。HISAOはどこまで行ってもHISAOなのか・・・。
HISAOは倒れましたが、まだチャンスです。続く新里がしっかりとタイムリーを放ち同点。細谷セカンドフライも角中が左中間へのサヨナラポテンヒットを放ちマリーンズが勝利。最終回に5点を奪う大逆転劇でした。
試合はグダグダでしたが、2軍には活きの良い選手がたくさんいます。
打撃好調なのは新里。キャッチャーが本職ですが内野もそつなく守ります。試合に出るためには何でもするというハングリー精神がプレーから感じられますね。佐藤も好調ですし、細谷も再三の攻守でピンチを救いました。角中も最後に仕事をしましたね。
HISAOはこの日3三振、5月7日現在で68打席中21三振もしてます。三振が多すぎです。今こそHISAOに出てきてもらいたいのですが、ちょっと現状厳しいですね。奮起を期待しましょう。
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写真はとりあえずサヨナラのシーンだけ。後日追加します。











細谷はあげてもいいんじゃないかと思えるほど元気でした。
他には新里、いつの間に二塁手としてスタメンなんですね。
試合後、1人早めに出てきてサイン攻めにあいながらも
できるだけ多くの人にサインしていたところは偉い!
ファンを大切にしている人なんだと感じました。
育成では宮本(背番号122)
時間があれば皆さんも観にいってください。
彼は練習熱心です。