先日のエントリーに「なぜHISAOと高木さんがこんなに賞賛されているのか分からない」というコメントをいただきました。
HISAOは確かに色々あるでしょう。しかしできの悪い子ほど可愛いという言葉があります。
HISAOはやればできる子。なのにやらない。
それこそがロッテです。HISAOはある意味でロッテを体現した選手なのです。

それと高木さんですよ。
高木さんは普通に賞賛されてしかるべき選手でしょう。疑問が出ること自体に驚きました。
有名なことわざにこんなものがあります。

「亀の甲より年の功、年の功より山本エカ」

ヴェテランの経験や知識は大事にしなければいけない、そしてベテランを重用するエカはすばらしい、という意味です。
先日200勝を達成したヴェテランが「山本」を名乗っているのもこのような事情があるからです。

そもそも高木さんは山本エカ師によって戦力外の窮地から救われた男。立派な山本チルドレンなのであります。
俺たち86番目の戦士にとっては賞賛せずにいられない、まさにキング・オブ・ベテランです。


さて、今日のメインはそんな話ではなく、薮田がロイヤルズを戦力外になったと言う話です。

「ストライクが取れない」薮田戦力外通告 (スポニチ)
ロイヤルズ薮田が戦力外、40人枠外れる (ニッカン)

薮田がメジャー40人枠から外れ、事実上の戦力外通告を受けたそうです。2年で約6億4800万円という大金で契約を結んだにもかかわらず、結果が出ないと見るやあっさりクビ。その辺メジャーはドライですね。
今後薮田はどうなるのでしょう。このニュースだけではメジャー昇格の可能性が少なくなっただけで、この時点で所属していた3Aオマハ・ロイヤルズをクビになったわけではありません。しかし8月5日現在マイナーリーグの公式サイトで薮田の名前を検索すると、所属チームが空欄になっています。オマハ・ロイヤルズのサイトにはニュースとして出ていませんし、名鑑を見ればまだ在籍中となっていますが、当の薮田は7月31日を最後に登板していません。ひょっとしたらオマハ・ロイヤルズを退団したのかもしれませんね。このまま行けば8月末にP様のいるニューオーリンズ・ゼファーズと対戦する予定だったのですが。

オマハを退団したのであれば別のチームを探すことになるのでしょう。
私は薮田不調の理由はメンタル面と見ています。もともと薮田と言えばチキンハート。ほんの数年前まではいつもマウンド上でオドオドしていたものです。マリーンズでは活躍できても、知っている人間が誰もいない異国の地で弱気の虫が顔を出したのかもしれません。
とすれば、やっぱり知った顔のいるチームがいいですね。まずはP様のいるゼファーズに移籍し、P様と共にメッツへの昇格を目指すのがいいと思います。来年のメッツの監督はバレンタイン監督かもしれませんし。
とにかく、アメリカでダメだったからすぐに日本復帰というのは賛成できませんね。納得いくまでアメリカにとどまり、マイナーからの再昇格を目指して欲しいです。

で、P様です。メッツに昇格しそうだと言う話はどうなったのでしょうか。
7月途中まで3割をキープしていた打率は順調に下がり続け、いまや.283、24本塁打、65打点と下降気味です。24本塁打はリーグ5位。1位のDallas McPhersonは39本も打ってます。
ちなみに元西武のスコット・マクレーンが.300、22本。マクレーンと同じような成績では昇格への決め手を欠くと言わざるを得ません。
しかし、8月はP様の季節。これから活躍してメジャーの選手枠が広がる9月の昇格を期待したいものです。

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