さて、ズレータ退団となれば新しい外人を探す必要があります。
となれば思い出すのはもちろんP様。なんだかんだでパスクチ以下の成績しか残せなかったズレータはもういいです。
やっぱりスリルとエンターテイメントに溢れる外人に来てもらわないと。

で、今年のP様はメッツ傘下のニューオーリンズ・ゼファーズで昇格一歩手前まで行ったものの、残念ながら今年もメジャーでプレーすることが出来ませんでした。

今年の成績は以下の通りです。選手名鑑

114試合 打率.290 115安打 27本塁打 81打点 77四球 109三振 出塁率.410 長打率.553 OPS.963

去年より若干下がったとはいえ立派な成績です。特に打点はチームトップであり勝負強いところを見せました。
またOPS(出塁率と長打率とを足し合わせた値)が長らく10割を越えていたことからメジャーからも注目され、メッツ戦を放送するスポーツ専門チャンネルから昇格の第一候補としてプッシュされたこともありました。
なぜなんですかね?やっぱり守備がヘタクソだからでしょうか。マイナーリーグでも守備が下手といわれているようですし。

しかし、日本野球経験者のうち、元巨人のディロン、元楽天のトレーシー、元西武のマクレーンがメジャー昇格を決めているのです。
パスクチが彼らより打たないとは思えません。やっぱりメッツの選手構成上の問題なのでしょうか。

それにしてもマクレーンって2001年から2004年まで西武にいたあのマクレーンですよ。36歳なのにまだマイナーで頑張っていたんですね。
今年は3Aのフレズノ・グリズリーズで134試合に出場し打率.300、29本塁打、108打点という立派な成績を残し、シーズン終盤に昇格を決めました。そして9月3日のロッキーズ戦ではプロ19年目にしてメジャー初本塁打を放っています。不屈のヴェテランがついに花開く。良い話です。

マクレーンの名鑑

マクレーンを獲ってもいいですが来年は37歳、ちょっときついです。となると、やっぱりP様にもう一度来て欲しいです。
というのは、パスクチはマイナーの長距離打者の中では比較的三振が少ないからです。
今年のパシフィックコーストリーグのホームラン王、ダラス・マクファーソンは42本塁打ですが、なんと448打席で168三振もしています。多すぎです。これでは日本の投手に対応できません。

P様はまだ30歳。マイナーリーグで一皮向けたかもしれませんよ。来年フルで働けば打率.230、28本、70打点、20失策、お立ち台16回ぐらいの成績を残してくれるかもしれません。

さて、私は以前このブログで取り上げた今年のイチオシ外人、マックス2世ことウィル・ベナブルはシーズン終盤にメジャーに上がってしまいました。
マイナーでは120試合に出場し打率.292、14本塁打、58打点とまあまあの成績。メジャーでも28試合で打率.264、2本塁打、10打点とそこそこ結果を出しています。ともあれメジャーリーガーになってしまった以上は日本に呼ぶとウン億円。手の届かない存在になってしまいました。

マイナーの名鑑 メジャーの名鑑


メジャーと言えばフロリダ・マーリンズで馬車馬のように投げていたジャスティン・ミラーが人知れずマイナー落ちしていました。
今年は46試合、46と2/3イニングを投げて防御率4.24、4勝2敗、被安打46、22失点とそれなりの成績だったのですが、被安打の多さが不安定と見られたのでしょうか。8/13の登坂を最後に3Aのアルバカーキ・アイソトープスに降格。そこで1回持たずに3失点で降板した後、シングルAなどで投げて今シーズンを終えました。燃え尽き症候群でしょうか。P様ともども来年はどこでプレーするのかも気になるところです。

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