ここ数日ブログの更新が出来なかったのは、先日ANAから発表されたANA VISA Suicaカードに申し込もうかどうか考えていたからです。
ANAカードでマイルが貯まってスイカが使えるのは魅力的。しかし定期券機能が使えない・・・。定期券はビュー・スイカカードにしておいて、ANA−JCBのカードを持つべきでしょうか。うーん。
さて、惜別球人の4回目は木興です。
木興 | 試合 | 勝利 | 敗北 | S | 回数 | 三振 | 防御率 |
2005 | E13 | 1 | 0 | 0 | 15 1/3 | 13 | 1.76 |
2006 | E26 | 8 | 3 | 0 | 77 1/3 | 42 | 4.54 |
2007 | E18 | 1 | 3 | 0 | 23 2/3 | 12 | 5.32 |
2008 | E5 | 0 | 2 | 0 | 11 | 6 | 10.64 |
木興拓哉、左投げ。2004年高卒ドラフト4巡目でマリーンズに入団。
入団時に「3年潜伏宣言」を行って話題になりました。じっくり体を作って4年目に1軍昇格を果たす予定でした。
1年目の2005年はファームで13試合に登板し、少ない投球回数ながら防御率1.76をマーク。2年目の2006年はファームで先発ローテに定着し、8勝3敗、防御率4.54と高卒2年目としては上々の成績を残しました。2006年オフにはハワイ・ウインターリーグに派遣されるなど首脳陣の期待も大きく、あとは課題の制球さえよくなれば1軍は目前でした。
しかし、その制球の悪さが致命的な欠点となってしまいました。
2007年は四球を連発して崩れるケースが多く出番が激減。園川コーチとフォーム改造に取り組んだものの、残念ながら失敗に終わりました。
翌2008年も制球難は治らず、さらに出番が減っていきます。たまにもらった先発のチャンスでも大炎上。ゴールデンウィークのマリンで行われたイースタンの讀賣戦に登板した木興はひどいものでしたよ。2年目までの輝きは完全に失われていました。とにかくストライクが入らず、マウンドでオドオド。そして今年はわずか11イニングの登坂に終わり、球団から戦力外通告を受けました。
2軍で8勝を挙げる実力を持ちながらの急速な劣化。いったい何がいけなかったのか。木興の場合ケガが原因ではありません。
まだ4年目の22歳。正直言って戦力外通告をするには若すぎると思います。もう少し様子を見ることは出来なかったのでしょうか。
ノーコンさえ何とかなれば左のセットアッパーとして高木さんのように細く長く生き残ることができるかもしれません。
トライアウトを受けるようですので、どこかが拾ってくれることを祈ります。
…じゃなくて、前回の三島もそうですが、名前しか知らないような選手でもこうして戦力外になると、寂しさを感じます。故障ではないならどうか再起して欲しいですよね。