今日はドラフト会議。ここ数年独自路線を突き進むマリーンズが何をやってくれるのか非常に楽しみです。

で、指名した選手は以下の通り。育成での指名が8人もいます。

1 木村雄太 投 東京ガス
2 長野久義 外 ホンダ
3 上野大樹 投 東洋大
4 坪井俊樹 投 筑波大
5 山本徹矢 投 神戸国際大付高
6 香月良仁 投 熊本ゴールデンラークス
――
育成 木本幸広 投 日高中津高
育成 鈴江彬 投 北信越BC・信濃
育成 角晃多 内 東海大相模高
育成 生山裕人 内 四国九州IL・香川
育成 西野勇士 投 新湊高
育成 岡田幸文 外 全足利クラブ
育成 吉田真史 外 太田工高
育成 田中崇博 投 八日市南高
<選択終了>

1位は東京ガスの木村。
一昨年のドラフトで「在京パリーグ志望」、「ロッテ以外拒否」と発言しマリーンズ人を驚愕させたあの木村です。
当時は横浜に指名されるも拒否、今回は相思相愛という形で1位指名となりました。左腕の社会人ということで即戦力になってくれるといいのですが、速球派ではないだけに過度な期待は禁物でしょう。

そして2位はなんとHondaの長野。
一昨年讀賣を志望して日ハム入りを拒否したあの長野です。KYロッテが今年もやりました。
長野は今年のドラフトでも「巨人以外拒否」の姿勢を貫くと思われましたが、ドラフト直前にはやや態度を軟化。そして一部報道の通り強行指名となりました。

バレンタイン監督がまたいいんですよ。
「この会議は球団が選手を指名するもので、選手が球団を決めるのではない」

さすがです。あと田沢を指名していれば完璧でした。

さて、指名を受けた長野は「気持ちはまだ半々ですね。頭が整理できていない。(日大時代の)2年前よりは今の方がプロでやれるんじゃないかと思っている」と発言。入団の可能性はありそうです。マリーンズは20代の右の外野手が手薄ですから、社会人屈指の右の外野手である長野は補強ポイントに合致しています。足と肩は良いですし、打撃にも定評があるそうです。ポストサブローとして期待したいところです。とりあえず入団の暁には発表会で「アイム チョーノ!」と叫んでもらいましょう。

3位の上野は右腕。讀賣の上野の弟とのことで、140キロ台後半の速球が武器になりそうです。4位の坪井は左腕。首都大学で歴代4位の通算34勝を挙げています。技巧派高学歴左腕として小宮山と園川を足して2で割ったような投手になって欲しいです。
ちなみにマリーンズの歴代ドラフト4位は伊藤、荻野、川崎、俊介、コバヒロ!いい選手ばかりです。
古くは初芝神や倉さんも4位です。それとHISAOも4位。
・・・期待できますよ!


5位の山本は高卒右腕。や・・・やまもと・・・、いや、なんでもありません。
かつて日ハムでNHKトリオと呼ばれた黒木スカウトが注目する逸材で、ストレートがいいとのこと。素材型ですね。今度と言う今度はきちんと育てて欲しいものです。

6位の香月はオリックスの香月の弟です。熊本ゴールデンラークスと言うチームは午前中に選手全員がスーパーで働くのがきまりだそうで、香月も生肉売り場でコロッケを揚げていたそうです。スーパー店員からプロ野球へ。こういうハングリー精神のある男は強いですよ。期待しましょう。

育成では8人も指名。3軍を作るつもりなのでしょうか。
指名されたメンバーも多士済々。木本は日高中津分校の出身。ミカンの大砲垣内哲也の後輩です。北信越BCの鈴江は大学中退後台湾の興農ブルスでプレーした苦労人。四国九州ILからは生山が指名されました。そのほかには先日マリン出入団テストを受けた角盈男ジュニアが指名されました。自分としては小兵の内野手が大好きなので、角にはがんばってほしいですね。
あ、太った内野手とスキンヘッドの外野手も好きですよ。

そのほかのメンバーもやがてはマリーンズを背負って立つ選手になってくれるかもしれません。大量指名で厳しい競争になりますが、1人でも多くの選手の活躍を祈ります。


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