マリーンズが強行指名した讀賣志望の長野。
その長野が指名会見でマリーンズの印象を聞かれ、「ロッ・・・テ・・・ですか(苦笑)」と答えたことに対し、非難する声が上がっているようです。
マリーンズに入団して欲しくないという意見もあるようですね。
しかし、長野のあの反応には懐かしさを覚えます。かつてロッテの指名を拒否した小池の件もありますが、それだけじゃありません。
長野のあの反応は、暗黒時代だった頃のロッテに対する一般人の反応そのものです。要するにロッテ(笑)。
今でこそマリンに客が入るようになり、ロッテは強い人気球団だと真顔でこのブログにコメントする人も出てきましたが、ほんの少し前まではそうじゃありませんでした。
マリーンズファンがあのような反応を示す友人を地道に誘い続けることによって少しずつファンを増やし、そしてバレンタイン監督が指揮を取りチームが優勝して知名度が上がり、今のマリーンズがあります。最近はセリーグのチームの兼任ファンや鞍替えファンが増えているようですね。ロッテが持つ良さに多くの人が気づき始めたのでしょう。
今のマリーンズには意欲的なスタッフと、素晴らしい球場と、知名度はなくとも個性的な選手と、日本全国どこにでも遠征するたくさんのマリーンズバカがいます。その、今のマリーンズを長野に知って欲しいのです。
長野はおそらく今まで巨人だけを見てきたのでしょう。ロッテなど眼中になかったはずです。
視覚に入っても見ていない。見ていないのですから、興味も関心もわくはずがありません。
ですが、視点を変えればそれまで見えていなかったものが見えてきます。
その他11球団から、自分が入るかもしれない球団へ。
悪くはないと思いますね。讀賣と同じ在京球団です。讀賣には讀賣の良さがあるかもしれませんが、ロッテにはロッテの良さがあります。
入団時あれほど拒否反応を見せていた大嶺も、今はブログでこう言っています。
こんばんはo(^-^)o
自分がロッテに指名されてから2年経ちましたね!
あのドラフトは絶対に忘れられない日です(^O^)/
その時はいろいろとあったんですけど今は…「本当にロッテで良かった」と思ってます!
?球団No.1のファンと素晴らしい監督、コーチ、選手、スタッフと野球が出来て嬉しいです!
ぜひ長野も読んで欲しいです。
そしてもう一つ。
かつて、入団を渋る西岡に松本スカウトが放った殺し文句は、「プロは試合に出てナンボ」でした。
試合に出るチャンスは明らかにマリーンズの方が大きいです。
なにせマリーンズは若手外野手が少ないです。2006年なんて外野の最年少がパスクチという恐ろしい事件すらおきていました。しかも現在右の若手は竹原と南だけ。若手からスター選手まで揃う讀賣とは大違いです。多くの選手がスタートラインにすら立てずに消えていく厳しい世界で、この大甘な状況はなんでしょうか。男だったら勝負ですよ。
まあ、あとは長野にじっくりと考えてもらいましょう。
「来るものは拒まず、去るものは追えず」
これがマリーンズの基本姿勢ですから。
ただ、一ファンとして言わせてもらうならこうなります。
長野よ!ロッテに来い!
さもなくば、未来永劫ネタにするぞ!
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>「来るものは拒まず、去るものは追えず」
名言ですね。さすが薫友さまです。