
11月11日に行われた12球団合同トライアウトに行ってきました。
場所は神奈川の安針塚にある横浜ベイスターズ総合練習場、9時半過ぎに着いたらバックネット裏にわずかに設けられた観客席は満席でした。仕方なく端の通路に立って観戦したのですが、ベンチに座るとバックネットの柱が邪魔でよく見えませんから、立っていて正解だったのかもしれません。ただカメラと望遠レンズの重量が2キロあるので、三脚無しで立ちっぱなし4時間弱は疲れました。
球場へは各球団や独立リーグのスカウト、取材陣の他、競輪の中野浩一が来ていました。プロ野球選手を競輪にスカウトしたいのだそうです。現に説明用のブースが出ていました。
マリーンズがらみでは加藤康介、戸部、田中良平、三島、木興、平下が参加しました。
まずは彼らの姿を写真で追いつつ、当日の模様をレポートします。
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トライアウト開始前のノッカーを務めたのはシーレックスのコーチである井上純です。
純もまた横浜を解雇されてマリーンズにテスト入団した苦労人です。解雇から帳尻クリーンアップとして活躍し、あげくのはてにリーグ優勝のウイニングボールまでつかんだのですから天国と地獄を味わってますね。そんな純が厳しくも優しい眼差しを選手たちに向けています。








まずは加藤康介。
打者4人に投げて1安打されたものの、キレのある投球で他のピッチャーとの役者の違いをみせました。
今年の成績は2軍で防御率6点台と散々ですが、まだまだ加藤は死んじゃいません。
投手を大量に解雇した横浜が早速名乗りを上げ、無事再就職を決めました。









次は戸部。戸部は相変わらず戸部でしたね。
悪くはありませんが、2四球と良くもありませんでした。果たして獲得する球団があるかどうか。










田中良平。
ストレートはそれなりのスピードで、打者4人から2三振を奪いましたが、1安打されています。
正直決め手を欠くピッチングでしたね。








三島はコントロールがよくありませんでした。
スピードも出ない上に2四球では・・・。







木興はもっとひどいピッチングでした。
打者4人で3四球。切れもスピードも制球もダメで、あれではどこも獲らないでしょう。
やはり園川に壊されてしまったのか。独立リーグで再起を期すのでしょうか。


野手では元マリーンズの平下が参加。
ヒットは打ってるんですが守備では弱肩を披露。正直微妙な所でした。
他の選手たちの写真や詳しい成績などは後日改めてアップします。
この制度は悪くないと思います。この場でひとりでもプロ野球が続けられる選手が現れるといいですね。