明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今年はバレンタイン監督のラストイヤーということで、ぜひ有終の美を飾ってほしいところではありますが、その経緯を巡るゴタゴタを考えると、どうにも多難な1年となりそうです。
何度も申し上げるようですが、私自身は球団の「バレンタイン監督今期限り」という方針自体に賛成しております。しかしファンの中には来期以降の続投を求める声もあり、ライトスタンドで何らかのアクションを起こそうという動きもあるようです。別にそれ自体は様々な考え方があってのことですから、行動したい人はすればいいと思います。ただ、ファンに対して主導的な立場に立った上で、「バレンタイン続投」をファンに対する踏み絵として迫るようなことはやめてほしいですね。
もしそういう事態になれば、今までファンが守り育ててきたライトスタンドの一体感は完全に瓦解するでしょう。今年はバレンタイン監督に関する思惑の違いを超えて、チームの勝利を願うファンとしての純粋な思いをひとつにしていければ良いと思います。

それにしても、新年早々こんなことを考えなければいけないとは。
つくづく千葉ロッテマリーンズという球団は「どS」な球団です。ファンはどMですが。
2005年あたりに軽い気持ちでファンになった方も、今頃は自分がどんな球団を好きになってしまったのか思い知らされていることと思います。
2005年は日本一になっても、その後は毎年のようにひたすら負けまくる「新規ファンふるい落としキャンペーン」があり、不可解なトレードがあり、球団のファンサービスに首をかしげ、そして今回のお家騒動。まるでマリーンズがファンに向け次々と試練を課しているかのようです。
そして幾多の試練に耐え、マリーンズによる苛烈な仕打ちを受けてもなおマリーンズのファンを続けるあなたは、もはや立派などMです。

マリーンズという球団は、ファンに対して問いを発することをやめません。
ファンとは何か?応援とは何か?なぜマリーンズを応援するのか?
幾多の試練に耐えてまで、なぜファンを続けるのか?

今回のお家騒動もまた、マリーンズからファンに発せられた一つの問いでしょう。
だからファンをやめると言う人もいるし、やめないと言う人もいます。
正解はありません。ファン一人一人が球団と向き合い、自分なりの答えを見つけていくしかないのでしょう。

結局のところ、我々が愛するマリーンズというチームは、球団の営業サイドが目指した、「ライトなファンに支えられたライトなチーム」にはなれそうもありません。
バレンタイン監督を旗印として大幅なイメージアップに成功しましたから、一見ライトに応援できるチームに見えます。しかし中に入ってみればロッテ臭うずまくカオスな球団なのですからタチが悪い。
でも、それはしょうがないんです。ロッテですから。

さあ今年はチームもファンも首脳陣もフロントも営業部門も正念場。
チームは補強がまるで進まない中勝ちに行かなければなりませんし、首脳陣は結果を出して有終の美を飾りたいところですし、フロントは28億と言われる赤字の解消に力を注がなければなりませんし、営業部門はバレンタイン政権後に間違いなく減るであろうファンのつなぎとめに知恵を絞る必要があります。
ファンとしてできることはチームを応援することと、球団にお金を落とすこと。
あとは球場に訪れたファンがまた来たいと思わせるような雰囲気を作るべく、一ファンとしてできることをしたいですね。
やっぱり自分が応援するチームですから、一人でも多くのファンが増えてほしいと思いますし、また残ってほしいと思います。
このブログがファン増加、もしくはつなぎとめの一助になれば幸いです。

2009年が良い年になるよう、みんなでマリーンズを応援していきましょう。

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