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石垣島旅行記の5回目はいよいよ最終日、2月9日に路線バスで石垣島を一周しましたが、今度は原チャリで石垣島を一周してみました。
天気は快晴。朝のさわやかな風を一身に浴び、北に向かって出発です。

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2月11日。いよいよ石垣島旅行も最終日を迎えました。
今日は午前中に石垣島を原チャリで一周し、午後は黒島を観光した後帰途につく予定です。
石垣島は意外に広く、一周して色々見て回るだけでも5時間は必要なのだとか。のんびりしている場合ではありません。荷物をホテルに預けた後、レンタバイク屋で借りた原チャリにまたがり、7時過ぎに出発しました。まだ外は夜が明けたばかりです。



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祝日の早朝なせいか、車とまったくすれ違いません。少々寒いので宮良川のヒルギ群落が見える橋で一休みしました。ここからは珊瑚礁で有名な白保の集落を抜け、新石垣島空港の予定地を右手に見ながら快調に北上しました。


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やがて最初の目的地、玉取崎展望台に到着しました。石垣島の北部にあり、綺麗な花の咲く小高い丘にある展望台です。展望台には先客がいました。どこかの雑誌や本の企画に使うのでしょうか。高そうなカメラで風景を撮影しています。

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玉取崎展望台からの景色。東を向けば石垣島の海から朝日が昇ります。時刻は8時半を回ったところです。

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北に目を向ければ、これから向かう平久保半島が見渡せます。残念ながら朝もやのせいで珊瑚礁の海がはっきりと見えません。玉取崎に行くのはもう少し遅い時間の方がいいようです。


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玉取岬からさらに北上し、平久保半島に入ります。こちらは伊原間サビチ洞。海に通じる洞窟ですが、入場料が700円もするので入りませんでした。


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伊原間からさらに北に向かう途中、久宇良という小さな集落の先に石垣島サンセットビーチという綺麗なビーチがありました。その名の通り夕日がきれいなことで知られていますが、シーズンオフの早朝とあって誰もいませんでした。

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まったく濁りのない、綺麗な海です。

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2日前乗ったバスの終点、平野に向かう道から別れ、平久保崎灯台への道を進みます。いかにも最果てといった景色になってきました。

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平久保崎灯台への入口。原チャリを降り、先へ進みます。

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平久保崎灯台に着きました。石垣島最北端の灯台です

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灯台のそばの丘に登り、平久保崎の景色の景色を眺めます。こちらは平野方面。綺麗な砂浜が続いているのが見えます。

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珊瑚礁の海の中にぽつんと灯台が立っています。波と風の音しかしない丘の上でボーっと景色を眺めていると、思わず時間がたつのを忘れてしまいそうです。レンタバイク屋のおばさんがイチオシしていた訳が分かりました。
しかし、いつまでも眺めているわけにはいきません。時刻は9時半。これから市街地に戻り、12時半の船で黒島に行かなければならないのです。後ろ髪惹かれる思いで灯台を後にし、平久保半島の道を引き返し、川平湾へと向かう道を進みました。


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1時間ぐらい走ったでしょうか。次の目的地。米原のヤシ群落に到着です。ここはヤエヤマヤシの群落で、石垣島と西表島にしかない珍しいヤシなんだそうです。

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密林の中の道を行きます。団体客が列を成しており、なんだか落ち着きません。

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ヤシの群落。背の高いヤシの木がニョキニョキと生えています。

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不思議な形をした根っこ。

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上を見上げると、日本じゃないかのような光景ですね。

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米原を出ると、まもなく川平湾が見えてきます。昨日一昨日と曇りですが、今日は快晴。良い景色が期待できそうです。

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またまたやってきました川平湾。3度目の正直です。

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今日は晴れて気持ちの良い景色です。海の色が天気によって違うと言うのは本当ですね。


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川平湾を石垣島一周の最後の目的地、御神崎灯台にやってきました。路線バスが伸びておらず、車かバイクでしかいけない景勝地です。

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灯台は切り立った崖の上に立っています。

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下を見ると断崖絶壁です。柵はありません。

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ここは石垣島の西の突端。夕日がきれいなことで知られています。ただ、ほとんど明かりの無い場所ですから、夕暮れ時に行くのは少し恐いですね。

さて、これで石垣島の絶景を堪能しました。
時刻は11時過ぎ。これから石垣島の市街地に戻り、昼食に八重山そばを食べたいところです。
行く先は「のりば食堂」。前日行ってみたら無念のお休みだったので、今日は2度目のチャレンジをしてみました。
ただあまり時間がありません。急がなくては!
ダッシュで市街地に戻り、店に入った時点で12時を回りました。昔ながらの古めかしい店内はほぼ満席で、相席となりました。
私の前の若い兄ちゃんは大盛のカレー定食を食べています。ご飯とカレーが別々に出てくる本格的なヤツです。私は3枚肉そばを注文。
混んでいるせいかなかなか出てきません。ようやく出てきたのは12時15分。
食べてみたらこれが美味いんですよ。ウコンのあっさりした苦味とスープが良く合い、ぞぞぞぞっ!と5分で食べてしまいました。
船の時間まであと10分。船の乗り場まで5分もかかりませんから間に合いそうです。
ほっとしながら会計をすませると、店のおばちゃんが、「相席でごめんね。良かったらこれ後で食べて」と、炊き込みご飯のおにぎりをくれました。
なんと素晴らしい店でしょう。細やかな心遣いにしびれました。

そして12時半の船に無事間に合い。おにぎりを食べつつ黒島へと向かいました。