アメリカの新聞がバレンタイン監督の来季メジャー復帰について報じています。
現時点でワシントン・ナショナルズの監督候補になっており、メッツ、ヤンキース、ドジャーズの監督候補になる可能性すらあるとのこと。
共同通信がソースなので両紙とも同一の内容です。
ボビー、来季ナショナルズ監督？米誌報道 （ニッカン）
ボビー、大リーグ復帰？米メディアが監督候補に （スポニチ）
ファン有志がバレンタイン監督の残留を求める署名をロッテ本社に提出したその日に、アメリカの新聞でバレンタイン監督の来季メジャー復帰説が報道される。偶然にしては話ができすぎています。
まるで署名を提出したファン有志をあざ笑うかのようなタイミング。
私は彼らの主義主張には賛成しませんけど、彼らがチームのことを真剣に考えて行動したという点は理解しています。
それなのに、これはちょっとあんまりでしょう。ファンの真情を踏みにじられたようなものであり、同じファンとして、なんとも情けない気分です。
実際アメリカではどのように報じられているのでしょうか。
記事で紹介されているアメリカの報道を紹介しましょう。ヤフーによる自動翻訳版もあわせてどうぞ。
Nationals could replace Acta with Valentine; pitching market thinning （Sportsillustrated）
YAHOOによる日本語訳
Valentine reunion with Mets isn't far-fetched （FOX)
YAHOOによる日本語訳
Sportsillustratedの記事によると、バレンタイン監督が日本で監督をしている最中でもドジャーズとデビルレイズから監督のオファーがあり、デビルレイズの監督を引き受ける寸前まで行ったということらしいです。確かに２００５年オフにメジャーからオファーが来ているらしいという報道がありましたが、契約寸前まで行っていたのですね。それは知りませんでした。
アメリカでこんな報道が出るということは、ファンの署名活動をよそに、バレンタイン監督はアメリカでの再就職活動を着々と進めている、ということなんでしょうね。まあそれは当然と言えば当然。監督にも生活がありますから。
思えば２００８年のプレーオフがかかった大事な時期に、バレンタイン監督は「今年や来年で終わりと言うなら来年ロッテにいる気にならない」と、２０１０年以降に及ぶ長期契約を要求しました。
球団側が長期契約を認めなかった時点で、バレンタイン監督は自らの行く末を予測したんでしょう。その後の球団の対応はひどいものですが、結局こうなってしまった以上、もはやバレンタイン監督に日本に留まる理由はないのかもしれません。
選手たちはこの騒動をどう思っているのでしょうか。
マリーンズの携帯公式サイトを見ると、６月１４日付プレイヤーズインタビューにて渡辺俊介はこんなことを言っています。
「選手達は野球に集中してみんなやっています。なので、ファンの人にも野球を見てもらえたらいいなって思います」
野球を見ていないファンがいる。俊介はそう言いたいんでしょうか。
俊介はどこを見ている？バレンタイン監督の旗が舞うライトスタンド？
選手がファンに「野球を見て欲しい」と言わざるを得ない現状を、我々ファンはどう捉えればいいのか。
そして今日の東スポの記事です。
ロッテファンは熱い直訴・・・それでもボビー続投、選手はNO
今季限りの退団が決まっているロッテ、ボビー・バレンタイン監督の残留を願うファン有志が１５日、都内のロッテ本社を訪れ、１１万２４９３人分の署名を重光武雄オーナーあてに提出した。
署名活動を行った「ボビー・バレンタインの残留を実現する会」代表の１人、田中保成さんは「シーズン前に退団が決まったのは納得できない。何としても千葉に残ってもらいたい」とオーナーに熱い思いを訴えた。
これにバレンタイン監督も即座に対応。本拠地で行われた練習をチェックした際に「ファンの情熱の表れ」と目頭を押さえた。
ロッテ担当の女記者関根が気になったのは、ボビーよりも選手の反応だった。１４日の阪神戦で約１ヶ月ぶりの３連勝をしたとはいえ、チームは５位に低迷。選手は開幕前から続く監督とフロントのいざこざにうんざりしているからだ。では今回のファンの直接行動をどう受け止めたのか。
ナインの総意はボビー続投に「NO」だった。ある主力は「正直、あまり興味が無い。僕らは野球をやるだけ」とそっけない反応。根底にあるのは指揮官への積もり積もった不信感だ。選手の多くはボビーに感謝の気持ちもある反面、昨年から続く政治的駆け引きとパフォーマンスに食傷気味なのだ。
ナインは「何としても監督を胴上げする」と発言していたが、「そう言わなきゃ格好つかないでしょう」が本音だ。熱狂的なファンの声を意識し、本音と建前を使い分けなければならない。これはチームにとって非常に不幸なことだ。
「ファンにはどこまでその本音が届いているのかしら・・・」
選手とファンとフロントが違う方向を見ている球団の現状に、関根は悲観的にならざるを得なかった。
東スポの関根記者は今季のフロントの横暴を唯一ファン寄りに立って報道してくれた記者。その記者からこんな記事がでてしまいました。
なんだかもう溜息しか出ませんね。
バレンタイン監督はロッテを優勝させてくれたけど、優勝の代償がこの状況なのか・・・。
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現時点でワシントン・ナショナルズの監督候補になっており、メッツ、ヤンキース、ドジャーズの監督候補になる可能性すらあるとのこと。
共同通信がソースなので両紙とも同一の内容です。
ボビー、来季ナショナルズ監督？米誌報道 （ニッカン）
ボビー、大リーグ復帰？米メディアが監督候補に （スポニチ）
ファン有志がバレンタイン監督の残留を求める署名をロッテ本社に提出したその日に、アメリカの新聞でバレンタイン監督の来季メジャー復帰説が報道される。偶然にしては話ができすぎています。
まるで署名を提出したファン有志をあざ笑うかのようなタイミング。
私は彼らの主義主張には賛成しませんけど、彼らがチームのことを真剣に考えて行動したという点は理解しています。
それなのに、これはちょっとあんまりでしょう。ファンの真情を踏みにじられたようなものであり、同じファンとして、なんとも情けない気分です。
実際アメリカではどのように報じられているのでしょうか。
記事で紹介されているアメリカの報道を紹介しましょう。ヤフーによる自動翻訳版もあわせてどうぞ。
Nationals could replace Acta with Valentine; pitching market thinning （Sportsillustrated）
YAHOOによる日本語訳
Valentine reunion with Mets isn't far-fetched （FOX)
YAHOOによる日本語訳
Sportsillustratedの記事によると、バレンタイン監督が日本で監督をしている最中でもドジャーズとデビルレイズから監督のオファーがあり、デビルレイズの監督を引き受ける寸前まで行ったということらしいです。確かに２００５年オフにメジャーからオファーが来ているらしいという報道がありましたが、契約寸前まで行っていたのですね。それは知りませんでした。
アメリカでこんな報道が出るということは、ファンの署名活動をよそに、バレンタイン監督はアメリカでの再就職活動を着々と進めている、ということなんでしょうね。まあそれは当然と言えば当然。監督にも生活がありますから。
思えば２００８年のプレーオフがかかった大事な時期に、バレンタイン監督は「今年や来年で終わりと言うなら来年ロッテにいる気にならない」と、２０１０年以降に及ぶ長期契約を要求しました。
球団側が長期契約を認めなかった時点で、バレンタイン監督は自らの行く末を予測したんでしょう。その後の球団の対応はひどいものですが、結局こうなってしまった以上、もはやバレンタイン監督に日本に留まる理由はないのかもしれません。
選手たちはこの騒動をどう思っているのでしょうか。
マリーンズの携帯公式サイトを見ると、６月１４日付プレイヤーズインタビューにて渡辺俊介はこんなことを言っています。
「選手達は野球に集中してみんなやっています。なので、ファンの人にも野球を見てもらえたらいいなって思います」
野球を見ていないファンがいる。俊介はそう言いたいんでしょうか。
俊介はどこを見ている？バレンタイン監督の旗が舞うライトスタンド？
選手がファンに「野球を見て欲しい」と言わざるを得ない現状を、我々ファンはどう捉えればいいのか。
そして今日の東スポの記事です。
ロッテファンは熱い直訴・・・それでもボビー続投、選手はNO
今季限りの退団が決まっているロッテ、ボビー・バレンタイン監督の残留を願うファン有志が１５日、都内のロッテ本社を訪れ、１１万２４９３人分の署名を重光武雄オーナーあてに提出した。
署名活動を行った「ボビー・バレンタインの残留を実現する会」代表の１人、田中保成さんは「シーズン前に退団が決まったのは納得できない。何としても千葉に残ってもらいたい」とオーナーに熱い思いを訴えた。
これにバレンタイン監督も即座に対応。本拠地で行われた練習をチェックした際に「ファンの情熱の表れ」と目頭を押さえた。
ロッテ担当の女記者関根が気になったのは、ボビーよりも選手の反応だった。１４日の阪神戦で約１ヶ月ぶりの３連勝をしたとはいえ、チームは５位に低迷。選手は開幕前から続く監督とフロントのいざこざにうんざりしているからだ。では今回のファンの直接行動をどう受け止めたのか。
ナインの総意はボビー続投に「NO」だった。ある主力は「正直、あまり興味が無い。僕らは野球をやるだけ」とそっけない反応。根底にあるのは指揮官への積もり積もった不信感だ。選手の多くはボビーに感謝の気持ちもある反面、昨年から続く政治的駆け引きとパフォーマンスに食傷気味なのだ。
ナインは「何としても監督を胴上げする」と発言していたが、「そう言わなきゃ格好つかないでしょう」が本音だ。熱狂的なファンの声を意識し、本音と建前を使い分けなければならない。これはチームにとって非常に不幸なことだ。
「ファンにはどこまでその本音が届いているのかしら・・・」
選手とファンとフロントが違う方向を見ている球団の現状に、関根は悲観的にならざるを得なかった。
東スポの関根記者は今季のフロントの横暴を唯一ファン寄りに立って報道してくれた記者。その記者からこんな記事がでてしまいました。
なんだかもう溜息しか出ませんね。
バレンタイン監督はロッテを優勝させてくれたけど、優勝の代償がこの状況なのか・・・。
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選手をないがしろにして、試合中の外野席で「ボビーボビー」騒がれたら、選手だっていい気はしませんよね。
悲しい現実ですね…
監督と選手の信頼関係が低下してるのを、フロントと監督のイザコザの影響など言ってる時点でおかしい。 選手は高額な年俸をもらって仕事をしている以上、どんな状況でも結果残さないといけない。 結果を残せないから、ボビーの責任にするみたいな発言は三流選手のすること。 
たしかにバレンタインが次の就職先を探すのはしょうがないでしょう。
応援団やMVPはいつになったら一番重要な事に気付くのだろうか。このまま選手より監督優先してるとFAで大量流出してしまうかもしれないのに。
まあ本気か分かりませんがボビー居なくなったら応援しないと言ってる人達には関係ないのかもしれませんが