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バレンタイン監督が今季限りで退団すると明言しました。

ロッテ:バレンタイン監督、改めて退団表明 (毎日)

ロッテのボビー・バレンタイン監督(59)が26日、今季限りで退団する意思を固めたことを明らかにした。この日、千葉市内の室内練習場での練習後、報道陣に文書を配布。その中で、今月19日に重光昭夫オーナー代行と会談したことを明かし、「今シーズン限りで私が去ることが千葉ロッテにとって最善の道であると実感し、その決断を皆さんに早くお伝えすべきだ、と思うに至りました」などと記した。

 バレンタイン監督の契約に関しては、球団が昨年12月、09年シーズン限りで更新しないと発表。しかしその後、球団側と監督側の対立が深まり、監督派と目される一部の職員が出勤停止処分となったり、4月には球団幹部が監督や一部ファンを批判する内容の「議事録」と称する文書がマスコミに流出した。

 また、一部のファンが観客席で球団フロント批判の横断幕を掲げたり、6月には監督続投を求める約11万人の署名をロッテ本社に提出した。

 これら騒動の影響もあってか、チームはシーズン前半を終えて5位と低迷。監督とオーナー代行との会談の結果、改めて退団を表明することで、混乱の収拾を図ったとみられる。後任監督は西村徳文(のりふみ)ヘッドコーチ(49)の昇格が有力。【藤野智成】


【プロ野球】バレンタイン監督が白旗・今季限りの退団を宣言 (サンケイ)

また、3月以来休止していたバレンタイン監督のブログに、監督によるメッセージが掲載されています。

みなさんへ正式なお知らせ

千葉ロッテマリーンズ・ファミリーの皆さんへ

6 年前、私が千葉ロッテマリーンズの監督として復帰すると決めた時から、私は、情熱を持って再度迎えて下さった重光家のために最善を尽くすこと、そして、千葉ロッテマリーンズのために一番良いと思われることに尽力することの二点を、最も重要な事柄として捉えてきました。そして最初の 5 年間は、ファンの皆さん、選手、コーチとスタッフたちの素晴らしい協力に助けられ、監督業に情熱を傾け、真剣に打ち込むことができました。

しかし、今シーズンはここまで、私と私の周囲の人々にとって大変困難で、混乱を極める事態に見舞われています。この中で先週、重光オーナー代行が監督室にいらっしゃり、昨年の 7 月以降初めて、私はオーナー代行と二人だけでお話しすることができました。私は、彼の訪問に感謝し、今シーズンこれまでのふがいない成績に対する謝罪をしました。また、我々の友情も以前と変わらぬことを確認し合い、それに対する感謝の気持ちをお伝えすることもできました。同時に、今シーズン限りで私が千葉ロッテマリーンズを去ることが、重光家、そして千葉ロッテマリーンズにとって最善の道であると実感し、その決断を皆さんにできるだけ早くお伝えするべきだ、と思うに至りました。

世界で最も素晴らしいファンの皆さんに対する、私の愛情と感謝の気持ちを十分に伝える言葉はないかもしれません。今年の 1 月に皆さんが空港で出迎えてくれたとき、私は感動で涙しましたし、私の残留を求める署名活動には深い感銘を受けました。また、毎試合のように旗を振り、歌を歌い、チームに対して絶えることない情熱と献身的な姿勢を見せてくださり、私も選手たちも大変勇気づけられています。これらの全ては、永遠に私の中の一部として生き続けることでしょう。私は日本という国の伝統や文化を心から尊敬しており、その中でも日本の野球に対する愛情が色あせることは決してありません。

皆さんに対する私のこのメッセージは、千葉ロッテマリーンズの野球をもう一度、ファンの皆さんにとって、そしてチームの皆にとって楽しいものにするための決意だ、と考えてください。私は、勝利を目指す過程が楽しいものでなければその勝利は表面的なものであるし、本当の意味での勝利とは呼べない、といつも感じています。今シーズンはこの時点まで、千葉ロッテマリーンズを本当に愛する人々にとって、決して楽しいものではありませんでした。ですから、2009 年シーズンを最高に楽しいシーズンにし、ファンの皆さんそしてチームの皆が一生忘れることのできない、かけがえのないシーズンにするために、私はこれから、改めて努力を続けていきます。そのためにも、ファンの皆さんの、チームを勇気づけるためのより一層の応援をお願いしたいと思います。

もう一度、楽しい野球をしましょう!

ボビー・バレンタイン


以前のエントリーで書いたように、やはり7月19日の試合後に重光オーナー代行の姿が映ったことや、例の西村昇格報道はこれの伏線だったのですね。バレンタイン監督自らが来季の契約を諦めた旨を発言したことにより、ファンの分断を招いた騒動は一応の結論が出たことになります。
今回の騒動の責任はフロントにもありますから、バレンタイン監督が責任を取った以上、フロントもしかるべき人物がしかるべき責任を取るべきだと思います。

バレンタイン監督残留を求める動きは今後どうなるのでしょうか。
残留活動を主導したMVPの公式サイトを拝見したところ掲示板が閉鎖されていました。また、ブログのコメントがすべて削除され、コメントの投稿ができない状態になっていました。

それも、冒頭の報道が出る2時間ほど前に。

一体何が起きたのかと不思議がっているうちに、「バレンタイン監督白旗」との報道が出てきたので、ようやく状況が飲み込めた次第です。
正式報道が出る前に、何らかの形で情報提供があったんでしょうね。

報道が出る前に先手を打って掲示板削除&コメント欄廃止。
その対応はずるいんじゃないの?

正直そう思います。

私は自らの信念に従い、バレンタイン監督の残留を求める動きには賛同できない旨ブログ上で発言してきました。
しかし私が思っている以上にその発言が目立ってしまったらしく、様々なご批判や誹謗中傷のコメントが寄せられました。
誹謗中傷や荒しコメントが一個人で対処できる限界を超えましたのでやむを得ずブログのコメント欄を承認制にしましたが、頂いたコメント自体は拝見しています。

バレンタイン監督を支持するファンはMVP以外にもたくさん居たわけですから、好意的なコメントも寄せられるんじゃないかと思いますが、現時点では好意的な意見も批判的な意見も、すべての意見を受け付けないという状態になっています。
行動すれば反響が伴います。別に批判的な意見を載せる義務は無いんだし、当ブログと同じく承認制にすれば良いんじゃないかと思いますが。

ともあれ、バレンタイン監督の去就は決まりました。

なんと言ったら良いのか・・・。
もうちょっとこう、みんながハッピーになれるような結末があったんじゃありませんかね。こうなってしまってはどうしようもありませんけど。

何度も書いていますが、私はファンの夢を叶えてくれたバレンタイン監督に感謝していますし、その恩に報いる意味でも途中解任はあってはならないと思っています。2005年10月17日の福岡ドームで号泣したことはいつまでも忘れられない思い出です。だからもし今後さらにチームが沈んでも、それは叶った夢の代償だと思って我慢します。
でも、後半戦の巻き返しでなんとかCS進出できないものでしょうか。借金があっても良いんです。CSに出られれば、有終の美を飾る道が開けるのですから。

優勝の瞬間がここに!感動の福岡写真集。

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