マリーンズ 13 − 5 ホークス

現在ビジターで12連敗中のマリーンズ。
仙台と西武ドームでしか勝てないんでしょうか。外地蔵もいいところです。
ならば内弁慶かと言えばそこまで勝ってもいないわけで、要するに弱いと・・・。

しかし、せっかく関東から遠征しているファンもいるのですから、なんとか1章ぐらいしかして欲しいです。先発は成瀬と大場でした。

マリーンズは初回西岡の先頭打者ホームランで先制します。
しかし、成瀬が2回裏につかまり、2死から森本、本多にタイムリースリーベースを2連続で打たれて1−3。逆転されてしまいました。

今日も負けるのか・・・。

そんな流れを吹き飛ばしたのはバーナム様でした。
4回表2死1、2塁のチャンスで、バーナム・ダ・ビンチ様は右中間を破る2点タイムリーで3−3、試合を振り出しに戻します。

「ビジターでのハッピーストーリーが今始まった」

バーナム様のお言葉がすばらしいですね。
これで火がついたマリーンズ打線は5回以降ホークスのピッチャーを滅多打ちにします。
5回にはサブローがタイムリーを放ち4−3と勝ち越しに成功。大場をKOすると、大松、竹原もタイムリーを放ち7−3。

6回表には大松がツーランホームランを放ち9−3、さらに橋本も3点タイムリーを放ち12−3と大差のリードを奪います。最近負けてばかりなので、4点リードでも勝てる気がしなかったのですが、さすがにこれだけ差がつけばもう安心です。

8回裏には川崎が2点を失い12−5とされますが、9回表に見せ場がやってきました。

バッターはHISAO、マウンドにはルーキー巽。
アタックチャンス!
なんと塀内がライトにホームランを打ってしまいました。
HISAOが相手のルーキーにプロの洗礼を浴びせてしまいましたよ。
ホークスファンの悲鳴が鳴り響く中、KYハンターとなったHSAOは悠々とベースを1周します。これで13−5と、9回裏は伊藤が抑えてビジターで久々の勝利を決めました。

うーん今日は点がたくさん入りました。明日からのオリックス戦に取っておいてほしいぐらいですね。サブローの途中交代が気になりますが、どこか痛めたというのでなければ大丈夫でしょう。福浦は猛打賞だし、HISAOのホームランが見られたし、今日遠征された方は良い気分で帰宅できることと思います。

しかし、バーナム様は活躍しましたが、それでもランビンバーナム揃い踏みはチームの未来のためにならないと思います。出すならどちらか一方にして、片方の枠はこれからのマリーンズを担う選手のために開けて欲しいです。今日読んだ中スポによると、前日活躍した大和を外して藤本をスタメン起用したことで、選手のモチベーションが下がり、監督に対する不満の声があがっているそうです。阪神はマリーンズと同じく下位に低迷。やっぱり信賞必罰でない起用はチーム成績に響くのです。

バーナム様はいいところで打ってくれています。少なくともバリーは超えたでしょう。インパクトではワトソンすら超えたかもしれません。しかしランビンは打率1割台。お立ち台に立ったことはあっても、現在はせいぜいジャック・アドバンスドと言ったところ。打率1割台で活躍もそれほどしていない外人を使いつづけるより、チームの未来のために、ハングリー精神あふれる若手を起用して、チームの起爆剤として欲しいです。


ニッカン式スコア
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