オリックス 12 - 3 マリーンズ
試合前に選手の入れ替えがありました。バーナムが抹消され、イースタンで首位を走る2軍から期待の大砲神戸が昇格です。
遅い!遅すぎるよバレンタイン監督。ここにきてようやく来季を見据えた起用をするのでしょうか。消化試合の楽しみが増えました。
さて、今日からのオリックス3連戦は重要ですよ。
ロッテ球団40周年記念ということで40年前のユニフォームを着るらしいのですが、それは別にどうでもいい!
それよりもこの3連戦、3連敗すると順位が入れ替わってしまいます。3連敗なら単独最下位、1勝2敗なら同率最下位です。
勝ち越し?カブレラローズが復帰して上り調子のオリックスですからねぇ。
まあ2勝10敗のコバヒロで初戦を取れるなら望みはあるのかな、と思ったのですが・・・。
初回、コバヒロは大引、カブレラに連打を浴び、ローズのスリーランホームランで早くも3失点。そしてホセ凡退の後岡田にライトへソロホームランを打たれてしまいます。滞空時間の長い綺麗なホームランでしたね。恐るべきパワー。ついにナニワのゴジラ本領発揮でしょうか。これで4−0。
1回裏。
オリックスの先発は岸田。1死から福浦がヒットで出塁すると、サブローが17号ツーランを放ち反撃の狼煙を上げますが、今年サブローがホームランを打った試合は2勝14敗と負けまくっています。今日もなんだか嫌な予感がしました。
すると2回表。せっかく点差を縮めたというのに、コバヒロは大引とローズにタイムリーを打たれて6-2、また点差が広がります。
結局コバヒロは3回表、先頭岡田にツーベースを打たれたところで降板。ボールが高めに浮きまくってお話にならないピッチングでした。
KOされてもブーイングすら沸かない有様。見ている側はもう笑うしかありません。
コバヒロはリーグワーストの11敗目。コバヒロ本人にも使い続ける監督にも責任があるでしょう。もはや今年のコバヒロは先発失格であり、これでローテーションから外れないようならバレンタイン監督の頭の中身を疑います。
3回以降はルーキー上野が小気味良いピッチングを見せてくれました。
打線も上野の好投にこたえます。5回表に里崎がレフト前ヒットで出塁すると、続く神戸が泳ぎながらもライト前ヒット!神戸の今季初ヒットで無死1,2塁のチャンスです。続く田中雅がしっかり送り、西岡は四球で満塁。うーんまずい満塁です。満塁だと点がなかなか入りません。
福浦の犠牲フライで1点返して6-3。まずは手堅く。続くサブローの打席で西岡の盗塁を刺そうとしたキャッチャー鈴木の送球が逸れ、その隙に神戸がホームを狙いますが惜しくもタッチアウト。ショート大引のカバーが光の早さでした。ギャンブル実らずこの回1点どまりに終わりました。
6回裏、1死から大引が今日4本目のヒットで出塁。ちなみに今日の大引は5打数5安打1四球です。打ちすぎです。
そしてカブレラに軽くツーランホームランを打たれて8-3。さすがに決まりでしょうか。マリーンズの選手からも戦意が失せたように見えました。
上野にとっては残念な失点ですが、今日は4イニングも投げています。中継ぎとしては長すぎますからやむを得ないでしょう。むしろ今度先発で見てみたいですね。
7回は今や敗戦処理に落ちぶれてしまった伊藤が無失点に抑えます。もう今年は休ませてほしい・・・。
8回は高木さんが出てきて4失点。代わり端の初球を大引に打たれて嫌な予感がしました。ボールにまったく力がなく、そしてコントロールもありません。あんなひどい出来は今日だけだと思いたいんですけど、このままだと選手生命の危機です。
9回は荻野が出てきて無失点。別に高木さんのままで良いと思うのですが。なぜ交代させたのか分かりません。無駄な継投だと思います。荻野が壊れる前に休養を取らせてほしいです。
そして9回裏。今季を象徴するシーンがありました。
井口がフルカウントからバットを止め1塁に歩き出しますが判定はストライク。ベンチからバレンタイン監督が飛び出して抗議しますが覆りません。このときのスタンドは冷め切っていましたね。ベンチも同様で、監督が抗議している間も抗議が終わってベンチに戻っても選手は誰一人監督の方を見ていませんでした。求心力の欠如は明白。もはやチームにも監督自身にも有終の美を飾ろうという考えは無いのかもしれませんね。
まあひどい試合でした。金返せと言いたいです。
負けてもプロの野球を見せてくれれば良いんですよ。内野ゴロ打ってチンタラ走ったり、日本人同士なのに外野フライを捕ろうとしてぶつかったり、何も考えずにぶん回して14三振だったり、19安打を浴びてボロ負けだったりと相変わらず情けない野球をやっています。こうした沈滞ムードを打破するべく、若手のハツラツとしたプレーに期待したいですね。
ニッカン式スコア
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では今日の写真です。