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今日の昼前にヘルシンキからアムステルダム乗継で自宅にたどり着き、デジカメのバッテリーを充電してからマリンに出かけました。
14時すぎに到着しましたので得点シーンは一切見ていないのですが、代わりにひどいものを見せられることになりました。

1回表、唐川は1死1,3塁のピンチを招くと、ローズに犠牲フライを打たれて先制を許します。
そして1回裏。我々は信じがたい光景を目の当たりにすることとなりました。
ゲート横のMVP連中が腕を組んだ家系スタイルのまま微動だにせず応援ボイコット。
しかも応援団も同調し、西岡の応援をしなかったのです。
怒った一般ファンはスタジアムを揺るがせるほどのツヨシコールで西岡を後押しする異常事態となりました。
これについては別エントリにて改めて書きます。
ちなみにMVPの連中は他の選手たちに対しても応援していないように見えました。

そんな状況でもマリーンズの打線が奮起します。異様な雰囲気のまま終わった西岡の打席の後、堀様が怒りの同点ソロをライトスタンドに叩き込んで1-1。さらに2回にはベニーがライトスタンドに逆転ソロホームランを叩き込みます。なお、ダイヤモンドを一周してベニーがベンチに引っ込むと、「ただ今の打席がベニー選手のロッテでの最終打席になりました」とアナウンスがありました。突然の退団発表。まだ最終戦まで数試合あるのですが驚きましたね。こんな不思議な退団発表は見たことがありません。本人の意思なのか、それとも・・・。

3回、またも応援拒否された西岡がツーベースヒットで出塁し、堀様の内野ゴロで1死3塁。ここで福浦の打球はかなり深いサードファールフライだったのですが、なんとこの打球で果敢にも西岡がタッチアップ!見事ホームインし3点目を奪います。

4回裏には今江、南の連打でチャンスを作ると、田中雅のレフト前タイムリー、西岡犠牲フライ、堀様の左中間を破る2点タイムリーでこの回一挙4点。0-7とし試合を決めたかに思われました。

しかし、7回表。ヒットを多く打たれていた唐川に疲れが見えます。オリックス打線はチェンジアップをあてに行くバッティングでポテンヒットを量産。大村、北川にタイムリーを打たれ3-7。さらにローズのレフト前に落ちる打球を大松が後ろに逸らして2点タイムリーとなり5-7、点差が詰まってきました。
ここで唐川は降板。2番手に根本が出てきます。今日の根本はボール先行で後藤、小瀬に連打を浴び6-7、2死2塁の場面で3番手に打ちを投入するも、ルーキー横山にレフト線へのタイムリーヒットを打たれて同点に追いつかれてしまいます。

突き放したいマリーンズですがボーグルソンに6連続三振という完璧な投球をされても足も出ず、さらに9回から登板した金子も打てないまま12回表。伊藤が2死1,2塁のピンチを招き、山崎にレフト前ヒットを打たれるも、途中出場のレフト角中がホームに好返球でタッチアウト。12回裏を迎えます。

依然として応援拒否が続く西岡は、一般ファンの大声援に応えてスリーベースを放ちます。
無死3塁。バレンタイン監督なら間違いなくスクイズでしょう。決めてほしかったのですが堀様は失敗。
ボビー采配なら2球連続あるで?あるで?と思っていたら2球目はバントを警戒されて高目のボール球。
これを堀様が打ち上げてしまいなんとゲッツーで試合が終わってしまいました。
さすが堀様。なんともロッテな幕切れで試合終了。7-7の引き分けです。

まあ今日はオリックスにヒットを打たれすぎですね。なんと21本。序盤のリードを生かすことができませんでした。
最後はいわゆるボビーマジックですよね。バレバレのスクイズを見破られて失敗。今季低迷の一因はこの采配です。

しかしこんな試合でも、最後の日曜開催で、順延した試合がなければ最終戦だったこともあり、指定席はすべて完売する盛況でした。
それなのに、あんなことになるとは・・・。

9/27 追記

ベニー突然の退団発表の真相が分かりました。バレンタイン監督のやり方は最悪です。

前代未聞のサプライズ!試合中の場内放送でベニー退団発表…ロッテ

 仰天したのは何も知らされていなかったチーム関係者だ。広報担当者は「まったく聞いてなかった」とぼう然。先発した唐川は「ほかの選手も何も聞いていなかったと思う」と目をパチクリさせた。

 04年にバレンタイン監督が再び就任したと同時に入団したベニーは、パワフルな打撃で05年の日本一に貢献。ここ3シーズンはひざの故障もあって思うような活躍ができていなかった。今季終了後の退団が既定路線だったが、まさかの試合中の発表だった。


 関係者は舞台裏について、「ヒットを打ったらそれを最後の打席にしようという約束が、監督とベニーの間にあったようだ。場内放送も、監督が交代直前にアナウンス室へ指示したようだ」と説明。延長12回引き分けに持ち込み、5位を確定したバレンタイン監督は、「彼も何とかオリックスより上の順位でとどまろうと頑張ってくれた。(交代は)その部分で仕事をしてくれたと判断したから。6年間の最後を飾るにはとってもいい形だった」とねぎらった。

記事によれば、バレンタイン監督はベニー退団発表の件を球団にも選手にも伝えていませんでした。あの奇妙なアナウンスも監督が放送室に直接指示したのです。ずいぶんと勝手なやり方ですよね。

しかも、球団や選手に連絡しなかったにもかかわらず、西岡の応援ボイコットをしたMVPに対しては事前に伝えてあったのです。
だから試合後こういうことになりました。

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この写真は帰り際に撮影したものです。
彼らはスタジアム係員の退場要請を無視し、ベニーの応援歌をラッパ付きで歌っていました。
MVPが作った横断幕は事前に準備されていたはず。
やっぱりMVPとバレンタイン監督は裏でつながっていたのですね。
MVPの連中がこれをやっている時点ですでにほとんどの観客は退場しており、グランドでは親子キャッチボールのイベントが行われていました。
一般ファンだってベニーにお別れしたいというファンはいたでしょうに、自分たちだけでこんなことをして悦に浸っているのですから始末に終えません。最悪です。


ニッカン式スコア
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写真です。

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オリックスファンがたくさん

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球場はほぼ満員

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大松やらかし

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荻野

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HISAO凡退

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シコ

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3塁打を放ちガッツポーズの西岡

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西岡

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堀様スクイズ失敗で試合終了

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一般ファンに一礼する西岡