マリーンズ 1 - 11 ファイターズ

今日は3番里崎、4番大松、5番南という素敵なオーダーだったので期待していたのですが、いざ試合が始まってみれば先発大嶺が大炎上。
1回にはスレッジのスリーラン、2回には金子誠のツーランで2回持たずKO、2番手上野もタイムリーやら押し出し四球やらで2回終わって0-8になってしまいました。
大嶺は最後の最後で課題が残るピッチングでしたね。上野も最初の頃の勢いがなくなっています。オフにみっちりと鍛えてもらいましょう。

反撃しそうになったのは3回表。
田中雅のツーベースと早坂のヒット、西岡の四球で無死満塁。ここで3点ぐらい入れば試合の行方が分からなくなります。
しかし、今日2番の今江は初球を打ってサードゴロゲッツー。はいはいお約束お約束・・・。
今江の併殺の間に1点入ったものの、続く里崎はお約束の三振でチェンジになってしまいました。
ああ無死満塁で1点しか入らないとは!しかも今日はこの1点でおしまいです。ロッテですね。
ファイターズの先発八木はこの2回途中で40球を越すなどあまり立ち上がりよくありませんでしたから、今江の併殺は八木を大いに助ける結果となりました。


それにしても、今江はどうしてあんなふがいないバッターになってしまったのでしょう。
このままでは2005年がキャリアハイになってしまいます。
来年はレギュラーの座を剥奪し、田中雅や塀内と横一線で競わせてほしいですね。
あのスタンスはどう見ても広げすぎですし、大振りしすぎです。しかも大塚でもないのに初球からぶん回しすぎです。
レギュラーの座は安泰と思い込んでたるんでいるようですから、競争させましょう。

3回裏からはなんと小野晋吾が登坂。
中3日で完投したばかりの小野がなぜ?

実はあと5イニング投げれば規定投球回に到達するのです。
シーズンを頑張った小野に対する監督の温情でしょう。
さすがに疲れていたようで、7回に金子のスリーランをあびますが、なんとか5回を投げきり3年ぶりの規定投球回に達しました。

8回裏煮は清水直行が登坂。
直行はあと1/3イニングで規定投球回に到達です。直行は8年連続とのこと。
地味な記録ですが、8年間大きな怪我も無く先発で投げ続けたのは凄いことです。

2人の登坂について、バレンタイン監督は「大きな努力を払ってきた2人にできるささやかなお礼」とコメント。
選手の帳尻をしっかりアシストするあたり、実はロッテ野球の最大の理解者は監督なのかもしれません。

試合は結局1-11で大敗。
2回終了時点で7時になっていたのですが、3回以降やたらスピードアップし8時45分には終わってしまいました。いかに4回以降の八木が良かったかと言うことです。あと晋吾も6回まではハム打線を手玉に取っていました。


試合後はバレンタイン監督がファンの声援に応え、梨田監督と抱き合うシーンがありました。
そのためヒーローインタビューがなかなか始められず金子誠が苦笑いしていましたが、それでも札幌ドームのハムファンは監督に大きな拍手を送っていましたね。
最後のエール交換も和気藹々と行われたようですし、札幌のハムファンの温かさが心にしみました。

さあ、あと残り2試合。雨はどうなる?

ニッカン式スコア
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