シーズン終了後恒例の燃え尽き症候群ですが、今年は例年よりひどいです。
お休みしている間に楽天も監督の去就を巡って大騒ぎになっていますね。
その煽りなのか知りませんが、監督を批判したリンデンがクビになりそうな気配です。
これが本当の「終わリンデン」です。
しかし、リンデンは良い打者ですが猛鴎魂は感じませんね。マリン最終戦での守備妨害などプレーが乱暴すぎます。
やっぱり外人は性格も良くないと。私が求める外人の条件は以下の通りです。
・巨大な体で投手に威圧感を与えられること。
・長打力があること。
・内野と外野を守れるユーテーレテープレーヤーであること。
・WBCの代表経験があること。
・ズレータ以外。
おや?当てはまる人物が一人しかいませんね。すべての条件を完璧に満たすパスクチをぜひとも獲得してほしいです。
さて、球団公式より西村監督の就任が正式に発表されました。
同時にバレンタイン監督がらみのコンテンツが削除されています。
球団からのメルマガはバレンタイン監督とおさらばできた喜びが行間から溢れていますが、写真の削除は肖像権の絡みもあるのでしょう。バレンタイン前監督はESPNの解説者としての契約を結んでいる以上それなりの権利関係が発生するでしょうし、アメリカ人はこういったことにうるさいですからね。
公式サイトには監督の他、オーナー代行からの言葉もありました。
西村監督コメント(監督就任記者会見より抜粋)
「来シーズンより監督として指揮をとるようになりました西村です。
今回この監督という話をいただきまして大変光栄に思っております。
先ほどのオーナー代行のメッセージにもありましたように私自身この球団で28年。この球団に対する愛情というものは誰にも負けないというものを持っております。
全力で頑張ってまいります。そして常勝軍団に作り上げるために一生懸命努力していきたいと思っています。
またここにいらっしゃる皆様方にはこれから大変お世話になると思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。」
重光オーナー代行コメント
「この度、ロッテ一筋28年の西村さんを監督として迎えることが出来て大変嬉しく思っています。
西村さんは盗塁王を4回、首位打者を1回、オールスターに5度出場された生え抜きのスター選手。そして現役を引退後はロッテに残り、多くの監督の下でコーチ、ヘッドコーチとして野球を学ばれた方。私はこの球団の誰よりも西村さんがこのチームのこと、選手のことを理解し、ロッテというチームを愛し、誇りに思っていると考えています。
ロッテが生んだスター選手がコーチを経て監督となりチームを勝利へと導く。我々にとって、これほど嬉しい夢はありません。
ぜひ西村新監督にはチームに新しい風を吹き込んでいただき、若さをエネルギーに変え、日本球界の頂点を目指して欲しいと願っております。」
西村監督から「ロッテを愛する気持ちは誰にも負けない」という発言が出ました。
ロッテ愛といえば山本終身名誉監督ですよ。『マイウェイ』の歌詞を「私には愛する ロッテがあるから〜」と変えて歌っていたほどロッテを愛していました。西村新監督も立川を超えるぐらいのロッテ愛でお願いします。なんにせよロッテを愛する人に監督をやってもらえるのは良いことです。
脱ボビー流!西村徳文新監督がロッテ再建へ (スポニチ)
2年連続Bクラスからの再建へ。新監督は“脱ボビー”を掲げた。「私の野球をやる。まず1年間戦えるだけの体力を付けること。僕自身が練習で結果を残してきた。量的にはかなり多くなる」
大きな改革点は4つだ。(1)メジャー流調整法からの脱却(2)日替わりオーダー撤廃(3)攻守でセオリー重視、データ面含めた細かい野球の徹底(4)自由だったユニホームの着こなしや髪形のチェック、だ。(1)は他球団からも低迷の一因と指摘された全体練習の少なさ、軽めの調整から一転、7年ぶりに秋季キャンプを復活させる。16日から鹿児島・薩摩川内で行うキャンプでは投げ込みを解禁。アーリーワーク導入など“地獄の猛練習”を課す。
ロッテ・西村新監督に聞く…「細かいプレーやらないと」 (報知)
―ロッテ一筋28年目の就任。
「いつかは監督になることを目標にしてきた。前監督はファンには大変な(人気の)方だった。同じようにはできない。不安はたくさんあるが、一切考えず、前向きに」
―背番号は同じ78。
「(コーチ就任時に)七転び八起きということで決めた。そこを変えるつもりはないので」
―目指す野球は。
「今までの反省から細かいプレーをやらないと勝てないのが頭にある。そして打つ、走る、守るでアグレッシブな姿勢を前面に出していく」
―どこから着手する。
「1年間戦えるだけの体力を付ける。僕自身が練習で結果を残してきた。量的には多くなる」
―西岡をキャプテンに指名した。
「一番適切な人間。彼みたいな若い選手に引っ張ってもらうしかない」
西村監督 バレンタイン流決別宣言 (スポニチ)
今年と去年の低迷を教訓に、改善すべき点は多くあります。
記事によれば「進塁打のサインがなかった」とのこと。どおりで細かい野球ができなかったはずです。
バント失敗や三振ゲッツーなどの拙攻を減らし、マトモな攻撃をしてくれるようになればいいですね。
また「日替わりオーダー撤廃」といっても横浜の牛島監督のようにきっちりとメンバーを固定するわけではなく、選手の調子や相手の先発投手によって変えていくことになるはずです。少なくとも何の根拠があるのかよく分からない「里崎3番」や「今江2番」といった、日替わりオーダーが目的化してしまうような事態にはならないでしょう。
先発ローテもカードによって変えていくとのこと。今年は先発7人ローテという愚策により中継ぎの負担が増し、総崩れとなりました。
さらに一昨年はバレンタイン監督の子飼いである吉井起用にこだわって勝ち星を落とし、今年は絶不調の俊介とコバヒロをローテに固定し続けました。
その一方で2軍の若手は1軍行きのチャンスすら与えられず腐るばかり。
バレンタイン監督は打線の日替わりオーダーとは対照的に投手起用は硬直化していましたから、新監督にはその辺の改善を期待しましょう。
それともうひとつ。個人的に改善が期待できることは、「監督について自由にモノが言えるようになる」と言うことです。
今年は本当に不愉快な年でした。
実は当ブログは昨年から主として采配面の理由により「バレンタイン監督2008年限り」を望んでいました。
しかし今年はフロントの不手際からバレンタイン監督残留運動が盛り上がり、「バレンタイン監督の批判は許さない」というファンが増えました。
監督の采配に納得できず批判したらフロントの犬認定され、あげくのはてにこちらの人格まで批判される有様。
とにかくMVPらの扇動により「バレンタイン監督について自由にモノがいえない状態」になってしまったことが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
来年MVPはいなくなりますし、バレンタイン監督の無謬性を信じていた人もトーンダウンするでしょう。
良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり言える雰囲気が帰って来ます。
バレンタイン監督には良い面と悪い面がありました。
報道を見ると「脱ボビー」という言葉が目立ちすぎているようにも思えますが、前監督のすべてを否定してしまったら逆に混乱を招きますし、前監督のファンからの反発も生まれるでしょう。。
FA流出阻止へ西村新監督出馬…ロッテ(報知)
◆ユニホーム変更 ボビー色払拭へ ○…西村新体制となる来季に向け、球団は2年ぶりにユニホームを変更する計画を進めている。変更予定モデルは、胸元に赤をあしらった本拠地用と、黒のグラデーションのビジター用。これまでは「ギザギザ模様」を入れるなど、バレンタイン監督の意向が取り入れられていた。「新監督ということで、一新したい気持ちがある。検討中です」と球団関係者。本拠地用の縦じまモデルは今季までのデザインを踏襲する。
例えばこの記事もそうです。
ギザユニの変更を「脱ボビー」の象徴としていますが、もともとギザユニはバレンタイン監督の息子がデザインし、彼らが権利を持っています。そのためバレンタイン監督が去れば自動的にギザユニは使えなくなるのです。
脱ボビーを煽る事はありません。
いずれにせよバレンタイン監督が構築した体制は彼の巨大なカリスマ性なくして維持できなかったのですから。
バレンタイン監督の全肯定でも全否定でもなく、西村監督にはバレンタイン監督の良い面を継承しつつ、西村イズムを出していってほしいです。
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その煽りなのか知りませんが、監督を批判したリンデンがクビになりそうな気配です。
これが本当の「終わリンデン」です。
しかし、リンデンは良い打者ですが猛鴎魂は感じませんね。マリン最終戦での守備妨害などプレーが乱暴すぎます。
やっぱり外人は性格も良くないと。私が求める外人の条件は以下の通りです。
・巨大な体で投手に威圧感を与えられること。
・長打力があること。
・内野と外野を守れるユーテーレテープレーヤーであること。
・WBCの代表経験があること。
・ズレータ以外。
おや?当てはまる人物が一人しかいませんね。すべての条件を完璧に満たすパスクチをぜひとも獲得してほしいです。
さて、球団公式より西村監督の就任が正式に発表されました。
同時にバレンタイン監督がらみのコンテンツが削除されています。
球団からのメルマガはバレンタイン監督とおさらばできた喜びが行間から溢れていますが、写真の削除は肖像権の絡みもあるのでしょう。バレンタイン前監督はESPNの解説者としての契約を結んでいる以上それなりの権利関係が発生するでしょうし、アメリカ人はこういったことにうるさいですからね。
公式サイトには監督の他、オーナー代行からの言葉もありました。
西村監督コメント(監督就任記者会見より抜粋)
「来シーズンより監督として指揮をとるようになりました西村です。
今回この監督という話をいただきまして大変光栄に思っております。
先ほどのオーナー代行のメッセージにもありましたように私自身この球団で28年。この球団に対する愛情というものは誰にも負けないというものを持っております。
全力で頑張ってまいります。そして常勝軍団に作り上げるために一生懸命努力していきたいと思っています。
またここにいらっしゃる皆様方にはこれから大変お世話になると思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。」
重光オーナー代行コメント
「この度、ロッテ一筋28年の西村さんを監督として迎えることが出来て大変嬉しく思っています。
西村さんは盗塁王を4回、首位打者を1回、オールスターに5度出場された生え抜きのスター選手。そして現役を引退後はロッテに残り、多くの監督の下でコーチ、ヘッドコーチとして野球を学ばれた方。私はこの球団の誰よりも西村さんがこのチームのこと、選手のことを理解し、ロッテというチームを愛し、誇りに思っていると考えています。
ロッテが生んだスター選手がコーチを経て監督となりチームを勝利へと導く。我々にとって、これほど嬉しい夢はありません。
ぜひ西村新監督にはチームに新しい風を吹き込んでいただき、若さをエネルギーに変え、日本球界の頂点を目指して欲しいと願っております。」
西村監督から「ロッテを愛する気持ちは誰にも負けない」という発言が出ました。
ロッテ愛といえば山本終身名誉監督ですよ。『マイウェイ』の歌詞を「私には愛する ロッテがあるから〜」と変えて歌っていたほどロッテを愛していました。西村新監督も立川を超えるぐらいのロッテ愛でお願いします。なんにせよロッテを愛する人に監督をやってもらえるのは良いことです。
脱ボビー流!西村徳文新監督がロッテ再建へ (スポニチ)
2年連続Bクラスからの再建へ。新監督は“脱ボビー”を掲げた。「私の野球をやる。まず1年間戦えるだけの体力を付けること。僕自身が練習で結果を残してきた。量的にはかなり多くなる」
大きな改革点は4つだ。(1)メジャー流調整法からの脱却(2)日替わりオーダー撤廃(3)攻守でセオリー重視、データ面含めた細かい野球の徹底(4)自由だったユニホームの着こなしや髪形のチェック、だ。(1)は他球団からも低迷の一因と指摘された全体練習の少なさ、軽めの調整から一転、7年ぶりに秋季キャンプを復活させる。16日から鹿児島・薩摩川内で行うキャンプでは投げ込みを解禁。アーリーワーク導入など“地獄の猛練習”を課す。
ロッテ・西村新監督に聞く…「細かいプレーやらないと」 (報知)
―ロッテ一筋28年目の就任。
「いつかは監督になることを目標にしてきた。前監督はファンには大変な(人気の)方だった。同じようにはできない。不安はたくさんあるが、一切考えず、前向きに」
―背番号は同じ78。
「(コーチ就任時に)七転び八起きということで決めた。そこを変えるつもりはないので」
―目指す野球は。
「今までの反省から細かいプレーをやらないと勝てないのが頭にある。そして打つ、走る、守るでアグレッシブな姿勢を前面に出していく」
―どこから着手する。
「1年間戦えるだけの体力を付ける。僕自身が練習で結果を残してきた。量的には多くなる」
―西岡をキャプテンに指名した。
「一番適切な人間。彼みたいな若い選手に引っ張ってもらうしかない」
西村監督 バレンタイン流決別宣言 (スポニチ)
今年と去年の低迷を教訓に、改善すべき点は多くあります。
記事によれば「進塁打のサインがなかった」とのこと。どおりで細かい野球ができなかったはずです。
バント失敗や三振ゲッツーなどの拙攻を減らし、マトモな攻撃をしてくれるようになればいいですね。
また「日替わりオーダー撤廃」といっても横浜の牛島監督のようにきっちりとメンバーを固定するわけではなく、選手の調子や相手の先発投手によって変えていくことになるはずです。少なくとも何の根拠があるのかよく分からない「里崎3番」や「今江2番」といった、日替わりオーダーが目的化してしまうような事態にはならないでしょう。
先発ローテもカードによって変えていくとのこと。今年は先発7人ローテという愚策により中継ぎの負担が増し、総崩れとなりました。
さらに一昨年はバレンタイン監督の子飼いである吉井起用にこだわって勝ち星を落とし、今年は絶不調の俊介とコバヒロをローテに固定し続けました。
その一方で2軍の若手は1軍行きのチャンスすら与えられず腐るばかり。
バレンタイン監督は打線の日替わりオーダーとは対照的に投手起用は硬直化していましたから、新監督にはその辺の改善を期待しましょう。
それともうひとつ。個人的に改善が期待できることは、「監督について自由にモノが言えるようになる」と言うことです。
今年は本当に不愉快な年でした。
実は当ブログは昨年から主として采配面の理由により「バレンタイン監督2008年限り」を望んでいました。
しかし今年はフロントの不手際からバレンタイン監督残留運動が盛り上がり、「バレンタイン監督の批判は許さない」というファンが増えました。
監督の采配に納得できず批判したらフロントの犬認定され、あげくのはてにこちらの人格まで批判される有様。
とにかくMVPらの扇動により「バレンタイン監督について自由にモノがいえない状態」になってしまったことが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
来年MVPはいなくなりますし、バレンタイン監督の無謬性を信じていた人もトーンダウンするでしょう。
良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり言える雰囲気が帰って来ます。
バレンタイン監督には良い面と悪い面がありました。
報道を見ると「脱ボビー」という言葉が目立ちすぎているようにも思えますが、前監督のすべてを否定してしまったら逆に混乱を招きますし、前監督のファンからの反発も生まれるでしょう。。
FA流出阻止へ西村新監督出馬…ロッテ(報知)
◆ユニホーム変更 ボビー色払拭へ ○…西村新体制となる来季に向け、球団は2年ぶりにユニホームを変更する計画を進めている。変更予定モデルは、胸元に赤をあしらった本拠地用と、黒のグラデーションのビジター用。これまでは「ギザギザ模様」を入れるなど、バレンタイン監督の意向が取り入れられていた。「新監督ということで、一新したい気持ちがある。検討中です」と球団関係者。本拠地用の縦じまモデルは今季までのデザインを踏襲する。
例えばこの記事もそうです。
ギザユニの変更を「脱ボビー」の象徴としていますが、もともとギザユニはバレンタイン監督の息子がデザインし、彼らが権利を持っています。そのためバレンタイン監督が去れば自動的にギザユニは使えなくなるのです。
脱ボビーを煽る事はありません。
いずれにせよバレンタイン監督が構築した体制は彼の巨大なカリスマ性なくして維持できなかったのですから。
バレンタイン監督の全肯定でも全否定でもなく、西村監督にはバレンタイン監督の良い面を継承しつつ、西村イズムを出していってほしいです。
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