各国の代表をかき集めるスペインのサッカーチーム、レアル・マドリードは銀河系軍団と呼ばれています。
しかしここ日本の千葉県にも、各国の代表をかき集めるチームがあります。それが俺たちの千葉ロッテマリーンズです。

ズレータ復帰へロッテがキャンプでテスト (スポニチ)

まずはパナマ代表です。
WBCではパナマ代表に選ばれるも、ロッテ時代と変わらない大振りで解説のギャオスにダメ出しされていました。
打率.230台の不振で5月にメキシカンリーグを解雇されてからは母国でリハビリに励んでいたそうです。
ズレータといえば「初球の甘いストライクを見逃し、ファールで追い込まれ、外角低めのスライダーを空振三振」が様式美でしたが、ホークス時代にズレータを指導した金森コーチが彼を復活させることができるか、もしうまく行けば面白い存在になります。

続いては韓国代表。

ロッテ来季4番候補に韓国の主砲・金東柱 (スポニチ)

ロッテがWBC2冠韓国4番金泰均獲得へ (ニッカン)

本命はどっちの金さんですか?正男ですか?正雲ですか?

WBC韓国代表の金東柱は去年フロントに断り無くバレンタイン監督が身分照会して問題になりました。
それを今年になって取りに行くというのはなんだかあてつけのような気がしますね。
ネックは守備位置がサードであること。サードにはWBC四国代表のHISAOがいますから、無理に取りに行かなくても良いような気がします。

金泰均はファースト。三振が多いのが気になりますが、長打力はあります。日本の他球団と競合することになるのでしょうか。
どうなんですかね。スンヨプのように30発打てるのか、ビョン様のように中日ファンを嘆かせることになるのか。

さらにベネズエラ代表も来ました。

ロッテ 新助っ人にベネズエラ代表バスケス (スポニチ)

落差の大きいフォーク、145キロ前後の鋭く沈むシンカーが武器の技巧派左腕。要所で150キロを超える速球も威力を発揮する。

触れ込みは立派ですし、WBCでは好投していますが、今年のマイナーリーグでは活躍できていません。
マーリンズ傘下の2Aでは18試合、20イニングを投げて被安打17、22奪三振、自責点10、防御率4.50。
3Aでは9試合、11回1/3を投げて被安打15、14奪三振、自責点14、防御率11.12。
うーん微妙だ・・・。そういえば外人左腕はセラフィニ以外地雷ばっかりですよね。クベ・・・、何でしたっけ?
その前にシコースキーの契約が未定らしいので、しっかり引き止めてほしいところです。

と、ここまで書いてきてイタリア代表の名前が出てこない!
P様はどうなの?獲得しないの?今こそ秘密兵器ヴァル砲ダロガー!
今年のパスクチは126試合に出場し打率.248、19本塁打、77打点とあまり良い成績を上げることができませんでした。アルバカーキで不振にあえぎ、途中解雇されたのが響きましたね。スパイク監督とマックスベナブル打撃コーチの指導のおかげでなんとか復活したようですが、来年どうなるのか不明です。獲ってほしいですよね。どうせならズレータと二人で幕張ツインタワーを結成すればいいんですよ。レフトズレータ、センター大松、ライトパスクチでスペクタクルな100発外野陣です。もし何かやらかしたら「ZOOOPS!」と叫べばいいんです。SはセカンドサブローのSです。

他にマイナーリーグで好成績を挙げた選手といえばこの人。

Mitch Jones

パスクチが所属する3Aパシフィックコーストリーグのホームラン王です。打率.297、35本塁打、103打点。すばらしい成績じゃありませんか。
性格も真面目で日本向きだそうですから、ぜひ獲りましょうよ。
去年鎌ヶ谷で見た?気のせいです。

あとはこの人。

Matt Miller

マット・ミラー。いい名前です。打率.319で9本塁打ですからアベレージヒッターらしいですね。そのわりに打点が98もありますから、上手くいけばパチョレックのようなバッターになってくれるかもしれませんよ。

そうそう、忘れてはいけないのが謎のキューバ人ムニス。ブラジル代表です。
今年はバレンタイン氏とフロントの権力闘争に巻き込まれて1軍に上がれませんでした。週ベによれば昇格はおろか支配下登録までバレンタイン氏が反対したそうですね。2軍で首位打者を獲った実力を来年1軍で発揮できるのか、注目しましょう。


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