最近「なんだろな?」と声をかけても「なんでもねぇよ?」と返さない人が増えています。
ゆとり教育の弊害か、はたまた私がおっさんになっただけなのか、いずれにせよ大変嘆かわしいことでございます。
しかし、オフのロッテがらみの記事を読むと、思わず「なんだろな?」と叫びたくなるものばかりです。
まずはこの記事。
年俸大幅減にシコースキー ロッテ退団も (スポニチ)
ロッテの守護神シコースキーが、退団する可能性が出てきた。
今季中盤から荻野に代わって抑えに定着。中継ぎ陣が崩壊する中、8勝5敗15セーブ、防御率2・19と来日最高の成績を残したが、終盤は救援失敗も目立った。最近4年間でBクラス3度もチームの総年俸は12球団4位。査定方法が見直され、既に提示している来季年俸は約33%の大幅ダウンとなる5000万円前後とみられ、シコースキー側は態度を保留している。週明けに代理人から返答がある予定だが、交渉難航は必至の情勢だ。
フロントの意図がよくわかりません。チーム事情から抑えを任されたものの、シコースキーが抑え向きじゃないことは周知の事実。それで失敗が多かったから大幅減俸と言われても釈然としないものがあります。交渉決裂が前提のダウン提示よりは「若手を育てたいから」と言ってクビ通告したほうがよっぽどすっきりしますよ。以前から思っていたことですが、どうもフロントの面々は人の心の機微を理解していないようです。あるいは、「今年は厳冬更改だから覚悟しておけよ」という他の選手へのメッセージなのか。ともあれ、この記事については経緯を見守るしかありません。
ソフトB 小林宏獲りへ (スポニチ)
ソフトバンクが“城島資金”を元手に今季、国内FA権を取得したロッテ・小林宏之投手(31)の獲得に動く可能性が出てきた。孫正義オーナー(52)は「これだと意を決された選手がいれば、ご支援したい」と約束。
ソフトバンクがコバヒロを狙っているという話ですが、記事中にコバヒロの名前はありません。そもそもコバヒロがFAするかどうかが問題でしょう。
横浜、ロッテ開幕右腕エース清水を獲得へ (ニッカン)
この記事によると横浜が清水直行を金銭トレードで獲得しようとしているそうです。
また、最新の記事では那須野プラス一人との交換トレードという話もあるんだとか。
FAでメジャーに行くのであれば「じゃあ頑張ってね」と送り出す気になろうってもんですが、トレードなら話は別。
これまでマリーンズを支えてきた選手ですし、ましてや今年の選手会長です。あまり簡単に出すべきではないと思います。
ただ、経営面から見れば非常に合理的な選択であることも事実です。
メジャー志望を公言し、年齢的にも上積みが望めない2億8千万の投手。
メジャー移籍なら1円も入りませんが、トレードなら選手か金銭が得られます。総年俸も下げられて一石二鳥。
ひょっとしたらフロントはそう考えているのかもしれません。
しかし、もしそうであれば去年の瀬戸山さんによる「私と直ちゃんは愛し合っていますから」という発言は一体何だったのかという話ですね。
直行のトレード話は複数の新聞が扱っているようですので、現実となる可能性があります。
これからは赤字削減の旗の下、どんどん高額年俸の選手を切っていくのでしょうか。
そういえばかつてのダイエーが年俸2億円のカズ山本を1年活躍しなかっただけで解雇しましたが、その時の社長は瀬戸山さんでした。
飛ばし記事であってほしい内容ばかりですが、ロッテの場合理不尽なトレードや放出劇がおおいですからね・・・。
これからも「なんだろな?」と叫びたくなるような報道が出てくるかもしれません。
そこで慌てふためくよりも、「なんでもねぇよ!」と気にしない姿勢を貫いた方が精神衛生上よろしいのではないかと思います。
「来るもの拒まず、去る者追わず」の精神。
実際はなかなか難しいですがね。
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ついでに、赤字を続ける経営者も去ってもらうのが
いいのかもしれないですね。