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この日は十和田市からバスで奥入瀬渓流の入口である焼山までバスで向かい、そこから渓流に沿いに十和田湖側の子ノ口まで5時間歩き、遊覧船に乗ってからバスで青森駅に抜ける予定でした。

しかし、天気予報はこの日北日本に寒波が襲来し大荒れになると告げています。果たして行けるのでしょうか?
朝の時点では降っておらず安心しかけたのですが、十和田市駅7時3分初の焼山行きバスに乗っているうちに雨と風が強くなり、8時に焼山についたころには暴風雨になっていました。雨だけならまだしも、風が強すぎて傘が差せません。最悪です。

本当ならこの日は奥入瀬渓流に行く道がマイカー規制で20分間隔のシャトルバスだけ走ることになっており、車の渋滞を気にせずゆったりと景色を堪能できるはずだったのですが、この悪天候です。観光センターで雨宿りしている間にマイカー規制担当の青森県職員の方に状況を聞いてみました。

「シャトルバスは中止です。バスは通常の定期路線バスを利用してください」
「じゃあマイカー規制はやらないんですね」
「ええ。もともと予定されていたウォーキングなどの参加者限定でシャトルバスを走らせる予定ですが、一般の方はご乗車できません」
「そうですか」
「お客さんはどちらから?」
「千葉からです。奥入瀬渓流散策を楽しみにしてきたんですが」
「うーんそれは残念ですね」
「でもせっかくここまで来たんですし、ちょっと様子を見ます」
「行かれますか。ではどうぞお気をつけて」

どうも迂回路になっていたバイパスに倒木があり、マイカー規制が中止になったようです。しかも雨は相変わらず激しく降っており、歩ける状況ではありません。焼山から十和田湖側の子ノ口に抜けるバスは1時間後の9時。バスに乗るにせよ歩くにせよ、待つしかありません。

待つこと1時間。幸いなことに、雨は徐々に弱まっているような気がします。
ただ、奥入瀬渓谷を焼山から子ノ口まで全部歩くと5時間、1時までには子ノ口について十和田湖の遊覧船に乗りたいので、タイムリミットはあと4時間となりました。もはや時間的に全部歩くのは厳しいです。昨日の三沢駅の駅員さんが言うには焼山から石ヶ戸までの間は見所があまりないらしいので、この際バスに乗ってしまってもいいでしょう。むしろ乗らなければ間に合いません。

ここ焼山の奥入瀬観光センターでは荷物を預かって渓流の先にある十和田湖畔の子ノ口まで運んでくれるサービスがあります。400円払って荷物を預け、バスを待ちました。
結局焼山発9時のバスに他の観光客と共にぞろぞろと乗り込み、10分ほど乗って石ヶ戸で下車。歩くと2時間近くかかるところを一気にショートカットしました。一緒に降りたのは数人。あとの客はバスに乗ったまま渓流を眺めるのでしょう。

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石ヶ戸という地名の由来はこの岩。かつて美しい女盗賊がこの岩小屋に住み、旅人から金品を奪っていたと言う伝説があります。

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石ヶ戸から少し来た道を戻り、三乱の流れに向かいます。雨は小降りですが、道は泥だらけで、落ち葉が水を吸ってくれているおかげでなんとか歩ける状況です。そんなわけで歩く人は少なく、10分ほど歩いてようやく初老の夫婦が「やっと人とすれ違いましたー」と言いながらすれ違っていきました。

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こちらが三乱の流れ。奥入瀬の数ある見所の一つです。実は奥入瀬をすべて歩く人は少なく、車か観光バスに乗って見所の近くだけ歩いて散策するのが一般的なんだそうです。

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石ヶ戸まで引き返し、十和田湖畔の子ノ口まで歩きます。

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流れが急だったり緩やかだったり、奥入瀬は様々な表情を見せてくれます。

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残念ながら、ここ数日の雨で紅葉はかなり散ってしまっています。

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流れが急です。

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渓流を眺めつつ歩きます。

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場所によっては紅葉がまだ残っています。

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この辺はたしか阿修羅の流れと言ったはず。

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雲井の滝。奥入瀬にはいくつもの滝があります。

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確かこれは白布の滝。

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歩き始めて1時間以上経過。まだまだこれからです。

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このあたりは遊歩道がきちんと整備されています。

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シャッタースピードをいじってみました。

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再び流れが緩やかになります。

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綺麗な赤を見つけました。

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新緑の頃に来てみたいものです。

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ひたすら歩きます。

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この辺りはまっすぐ川が流れています。

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白糸の滝。

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不老の滝。

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十和田湖に近づくにつれ、木々が色づいてきました。

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橋の上から。

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九段の滝。

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歩き始めて2時間経過。

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銚子大滝。この滝が十和田湖への魚の遡上を阻んでいます。

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3時間経過。もうすぐ終わりです。

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水門。奥入瀬渓谷はここで終わりです。靴が泥だらけになりました。

次回、十和田・竜飛編に続きます。