交渉決裂!シコースキーがロッテ退団へ

シコースキーとの残留交渉が決裂したとのこと。18日から国内他球団との交渉を始めるようです。
うーん理由がちょっとわかりません。来年36歳とは言え、現時点では計算できる右の中継ぎであるはず。
公表されていない故障があるのでしょうか。今年は短期の離脱や出るべき場面で出てこないことがちょくちょくありましたから。そうでも考えないと説明がつかないですね。来年の成績が一つの目安です。セラフィニの例もありますが、もし活躍すればそれはフロントがアホということです。
このような形での退団は非常に残念です。しかし決まってしまった以上仕方ありませんから、若手の奮起に期待しましょう。


その一方で、キム・テギュンの入団が正式に決まりました。

金泰均がロッテ入団会見「井口に学ぶ」

 ロッテに入団した韓国の大砲、金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が井口資仁内野手(34)に弟子入り志願した。16日、千葉市内のホテルで入団会見し「井口さんを目標にしている。井口さんがダイエーにいた時から好きで、韓国の雑誌で特集されていた技術面や精神面の持ち方を参考にしてきた」と話した。同じ右のパワーヒッターで、本塁打も打率も残せる技術を習得したい考えだ。

 あこがれの人との対面は、15日夜に早くも実現した。都内のすし店で会食し「慌てずゆっくり準備すれば大丈夫、と言われた」と笑顔で話した。井口が毎年1月に沖縄・名護で行っている自主トレにも参加を熱望した。「井口さんから誘いがあったので、行く予定です。早めに日本に戻ってきたい」と、来春キャンプ前から一挙手一投足を吸収するつもりだ。


マリーンズ公式の動画で入団会見を見ることができます。最初の挨拶は日本語ですね。なんだか打ってくれそうで好感が持てます。


ここで一つ問題が。
ギュン様の背番号は韓国でつけていた52となりましたが、ロッテの52番は四国のバースこと塀内久雄です。番号を譲り渡す形となったHISAOは、新たな番号として16を選びました。残念ながら今のところ背番号変更会見の動画はないようです。

HISAOが背番号16。

野手としては珍しい番号です。しかしプロ野球の歴史を紐解くと、かつて打撃の神様と呼ばれた川上哲治が背番号16でした。HISAOも何かの神様となるのでしょうか。

あとは阪神のどんでんこと岡田彰布が16番です。
思い出しますね、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発を。
阪神ファンが3連発の記憶だけで暗黒の90年代を耐え抜いたように、我々ロッテファンも2005年の記憶を頼りに2010年代を耐え・・・。
よしましょう。不吉なことを考えるのは。
四国のバースが四国の岡田になるのも一興です。やがて監督となり「ぐふふ、そらそうよ」と話すようになるのでしょうか。

そしてAKB48の倉持明日香の父親にして、辛口解説者でもおなじみの倉持明師も引退前年のヤクルト在籍時に16番をつけていました。
これもまたなにかの縁でしょう。引退後チバテレビの解説者となったHISAOがどんな辛口解説を聞かせてくれるのか非常に楽しみです。


また、比較的外国人選手がよくこの番号をつけています。
思い出すのがヤクルトのアイケルバーガー。

アイケルバーガーは89年に入団。4月9日の巨人戦、同点で迎えた9回裏に初登板しますが、四球とフィルダースチョイスで無死満塁とすると、原の打席でサヨナラ暴投をかまして負け投手に。この時点で「防御率無限大」という快挙を達成しました。その後も出ると打たれるの繰り返しで5月に解雇されるのですが、その名前のインパクトとあまりのダメッぷりは当時の野球ファンに強烈な印象を与えました。ワンクールのレギュラーより1回の伝説。まさに江頭2:50のような選手です。HISAOもまたなにかの伝説を残すのでしょうか。

そしてなんといっても近鉄のブライアントです。
三振かホームランかを地で行くブライアントにパリーグファンは震え上がりました。そういえばHISAOとブライアントには三振が多いという共通点がありますね。四国のバースから四国のブライアントになるのでしょうか。

ともあれ、背番号がだいぶ若くなりました。来季の年俸は20%アップの1460万。15%ダウンで1420万のMASATOを抜いています。これはきっと首脳陣の期待の表れ。すっかり輝きが失せてしまった今江を抜き去るような活躍を見せてほしいですね。


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