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12月に沖縄へ行ってきました。
今回の旅行は飛行機代がダタ!マリーンズの試合を観戦するためにANAを使って飛び回りましたから、出張族でもないのにマイルが貯まっているのです。しかも沖縄は通常シーズンなら15000マイル、ハイシーズンなら21000マイルもかかりますが、シーズンオフの12月なら14000マイルで往復できてしまいます。これは行くしかないでしょう。



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というわけで沖縄にやってきました。今回の旅の目的は沖縄県にある唯一の私鉄、ゆいレールに乗ることです。
戦前の沖縄には鉄道が走っていましたが、太平洋戦争中に米軍によって破壊されてしまいました。戦後アメリカの統治下に置かれた沖縄は道路整備が優先され、鉄道は復旧されることなく、そのまま消滅したのです。
しかし、那覇市周辺での交通渋滞が深刻化すると、その対策として1972年にモノレールの導入が計画されました。そして紆余曲折を経た後2003年に那覇空港〜首里間が開業しました。

ゆいレールのホームページには利用方法が詳しく書かれています。日ごろ鉄道を利用する人間にとっては当たり前の話ばかりですが、バス以外の公共交通機関がなかった沖縄では乗り方を知らない人も多いのでしょう。

ゆいレール ご利用ガイド

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ゆいレールは約10分間隔で運行されています。乗ってしまえば街中を走る普通のモノレールです。ただ次の駅を案内する車内放送では沖縄民謡調のオルゴールが流れました。

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首里に到着。これで日本の私鉄完全乗車に向けまた一歩前進です。この駅から歩いて15分で首里城に行けますが、特に見る予定はないのでそのまま引き返しました。

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バスで名護に向かいます。高速に入らない一般路線ですので、終点まで2時間40分の長旅です。

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海沿いの国道を北上します。南国らしい景色が広がってきました。

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終点名護が近づいてきました。

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名護バスターミナルに到着。広い敷地には何十台ものバスが停まっていました。

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ホテルにチェックイン。窓から海が見えました。

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名護からバスで東村役場へ。東村は沖縄本島の北東部にあり、要するに反対側の海岸沿いです。終点には何もなく、バスはすぐに引き返します。バスの運転手に「こんな所に何しにきたの?ドライブ?」と聞かれました。

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沖縄のバスは前乗り前降りです。このバスはどこかの中古ですが、使わない後ろ扉をふさいでしまい、座席が設置されていました。

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夜は沖縄そばです。「宮里そば」で3枚肉そばを食べましたがオーソドックスな味で惜しいですね。名護ではよく知られたお店らしいです。

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翌朝は朝6時に名護を出てまたもや反対側の海岸沿いにある小さな集落、高江に向かいました。朝6時はまだ漆黒の闇。何も見えない、人家すらない道を行くこと1時間。高江に到着です。

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時刻は朝7時。まだ暗いです。

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終点のバス停は高江共同店の敷地内にありました。共同店とはその地域に住む人たちがお金を出し合って食品や日用品などを仕入れている売店で、沖縄の各地に存在します。もちろん地元民のみならず余所者でも買い物できます。


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ここには1日3本しかバスがやってきません。

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トイレにこんな張り紙が・・・。

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山羊乳のアイス、どんな味なのでしょう。

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高江から名護に戻ります。バスは海沿いを走った後、島を横断する山道に入ってきます。

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ホテルに戻って朝食を食べ、沖縄本島の北端を目指します。まずはバスで辺士名(へんとな)へ。綺麗な砂浜が広がっています。

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バスは海沿いを走ります。名護〜辺土名間は人口の割りに1時間に1本とかなり多い本数で運転されています。

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辺土名ターミナルに到着。ターミナルと言っても単なる駐車場です。ここから国頭村営バスに乗り換えて沖縄本島最北端の集落、奥に向かう予定です

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時間があるので辺土名の集落をぶらぶらします。

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辺土名の浜。

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バスの時間が来るまで浜辺でぼーっとしていました。

次回 奥集落と辺戸岬編に続きます。