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フィンランド&エストニア旅行記の20回目です。
エストニア国立男声合唱団の演奏を堪能し、夜のタリンの街を歩きます。


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カフェで時間をつぶすうちに夕方になりました。
19時からはエストニア国立男声合唱団の演奏会です

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会場となる聖ヨハネ教会。旧市街への入り口となるワバドゥセ広場に建っています。比較的新しいようですね。
教会の周りではこれから歌う合唱団のメンバーが談笑していました。

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エストニア劇場のチケットオフィスで引き換えたチケットを見せ、中に入ります。

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開演時間が近づくにつれ、教会に聴衆が集まってきました。大体200人ぐらいでしょうか。中高年が多いようです。日本人はいません。
今回の曲はギリシャ聖歌。指揮者のAchilleas G.Chaldaiakisはアテネの聖歌隊で指揮者を務める ビザンチン音楽学の大家らしいです。

エストニア国立男声合唱団の演奏は圧巻の一言でした。
天井が高い教会ですから声が良く響きます。重厚なベースラインに柔らかなテノール。途中で指揮者が観客の方を向いて独唱する場面もありました。
聖歌なのでハモリがあまり聴けないのは残念ですが、教会でプロが歌う聖歌を聴くのも贅沢な経験です。厳かで美しい歌声に聞き入るうち、1時間少々の演奏時間はあっというまに過ぎてしまいました。

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演奏会が終わり、聖ヨハネ教会を出ました。時刻は20時過ぎ。ちょうど夕食の時間です。
昼間見学した聖ニコラス教会の尖塔が闇に浮かび上がっています。

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夜の街を歩きます。

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なにやらにぎやかな一角があります。

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ラエコヤ広場に戻ってきました。オープンテラスでは酒を飲みながら談笑する観光客でにぎわっています。
さて、どこでご飯を食べましょうか。

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ご飯よりも酒が飲みたいということで、ビア・ハウスというドイツ料理のビアレストランに入りました。
自家製の生ビールが飲めるということで、昼間通ってチェックした店です。
店に入ると「レストランなら本格的な料理をお出しできますが、どうしますか?」と聞かれました。
お酒メインのビアホールと料理メインのレストランに分かれているようです。我々はお酒が飲みたいのでビアホールに入りました。

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店に入るとミニスカートで胸元が広く開いた民族衣装のウェイトレスが忙しそうに動き回り、ビアホールではバンドが60~70年代のアメリカで流行った曲を演奏していました。
テーブルではアメリカ人と思しき集団が楽しそうにエーデルワイスなどを歌っています。
我々はまずはビールを頼み、ピザやチーズの揚げ物、海老のニンニク炒めなどを頼みました。
ビールは自家製だけあって大変おいしく、料理も特に海老のニンニク炒めが美味しかったです。

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しかし、ミニスカートで胸元が広く開いた民族衣装のウェイトレスはレストランにしか行かず、ビアホールにやってくるのはごついおっさんウェイターばかり。それがちょっと残念です。

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22時過ぎ。すっかり気持ちよくなってビアハウスを出たら、雨が降っていました。

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雨のせいか人通りはまばらです。

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傘を差していない人もいます。

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曲がり角に出ました。

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ライ通りの市立劇場を北へ

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細い路地に入ります。

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聖オレフ教会の高い尖塔がライトアップされています。

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ピック通りに出ました。ホテルまではもうすぐです。

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聖オレフ教会の裏手を通ります。

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石畳に跳ねる雨の音だけが響いています。街の明かりが幻想的で、夢の中にいるかのようでした。

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中世の建物「三人姉妹の前に出ました。

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この道を行けば「メリトン・オールドタウン・ホテル」です。
ホテルの部屋に戻り、明日に備えてすぐ寝ることにしました。
明日はいよいよエストニアの鉄道に乗車します。


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