オリックス 9 - 1 マリーンズ

今日からマリンでオリックスとの3連戦。なんとオリックスはセギノールがスタメンです。
アメリカ独立リーグから急遽獲得したとのこと。2m100kgですよ。いいですねぇ。でかいですねぇ。
応援歌はブーマーと日ハム時代のものを交互に流してました。

さて、先発は木佐貫と吉見。
マリーンズは2回裏に大松のソロホームランで先制しますが、3回以降は木佐貫に抑えられ、得点することができません。。
一方マリーンズ先発の吉見は1回、2回と完璧な立ち上がりを見せますが、3回に連打を食らい、荒金の2点タイムリーとカブレラのタイムリーで3−1。あっさりと逆転を許してしまいます。
さらに5回表にはショートゴロを捕球した西岡が1塁に悪送球をかまして出塁を許すと、これをきっかけに吉見が崩れ、荒金のタイムリーとT-岡田のタイムリーで5−1。さらに点差が開きます。
荒金久雄は今日3安打3打点の大活躍。あちらの久雄はいいですね。こちらの久雄もがんばってもらわないといけません。

そして7回と8回には3番手服部が炎上して3失点、9−1と大差がついてしまいます。
なんとか追いつきたいマリーンズは何度かチャンスを作るのですが、木佐貫の速球とフォークのコンビネーションにやられて3回以降0行進。そして9回には調整登板の守護神岸田に軽くひねられて試合終了。大差での敗戦となりました。

今日は木佐貫にやられました。木佐貫は最初のマリーンズでは8失点KOできたものの、2戦目以降は修正され、ここまで3連勝を許しています。どうして木佐貫が打てないんでしょう。もうちょっと工夫できるような気がします。

吉見はチキンハートなのか、一度連打を浴びだすと止まりませんね。
ただ、初芝神がおっしゃるには、「吉見は序盤調子がよすぎて自分のピッチングを見失った」とのこと。吉見は「自分のピッチングをもう一度思い出してほしい」という神のお言葉をきちんと受け止め、悔い改めた上で次回の登板に臨んでほしいです。

うーん残念な敗戦です。そしてそれ以上に残念なニュースが入ってきました。

ロッテ、唐川骨折で新助っ投緊急補強へ! (サンスポ)

ロッテが新外国人投手を緊急補強することが21日、分かった。右手中指骨折でリハビリ中の唐川侑己投手(20)の復帰が、当初予定の球宴明けから大幅に遅れることが判明。石川晃球団副代表(49)が7月上旬に渡米。リストアップした投手を現地でチェック、“後半戦の救世主”を連れて帰る。

 唐川は5月13日の横浜戦(横浜)で打球が右手を直撃、中指を骨折し全治1カ月と診断された。球宴明けの復帰を目指してきたが、現在も痛みが取れずキャッチボールも再開できない状況。球団関係者は「8月下旬に戻れればいい方」と長期化を覚悟している。

 現在2位のロッテだが、12球団1位のチーム打率・285を誇る打線に支えられてのもの。チーム防御率はリーグ4位。先発要員で計算できるのは成瀬とマーフィーだけ。渡辺俊は5月18日に4勝目を挙げたのが最後、大嶺にいたっては4月14日に2勝目を挙げて以来、6度の先発で白星ナシだ。

 これに加えて唐川の長期離脱が判明。石川副代表が「唐川が今季中には復帰できないという最悪のケースも考えて」と、来月上旬に自ら渡米。新外国人投手の補強に乗り出すことになった。

 「映像を確認して、先発型の投手を4人ぐらいリストアップしている。後は現地で実際に見て決めたい」と石川副代表。開幕6連勝中のマーフィーを発掘した眼力で、これから激化必至の優勝争いに備える。



うわぁ・・・唐川骨折で長期離脱ですか。これはもう緊急補強や!
石川副代表には任せておけません。そもそもマーフィーはテスト入団ですし、活躍できたのは西本コーチの指導の賜物です。

私としては、やっぱり面白いピッチャーがほしいです。
例えばチャップマン。2009年のWBCで話題になったキューバ代表の160キロ左腕です。
キューバからアンドラに亡命後、2010年1月に6年27億の大型契約でシンシナティ・レッズに入団したのですが、最近まったく名前を聞きません。
どうしたのかと調べてみたら、なんとマイナーリーグでくすぶっていました。これはもったいない!

Aroldis Chapman  3Aルイスビル・バッツに所属

6月22日現在で13試合に登板し5勝5敗、防御率4.11。65回2/3を投げて被安打60、自責点30、40四死球、76奪三振です。
メジャーに上がれない理由はノーコンと調子の波の激しさでしょう。良い時は三振を取りまくるのですが、駄目な時はメタメタ。2回を投げて7失点、被安打6、四死球6なんて試合もありました。

このままじゃマイナーでくすぶって終わってしまいます。チャップマンのためにも日本式の投球術を学ばせるべきではないでしょうか。幸いマリーンズにはジャスティンミラーをメジャーで通用するまでに育て上げた実績があります。マリーンズならチャップマンをカリブの園川にすることぐらい簡単でしょう。
契約する金が無い?ロッテを世界で何番目の企業だと思ってるんだ!

まあ半年ぐらいレンタルできればいいんですけどね。レンタル、もしくは山本昌のような野球留学のシステムがあれば・・・。

あとは2006年のWBCキューバ代表で12回2/3を投げて無失点、1勝2セーブと好投したヤデル・マルティが2008年冬にアメリカに亡命したものの、現在メキシカンリーグでくすぶっています。

Yadel Marti Rojos del Aguila de Veracruz所属

3試合に投げて1勝2敗。防御率4.97とあまりよくありません。近年は先発、リリーフなど一定しない便利屋的起用とケガの影響ですっかり自分のピッチングを見失ってしまったらしいです。まだ30歳ですし、再生できれば面白い存在になるでしょう。日本球界は亡命キューバ人の獲得に消極的ですが、マリーンズはすでに亡命キューバ人のムニスがいますから大丈夫です。

あとはやっぱりバッターですよ。
チーム全体が沈みかかってます。何度も言うようですが起爆剤が必要です。
西武をみてください。

西武 フェルナンデスを再獲得へ(スポニチ)

西武は昨年までオリックスでプレーしていたホセ・フェルナンデス内野手(35)の獲得を目指すことが21日分かった。今週中にも右ひじ手術を受ける中村が復帰まで約2カ月を要することから、渡辺監督は「(フェルナンデスの)調査はしていると思うよ」と話した。

 同内野手は今季はメキシカンリーグのキンタナローに所属し、打率3割を超える成績。西武に在籍した04年からの2年間で59本塁打を放っている。


おかわりの離脱で緊急補強。

強いチームは常に補強を怠らないのです。
強いチームは常に補強を怠らないのです。
大事なことなので2度言いました。

強いチームだけじゃありません。
横浜も動きました。

横浜 3割20本塁打の巨漢助っ人と契約 (スポニチ)

横浜は22日、テスト生として練習に参加させていたブレット・ハーパー内野手(28)=193センチ、112キロ、右投げ左打ち=との契約合意を発表した。背番号は42。契約は今季終了までで、来季は球団が選択権を持つ。25日に入団会見を行う。

 ハーパーは米大リーグでメジャー経験がなく、2008年には3Aで123試合に出場、打率3割1分5厘、20本塁打を記録した。当面は2軍で調整する見込み。



出た!巨漢!
2メートル100キロですよ。その数字には夢がある!
弱いチームだって補強を怠らないのです。

ロッテも負けるわけにはいきません。
補強です。補強あるのみです。

今は里崎が調子を上げていますが、サブローは足を痛め、荻野は離脱。金泰均が太ももの裏を痛め、今江が腰を痛め、福浦も腰痛もち。けが人だらけです。
なので、ファーストと外野、そしてサードが守れる外人を補強すべきなのです。
もちろん、この人しかいません。

Valentino Pascucci

現在.220、ホームラン7本ですが、打率なんて飾りです。重要なのはホームランです。
28試合で7本ですから4試合に1本は打ってくれるのです。しかも18日の試合では4打数3安打3本塁打。こういう爆発力こそが今のマリーンズに必要なんです。きっと夢と希望を与えてくれます。

パスクチじゃなくても、2メートル100キロで、当たれば富津岬まで飛ばせる怪力の持ち主を獲得するべきです。
一度バットを振れば、みんなが場外ホームランの夢を見られるような、そんな外人がいいです。
ムニスのスイングには夢が無いんですよ。もっと夢と希望に溢れた外人を獲得してほしい。

仮に活躍できず、夢のままで終わってもいいじゃないですか。
プロ野球選手の仕事は、ファンに夢を与えることなんですから。


ニッカン式スコア
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