
去年の7月知床に行きました。
知床旅行記 第2回 知床編
知床旅行記 第3回 網走監獄編
天気には恵まれませんでしたが、知床五湖やカムイワッカの滝。雄大な自然に触れることができました。
しかし、一番の目的であった知床岬へのクルージングは天候不良のため全便欠航。
ここまできて船に乗れないとは・・・。再訪を誓い、泣く泣く帰路に着きました。
そして今年、リベンジの機会がやってきました。
札幌ドームでの野球観戦のついでに、知床まで足を延ばせばいいのです。
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6月25日。
成瀬炎上してマリーンズ敗戦。その余韻に浸るまもなく、私は札幌のテレビ塔の近くにある北海道中央バスのターミナルに向かいました。知床観光の拠点、ウトロに向かう夜行バス「イーグル号」に乗るためです。
札幌発23:15。ウトロ着6:25。料金は8,000円です。座席は7割ほど埋まっていました。
私にとって夜行バスで眠るのは至難の業です。
とりあえず目をつぶって、寝たのか寝ないのか良く分からないうちに夜が開けました。
朝5時前から東藻琴や小清水町と言った停留所に止まり、客を降ろします。舎利バスターミナルでは半分以上の客が降りました。ウトロまで行く客は少数派ですね。
そしてウトロには6時半ごろに到着。ここからウトロ温泉の各ホテルを回ります。私は最初の知床グランドホテル前で降りました。
実は、この夜行バスには特典があります。現地到着後にウトロ温泉の各ホテルで2500円払えば、温泉と朝食がついてくるのです。温泉ですから大浴場に露天風呂ですよ。これは贅沢だ!
中央バスのホームページには7時からとありましたが、7時前でも大丈夫でした。
1時間ほどゆっくりと温泉を満喫し、8時過ぎからホテルの朝食を食べました。バイキング形式なので朝からもりもりと腹ごしらえです。
知床岬への船は10時。大型の観光船の他、数社がクルーザーを運航しています。途中で引き返すコースもあり、便数もそちらが多いのですが、せっかく来たからには往復3時間かけて最果ての知床岬に行かなければなりません。午前午後1便ずつ運航し、だいたいどこの会社も同じ時間に出航します。私は外のデッキが一番広いドルフィンのクルーザーを申し込みました。前日高波で欠航となったせいか、30人乗りのクルーザーは満席だそうです。

事務所からぞろぞろ歩いて港へ。クルーザーに乗船します。

さあ出航。まずはフレペの滝を眺めます。昨年は崖の上から眺めましたが、霧のためまったく見えませんでした。

クルーザーは大型船では入れない入り江の奥深くまで入ってくれます。知床岬に行くなら絶対にクルーザーですよ。

海の色がコバルトブルーなのは山から流れてくる硫黄入りの水の影響らしいです。

このような景色の中を進みます。

象のように見える岩。

遠くに知床連山が見えます。

他の会社のクルーザーが疾走していました。

こちらは漁船。知床の海は良質の漁場なんだそうです。ところどころ定置網が仕掛けられており、観光船はその都度迂回します。

岩の突端が斜めになっています。落ちそうです。

時折なだらかな海岸線が姿を現します。

カムイワッカの滝。眼前にそびえる硫黄山から硫黄を含むお湯が流れてきます。水の色が違うのは硫黄のせいです。

日本軍によって作られた、硫黄を採取する施設の残骸。

これも滝。知床の海には、沢山の滝が流れ落ちています。

遠くに橋が見えます。

この橋は知床第二大橋(硫黄山橋)。知床五湖からカムイワッカの滝を経由し知床大橋に至る北海道道93号知床公園線のさらに先、知床大橋からルシャの海岸まで通じる知床林道の橋です。現在ヒグマが出没するためカムイワッカの滝より先は一般人立ち入り禁止。こうして海から眺めるしかない、幻の橋です。

ルシャ川の河口に広がる数少ない海岸。ルシャ湾に到着。「ルシャ」はアイヌ語で「浜へ降りていく道」という意味だそうで、秋になると大漁のサケやマスが遡上してきます。また、そのサケやマスを求めてヒグマが良く顔を出す場所でもあります。写真の建物は漁のための番屋です。

クルーザーの運転手が「おっ、熊がいましたよ」とアナウンス。エンジンの出力を落とし、海岸に寄ります。

小さなヒグマが海岸で草を食んでいました。

知床の海には漁師のための番屋がいくつかあります。ヒグマと隣り合わせの、危険な場所です。

こちらの番屋は背後の滝で発電しているそうです。

知床岬まであと少し。

タコ岩。不思議な形です。

カシュニの滝。海に向かって直接落ちる滝は珍しいそうです。

別の会社の船とすれ違いました。

知床岬の番屋。ここには大き目の船が接岸できる岸壁があり、海が荒れた場合の緊急避難港としての役割も果たすそうです。

知床岬の灯台が見えてきました。

知床岬。ここが最果てです。

遠くにうっすらと国後島が見えます。「あと30分ほど進むとロシアの船に拿捕されますよ」とクルーザーの運転手。

大型の観光船がやってきました。

帰りは海岸線からやや離れて引き返します。こちらは観音岩。

確かに観音様のように見えます。自然にこんなものができるなんて、不思議ですね。

カムイワッカの滝を遠くから。

知床連山を遠くから。

知床岬へのクルージングを堪能した私は斜里へ戻りました。この付近は希望の丘と呼ばれています。どこまでも続く道が気持ちいいです。

翌日は鈍行列車を乗り継いで稚内へ。

稚内の駅前は再開発中です。

ノシャップ岬。遠くには利尻富士が見えました。
いやー知床まで行ったらクルージングは外せないでしょう。最高でした。
皆様にもぜひお勧めしたい観光スポットです。
成瀬炎上してマリーンズ敗戦。その余韻に浸るまもなく、私は札幌のテレビ塔の近くにある北海道中央バスのターミナルに向かいました。知床観光の拠点、ウトロに向かう夜行バス「イーグル号」に乗るためです。
札幌発23:15。ウトロ着6:25。料金は8,000円です。座席は7割ほど埋まっていました。
私にとって夜行バスで眠るのは至難の業です。
とりあえず目をつぶって、寝たのか寝ないのか良く分からないうちに夜が開けました。
朝5時前から東藻琴や小清水町と言った停留所に止まり、客を降ろします。舎利バスターミナルでは半分以上の客が降りました。ウトロまで行く客は少数派ですね。
そしてウトロには6時半ごろに到着。ここからウトロ温泉の各ホテルを回ります。私は最初の知床グランドホテル前で降りました。
実は、この夜行バスには特典があります。現地到着後にウトロ温泉の各ホテルで2500円払えば、温泉と朝食がついてくるのです。温泉ですから大浴場に露天風呂ですよ。これは贅沢だ!
中央バスのホームページには7時からとありましたが、7時前でも大丈夫でした。
1時間ほどゆっくりと温泉を満喫し、8時過ぎからホテルの朝食を食べました。バイキング形式なので朝からもりもりと腹ごしらえです。
知床岬への船は10時。大型の観光船の他、数社がクルーザーを運航しています。途中で引き返すコースもあり、便数もそちらが多いのですが、せっかく来たからには往復3時間かけて最果ての知床岬に行かなければなりません。午前午後1便ずつ運航し、だいたいどこの会社も同じ時間に出航します。私は外のデッキが一番広いドルフィンのクルーザーを申し込みました。前日高波で欠航となったせいか、30人乗りのクルーザーは満席だそうです。

事務所からぞろぞろ歩いて港へ。クルーザーに乗船します。

さあ出航。まずはフレペの滝を眺めます。昨年は崖の上から眺めましたが、霧のためまったく見えませんでした。

クルーザーは大型船では入れない入り江の奥深くまで入ってくれます。知床岬に行くなら絶対にクルーザーですよ。

海の色がコバルトブルーなのは山から流れてくる硫黄入りの水の影響らしいです。

このような景色の中を進みます。

象のように見える岩。

遠くに知床連山が見えます。

他の会社のクルーザーが疾走していました。

こちらは漁船。知床の海は良質の漁場なんだそうです。ところどころ定置網が仕掛けられており、観光船はその都度迂回します。

岩の突端が斜めになっています。落ちそうです。

時折なだらかな海岸線が姿を現します。

カムイワッカの滝。眼前にそびえる硫黄山から硫黄を含むお湯が流れてきます。水の色が違うのは硫黄のせいです。

日本軍によって作られた、硫黄を採取する施設の残骸。

これも滝。知床の海には、沢山の滝が流れ落ちています。

遠くに橋が見えます。

この橋は知床第二大橋(硫黄山橋)。知床五湖からカムイワッカの滝を経由し知床大橋に至る北海道道93号知床公園線のさらに先、知床大橋からルシャの海岸まで通じる知床林道の橋です。現在ヒグマが出没するためカムイワッカの滝より先は一般人立ち入り禁止。こうして海から眺めるしかない、幻の橋です。

ルシャ川の河口に広がる数少ない海岸。ルシャ湾に到着。「ルシャ」はアイヌ語で「浜へ降りていく道」という意味だそうで、秋になると大漁のサケやマスが遡上してきます。また、そのサケやマスを求めてヒグマが良く顔を出す場所でもあります。写真の建物は漁のための番屋です。

クルーザーの運転手が「おっ、熊がいましたよ」とアナウンス。エンジンの出力を落とし、海岸に寄ります。

小さなヒグマが海岸で草を食んでいました。

知床の海には漁師のための番屋がいくつかあります。ヒグマと隣り合わせの、危険な場所です。

こちらの番屋は背後の滝で発電しているそうです。

知床岬まであと少し。

タコ岩。不思議な形です。

カシュニの滝。海に向かって直接落ちる滝は珍しいそうです。

別の会社の船とすれ違いました。

知床岬の番屋。ここには大き目の船が接岸できる岸壁があり、海が荒れた場合の緊急避難港としての役割も果たすそうです。

知床岬の灯台が見えてきました。

知床岬。ここが最果てです。

遠くにうっすらと国後島が見えます。「あと30分ほど進むとロシアの船に拿捕されますよ」とクルーザーの運転手。

大型の観光船がやってきました。

帰りは海岸線からやや離れて引き返します。こちらは観音岩。

確かに観音様のように見えます。自然にこんなものができるなんて、不思議ですね。

カムイワッカの滝を遠くから。

知床連山を遠くから。

知床岬へのクルージングを堪能した私は斜里へ戻りました。この付近は希望の丘と呼ばれています。どこまでも続く道が気持ちいいです。

翌日は鈍行列車を乗り継いで稚内へ。

稚内の駅前は再開発中です。

ノシャップ岬。遠くには利尻富士が見えました。
いやー知床まで行ったらクルージングは外せないでしょう。最高でした。
皆様にもぜひお勧めしたい観光スポットです。
いやいや、素晴らしいですね!知床。
なかなか迫力あり、癒される風景ですね。
素敵な写真をありがとうございます。
ぜひとも行ってみたくなりました。
私は北海道すら1度だけしか行ったことありません・・・。
九州と四国にいたっては未上陸です。
初めての場所で新しい風景を見て感性を磨きたいです。