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オリックス 4 − 5 マリーンズ

レギュラーシーズン最終戦。
勝つか引き分ければ3位。負ければ4位。チケットの発売は昨日だったにもかかわらず、2万9千人以上の観客が入りました。
しかし、そんな大一番の先発をまかされた成瀬は、どうにも固くなっていたようです。

1回表。
成瀬は先頭の坂口にいきなりツーベースを打たれると、送りバントと四球で1死1,3塁。ここでT岡田と北川にタイムリーを打たれ2点を失ってしまいます。頼むよ成瀬・・・。

しかし、勝利への強い意志でひとつになったマリーンズナインはたちまち奮起。1回裏に即反撃します。
1死から清田が四球で出塁すると、続く井口の打球はショートゴロ。ゲッツーかと思いきやなんとバイナムが2塁悪送球をかましてくれました。これで1死2,3塁。このチャンスにまずサブローのショートゴロで1点を返すと、5番今江のツーランホームラン!見事2−3と逆転に成功しました。いやーバイナムさんがやらかさなかったらショーとゴロゲッツーでこの回無得点ですよ。バイナムさんのやさしさは北千住を駆け巡るで。

2回以降立ち直った成瀬は5回まで三者凡退に打ち取ります。
マリーンズは4回。ヒットで出塁した今岡を2塁に置いて、大松がセンターに抜けるヒットを放ちます。ここで今岡が鈍足を飛ばしてホームにヘッドスライディング。キャッチャーのタッチをかいくぐる実に上手いヘッスラでした。まさに気迫と技のコラボレーション。かつての栄光とプライドをかなぐり捨て、ただ勝利のために火の玉となった男の姿を見ました。大松のタイムリーで2−4。今岡は何度もガッツポーズをしながら、マリーンズナインの歓喜の輪に加わっていきました。

しかし7回表。成瀬は北川と一輝に連打を浴び1死1,3塁。ここで連夜の内登場となります。
内は代打の前田に犠牲フライを打たれ3−4の1点差に詰め寄られますが、続く代打の由田を見事三振に討ち取り同点のピンチを脱します。

回裏。先頭清田のショートゴロをまたもバイナムがファンブル。記録はヒットですがどう見てもエラーです。どうしても追加点がほしい場面で、4番のサブローがやってくれました。前進守備の頭を抜くライトオーバーのタイムリーツーベースで3−5。再び突き放ちます。サブローもまた渾身のガッツポーズ。そしてまたバイナムさんのおかげで点が入りました。バイナムさんの優しさは雄蛇ヶ池を埋め尽くすで。

8回は内がロッテキラー後藤にヒットを打たれながらも無失点。内はついに覚醒でしょうか。この終盤で明らかによくなっています。
8回裏は無得点に終わり、あとは9回表を抑えるだけ。マウンドには守護神コバヒロ、ではなく伊藤でした。

コバヒロは守護神陥落?まさか最終戦で配置転換?西村監督もギャンブラーです。
伊藤は明らかに球が上ずっており、先頭の一輝にいきなりスリーベースを打たれると、バイナムの内野ゴロでホームインされ4−5。1点差に詰め寄られてしまいます。
ですが、伊藤は背番号30を受け継ぐ男です。コバマサイズム。それは同点までなら救援成功。
ようやく伊藤が落ち着きを見せ、球が低めに決まります。前田を三振でツーアウト、そして最後はおとといあわやホームランの喜田をセカンドゴロに抑えて試合終了。見事、最終戦に勝利し3年ぶりのAクラス。CS進出を決めました。

よかった。本当によかった。
嬉しいと言うより、とにかくほっとしました。
思い返せば去年色々なことがありました。ありすぎました。それはファンの領分を越えるもので、ファンにとっては不幸な出来事でした。
自分は戦っていました。何と戦っていたのかはよくわかりませんが、たぶん、守りたかったのだと思います。マリーンズを。
去年のマリーンズは暴徒と化したフーリガンと晩節を汚したあの男のせいで滅茶苦茶になりました。
次期監督と噂された西村監督はフーリガンどもからあらぬ誹謗中傷を受けました。

そして2010年。破壊から再生へ。マリーンズを立て直すために、ファンも選手も一丸となって戦いました。
その結果が3位。一時は首位を走っていましたから、失速してしまったのは事実ですけど、これだけ怪我人が続出する中なんとか踏ん張り、ぎりぎりで3位に滑り込みました。怪我人の抜けた穴を若手やベテランの奮起で何とか埋めましたね。良くやってくれたと思います。

本当に感慨深いですよ。色々な思いがあふれ出して止まらない。全然眠れません。
でも、実際プレーしている選手はそれ以上に感慨深いでしょう。

的場直樹。ちょうど1年前の今日、ホークスから戦力外通告を受け、マリーンズに拾われた男。
その的場が、ブログに心境をつづっています。


今日は野球人生の中でも本当にしびれる試合でバント失敗したりチームに迷惑かけっぱなしだったのですが、何とかみんなのおかげで勝つことが出来ました

昨年の10月1日は僕がホークスから戦力外通告を受けた日で、家で今後、何をするか考えてたのを思いだします
まさか、同じ日にクライマックス進出が決まるなんて、こんな素晴らしい未来が待ってるなんて思ってもいませんでした
諦めず一生懸命頑張れば、いつか報われると思ってやってきました

本当にマリーンズに入団出来て、良かったです


荻野、西岡、今江、福浦、サブロー、金、マーフィー、成瀬、伊藤、古谷、コバヒロ、・・・。
彼らはもちろん、的場がいなかったらたぶんCSには行けなかったと思います。
おそらく里崎離脱の時点でシーズン終了だったはず。そりゃ打てませんけど、的場はチームの危機を救ってくれました。
マリーンズにきてくれて、ありがとう。

そして西村監督。ありがとう。
生え抜きの監督1年生がAクラスですよ。立派じゃありませんか。
それもバレンタイン以外じゃAクラスに入れないなんて言われながら。
確かに采配には首をかしげる場面もあります。今日だって8回に金泰均がヒットで出塁した後は代走岡田でピンチバンター塀内久雄でしょう。
でもまあ、誰もが納得する采配なんてありませんし、そもそも采配よりもチームをまとめることのほうが大事です。
少なくとも去年と違い、西村監督はチームをチームとしてまとめることには成功したのではないかと思います。だからこそのAクラスでしょう。

この一年間マリーンズを守り、応援し続けた皆さん。おめでとうございます。
よかった。マリーンズがそこにあってよかった。マリーンズファンでよかった。
今この時にマリーンズファンである自分はとても幸せだと思います。
今日はこの喜びをみんなで分かちあいましょう。

そして、9日からは西武ドームでクライマックスシリーズが待っています。
3位といってもそれはまだ道の途上。我々はまだ日本一になる権利を得たに過ぎません。
勝てばKY。負けてもともと。3位ですから怖いものなんかありません。
この混沌としたつまらない世の中に、ロッテ魂を見せつけてやりましょう。



ニッカン式スコア
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■ 10/3 写真を追加しました。

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