プロ野球界で最も栄誉ある賞、正力松太郎賞に西村監督が選ばれました。
正力賞に西村監督「ファンにもこういうこともあるんだと思わせた」(スポニチ)
ことしのプロ野球の発展に貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が15日、東京都内で開かれ、ロッテをパ・リーグ3位から日本一に導いた西村徳文監督(50)が選ばれた。選手時代を含めて初めての受賞。賞金は500万円。
ロッテからは前任のバレンタイン監督以来、5年ぶり。座長の王貞治氏は「フルに戦力を生かし、3位から勝ち上がって素晴らしい戦いをした。ファンにもこういうこともあるんだと思わせた」などと選考理由を説明。ロッテの主将を務め、206安打で首位打者になった西岡剛内野手も候補に挙がったが、満場一致で西村監督に決まった。
王氏のほか、杉下茂、中西太、山本浩二(以上野球解説者)、田口雅雄(野球ジャーナリスト)の4氏が選考委員を務めた。
西村監督 周囲に感謝「自分みたいな人間がいただいていいのかな」(スポニチ)
2年連続4位以下に沈んでいたロッテを、わずか1年で日本一にまで導いた。西村監督は正力賞について「最高の賞をいただいて光栄。1年目でいただけて、最高にうれしい」と目尻を下げた。
ロッテでは2005年にバレンタイン監督が受賞して以来の栄誉。ただ、強烈な個性を放った前任者と違い、西村監督は実直な人柄でチームをまとめてきた。この日も「自分みたいな人間がいただいていいのかなという実感」と恐縮しきり。さらに「一緒にやった仲間たちのおかげ」と周囲への感謝も忘れなかった。
勢いに乗って、史上初めてレギュラーシーズン3位から頂点を極めた。「野球界にとっていい結果を残せたかなと思う。スローガンの『和』を打ち出して、こういう結果を残せたのは満足している」と充実した表情を浮かべた。
だいたい毎年日本シリーズを制した監督に贈られるこの賞。
しかし今年は普段と異なる議論があったようです。
珍しい意見続出 ロッテファンに正力賞?(スポニチ)
西村監督の正力賞受賞は、リーグ3位から日本一に勝ち上がったことが大きな理由だ。王氏は「現行のルールの中でやったわけで、3位から頑張って日本一についた、頑張ったと評価されるべき」と話した。
委員からはほかに「ロッテ球団にあげてもいい」「統率の取れた応援団にもどうか」などの珍しい意見も出されたという。ともに受賞資格はないが、ファンも含め一丸となって上り詰めた様子が伝わったようだ。
ファンにも正力賞。
ちゃんと見てくれる人がいたんですね。
バレンタイン監督とMVPによって滅茶苦茶に破壊された2009年のマリーンズ。
9月27日に起きたあの恥ずべき事件を経て、マリーンズファンでいることを選択したファンたちはそれぞれが悩み、苦悩し、それでもチームを応援し、盛り上げるために努力してきました。
あの日からの苦労が、こんな形で報われるとは嬉しい限り。ファン冥利に尽きます。
そしてなんといっても応援団。今年のマリーンズを救ってくれたのは応援団長のジントシオですよ。
「マリーンズの応援はいったいどうなるんだ?」
「ライトスタンドは?」
応援に惹かれてマリーンズファンになった人たちは決して少なくありません。
その応援団が解散、消滅。熱狂的な応援で知られるようになったマリーンズだからこそ、応援団がどうなるのかは大きな問題でした。
ライトスタンドのファンが不安に苛まれた2010年初春。
オープン戦で颯爽と登場したジントシオは本当の意味での救世主でした。
全試合リードを取ってくれたジントシオ、そしてジントシオのサポートをしてくれた応援団員の皆様には、いくら感謝してもしきれません。
彼らこそ、正力松太郎賞の資格はあると思います。
ともあれ、2009年から始まった一連の騒動は、正力松太郎賞をもって終結した、と言えるでしょう。
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正力賞に西村監督「ファンにもこういうこともあるんだと思わせた」(スポニチ)
ことしのプロ野球の発展に貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が15日、東京都内で開かれ、ロッテをパ・リーグ3位から日本一に導いた西村徳文監督(50)が選ばれた。選手時代を含めて初めての受賞。賞金は500万円。
ロッテからは前任のバレンタイン監督以来、5年ぶり。座長の王貞治氏は「フルに戦力を生かし、3位から勝ち上がって素晴らしい戦いをした。ファンにもこういうこともあるんだと思わせた」などと選考理由を説明。ロッテの主将を務め、206安打で首位打者になった西岡剛内野手も候補に挙がったが、満場一致で西村監督に決まった。
王氏のほか、杉下茂、中西太、山本浩二(以上野球解説者)、田口雅雄(野球ジャーナリスト)の4氏が選考委員を務めた。
西村監督 周囲に感謝「自分みたいな人間がいただいていいのかな」(スポニチ)
2年連続4位以下に沈んでいたロッテを、わずか1年で日本一にまで導いた。西村監督は正力賞について「最高の賞をいただいて光栄。1年目でいただけて、最高にうれしい」と目尻を下げた。
ロッテでは2005年にバレンタイン監督が受賞して以来の栄誉。ただ、強烈な個性を放った前任者と違い、西村監督は実直な人柄でチームをまとめてきた。この日も「自分みたいな人間がいただいていいのかなという実感」と恐縮しきり。さらに「一緒にやった仲間たちのおかげ」と周囲への感謝も忘れなかった。
勢いに乗って、史上初めてレギュラーシーズン3位から頂点を極めた。「野球界にとっていい結果を残せたかなと思う。スローガンの『和』を打ち出して、こういう結果を残せたのは満足している」と充実した表情を浮かべた。
だいたい毎年日本シリーズを制した監督に贈られるこの賞。
しかし今年は普段と異なる議論があったようです。
珍しい意見続出 ロッテファンに正力賞?(スポニチ)
西村監督の正力賞受賞は、リーグ3位から日本一に勝ち上がったことが大きな理由だ。王氏は「現行のルールの中でやったわけで、3位から頑張って日本一についた、頑張ったと評価されるべき」と話した。
委員からはほかに「ロッテ球団にあげてもいい」「統率の取れた応援団にもどうか」などの珍しい意見も出されたという。ともに受賞資格はないが、ファンも含め一丸となって上り詰めた様子が伝わったようだ。
ファンにも正力賞。
ちゃんと見てくれる人がいたんですね。
バレンタイン監督とMVPによって滅茶苦茶に破壊された2009年のマリーンズ。
9月27日に起きたあの恥ずべき事件を経て、マリーンズファンでいることを選択したファンたちはそれぞれが悩み、苦悩し、それでもチームを応援し、盛り上げるために努力してきました。
あの日からの苦労が、こんな形で報われるとは嬉しい限り。ファン冥利に尽きます。
そしてなんといっても応援団。今年のマリーンズを救ってくれたのは応援団長のジントシオですよ。
「マリーンズの応援はいったいどうなるんだ?」
「ライトスタンドは?」
応援に惹かれてマリーンズファンになった人たちは決して少なくありません。
その応援団が解散、消滅。熱狂的な応援で知られるようになったマリーンズだからこそ、応援団がどうなるのかは大きな問題でした。
ライトスタンドのファンが不安に苛まれた2010年初春。
オープン戦で颯爽と登場したジントシオは本当の意味での救世主でした。
全試合リードを取ってくれたジントシオ、そしてジントシオのサポートをしてくれた応援団員の皆様には、いくら感謝してもしきれません。
彼らこそ、正力松太郎賞の資格はあると思います。
ともあれ、2009年から始まった一連の騒動は、正力松太郎賞をもって終結した、と言えるでしょう。
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